RoomClipユーザーがだいじにだいじに使い続ける愛用品を紹介する連載。今回は、木の温もりと趣を大切にした落ち着きあるインテリアづくりをされている、soranicoさんのお宅で活躍する「高山ウッドワークスのオーダーテーブル」をご紹介します。

今回教えてくれたユーザーさん♪

soranicoさん

2014年に古い一軒家をフルリノベーションしました。2LDKに家族4人と犬2匹で暮らしています。狭い家での快適な暮らしを模索中。北欧雑貨や植物、古いものが好きです。

ご紹介いただいた愛用品

ITEM高山ウッドワークスのオーダーテーブル

PRICE245,300円（税込）

SIZEW1800×D900×H700mm、天板厚28mm（ウォルーナット無垢材）、耳付き脚（オーク無垢材）　

1996年の設立以降、永く愛されるアイテムをつくり続けている飛騨高山の家具ブランド「高山ウッドワークス」のダイニングテーブルです。最高品質のウォールナットを使い、職人が丁寧に加工し仕上げた、無駄のないシンプルな佇まいは飽きをしりません。

販売サイトで商品を見る

美しくも可愛らしい、一生もののテーブル

soranicoさん宅は、穏やかにしんと落ち着いた中に、木の味わいと温もりが満ちる心地よい空間です。そんな空間の中心で、どっしりと、でもシンプルに佇むテーブルが今回ご紹介していただく愛用品。天然木ならではの緩やかな曲線やムラのある色合いが、なんとも言えない深い趣を醸し出すひと品ですね。まずは、お気に入りのポイントからお伺いしてみましょう。

soranicoさん

「無垢材の風合いが美しく、天板がウォールナット、脚がオークのツートンカラーになった、シンプルながらも可愛らしいデザインで気に入っています。経年変化が楽しめ、使うほどビンテージっぽい雰囲気になるところも素敵です。使用して約6年ですが、とても丈夫なので一生使えるテーブルだと思っています。」

暮らしに欠かせない、思い出を宿す家具

soranicoさん

「我が家はリビングにテーブルがないので、たいていのことはこのダイニングテーブルで行っています。あるときは料理の作業台になったり、仕事机になったり、子供の勉強机になることもあります。卓球台にして遊ぶことも（笑）　いろいろなことを受け止めながら、思い出を刻んでくれるテーブルです。」

なるほど、ゆったりとしたサイズ感と安定感があるので、本当に何をするにも頼りになりそうです。食事も書類も気持ちよく広げられて快適な印象です。卓球台になった光景も様になっています。ピンポン玉が気持ちよく跳ねる様子が自然と思い浮かびました。数多くのご家族の暮らしのシーンと笑顔が、このテーブルの周りには集まり、刻まれていくんですね♪

無垢材ならではの扱いの注意とお手入れ方法

soranicoさん

「無垢テーブル全般にいえることかもしれませんが、水滴や油分などのシミがつきやすいので、なるべくコースターやランチョンマットを使うようにしています。我が家は、不注意でホーロー鍋の蓋のあとがくっきりついてしまいました。ただ、今はそこまで気にせず、そういうのも含めて経年変化を楽しんでいます。

定期的に『木工用みつろうクリーム』というオイルを塗ってお手入れしています。そうするとシミもつきにくくなるような気が……。水拭きをしたりオイルを塗ると木目がくっきりでて、また雰囲気が変わるところも好きです。」

水分・油分のシミやあと残りは、無垢材ならではの注意点です。soranicoさんのように、敷物を活用した対策なら、テーブルセットを楽しみながらすることができます。また、定期的なオイルケアを繰り返す手間はきっと、愛着につながるでしょう。

でも、無垢材ゆえに残ったあとは、視点を変えれば『家族の思い出』であることも、soranicoさんのようにゆったりした気持ちで受け止められると、家具ともっと良い関係が築けそうです。

家族のようなテーブル

大切にケアをして育て、ついた傷や染みにも思い出を宿す無垢のテーブルは、まるでもうひとりの家族のようです。また、一生ものの道具は家具というよりも、家の一部のような存在かもしれません。

『暮らしに欠かすことのできないものだからこそ、こだわって良いものを。』こう考える方も多いと思います。ぜひ、soranicoさんの選んだ、シンプルだけれども多くを物語り、シンプルだから家族の日々にスッと溶け込むオーダーテーブル参考にしてみてください。無垢のテーブルは、その佇まいも唯一無二。それもまた、こだわる方にとって大きな魅力となるのではないでしょうか。

soranicoさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい！