「質感の味わいで魅せる、私らしさを育み楽しむキッチン」 by kuuuma24さん

「質感の味わいで魅せる、私らしさを育み楽しむキッチン」 by kuuuma24さん

RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。

今回は、すっと爽やかな透明感を漂わせるミックスインテリアで暮らしづくりを楽しまれているkuuuma24さん宅の、質感で魅せるオープンキッチンをご紹介していきます。キッチンづくりのコツや意識していることなど、たっぷりお伺いすることができました。

夫と息子(2歳)と私の3人家族です。2019年の5月にお家が完成しました。日本の古家具や北欧のヴィンテージものに興味があります。これから少しずつものを増やして、自分たちらしい空間づくりをしていきたいと思っています。

あたたかく、程よくクールな空間

kuuuma24さん宅のキッチンは、凛とした中に穏やかな木の趣が映える、絵になる空間です。オープンスタイルですが、しっかりとした腰壁があることで、手元や生活感が周囲のインテリアに干渉しないよう計算されています。全体的に丁寧な計画のもとつくり上げられた印象ですが、どのようなことにこだわり、工夫されたのでしょうか。まずはその辺りから教えてください。

kuuuma24さん

「テーマは『無機質と木が調和する、心地よいキッチン』です。モルタルやステンレスといった無機質な素材と、木製の棚やかごなどがうまく共存する空間を目指しました。無骨過ぎず、程よくあたたかみのある雰囲気がお気に入りです。」

無理のないオープンスタイル

LDKが一体になったkuuuma24さん宅のキッチンは、フルオープンの対面スタイルです。キッチン上部には吊戸棚や壁をつくらず、圧迫感なく伸びやかに周囲のインテリアとつながっているのが特徴です。一方で、背面の棚やカップボードの木の趣は、インテリアを盛り上げる味わいとなっています。手元や内側の収納のような、いわゆるキッチンの舞台裏は、高めの腰壁で凛とカバーされているのも◎。インテリア性と機能性をしっかりと兼ね備えた秀逸な空間です。

ここからは、さらに詳しく空間づくりの秘話やこだわりを掘り下げていきます。毎日立つ場所だから飽きのこない空間にしたい、自分らしく使えるように細部までこだわりたいけれど、予算もある……と希望や悩みがある方は特に必見です。

キーワード1 『味』を楽しむ、頑張り過ぎない空間づくり

kuuuma24さん

「我が家のキッチンはうつわ、水筒、薬箱など……色々なものが出しっぱなしです。ごちゃごちゃ見えるけど取り出しやすいし、しまいやすいのが特徴。生活感のない片付いたキッチンに憧れますが、頑張り過ぎず、ごちゃごちゃ感も『味』と捉えられるように工夫しています!

また、私は真新しいものより少しユーズド感のあるものに惹かれるんです。モルタルのひびや、傷のある古家具、節や割れのあるダイニングテーブルなどもキッチンにいい『味』をもたらしてくれているなと思います。」

キーワード2 古家具に合わせた、造作カップボード

kuuuma24さん

「カップボードは、ネットで購入していた古家具のガラス戸棚をぴったりはめ込めるようにオーダーしたものです。オークに着色して、落ち着きのある色にしてもらったことで、うまく古家具が溶け込んだかな?と思います。造作のカップボードは複雑になればなるほどお値段も張ってきます。こうして全てつくり込むのではなく、手持ちの棚と組み合わせ、コストダウンするのもひとつの手ではないでしょうか。」

キーワード3 飽きのこないステンレスキッチンと機能的な腰壁

kuuuma24さん

「飽きのこないステンレスキッチンを採用しています。また、常に片付けておける自信がなかったことと、油はねや水はねのことを考えて、手元が隠せるモルタルの腰壁をつけました。モルタルの腰壁は、ダイニング側から見てもインテリアのアクセントになるので、気に入っています。」

キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください

kuuuma24さん

「アドバイスと言うとおこがましいですが……、インテリアのテーマを決め過ぎず、好きなものを柔軟に組み合わせて『バラバラ感を楽しむ』のもおすすめです。私のキッチンは和と洋や、古いものと新しいものが混在していて、統一感はないかもしれません。器やダイニングチェアなども、セットではなくバラバラ。でも、ものの選択肢が広がって楽しいですよ!」

まとめ: 頑張るより、自分らしく楽しみたい

古いもの新しいもの、和と洋、そして無機質と有機質……kuuuma24さんのつくる空間には、色々なものが心地よく溶け合っています。方向性を明確に持つことももちろん素敵な空間づくりには必要なことです。でも、そうすることで頑張らなくてはいけなかったり、ストレスを感じたりするならば、本末転倒なのかもしれません。

もっと自由に、もっと自分らしく、好きなこと楽しいことを表現できたら、毎日がどんどんキラキラしそうだと思いませんか?何かひとつに決められなくてもいいんです。型にはまる必要もありません。kuuuma24さんのキッチンづくりは、自分らしさを味わいと感じられるように丁寧に育むことの大切さを教えてくれました。ぜひ、参考にしてみてください。


kuuuma24さんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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