「上質なシンプルスタイルで整えた、豊かな暮らしをくれる珪藻土と無垢の家」 by tamabaka1971さん

「上質なシンプルスタイルで整えた、豊かな暮らしをくれる珪藻土と無垢の家」 by tamabaka1971さん

RoomClipに登録された新しいユーザーさんの中から、毎回お一人をピックアップしてご紹介する本連載。今回は、天然素材の質感と風合いを味わうシンプルなインテリアづくりをされている、tamabaka1971さんとそのお宅をご紹介していきます。永く暮らしていくための工夫や、日々を充実させるギミックなど、お住まいに散りばめられた魅力の数々に迫っていきましょう。

今回ご紹介するのはこの方です!

共働きアラフィフ夫妻です。家づくりをするまで、まったくインテリアに興味がなかったのですが、地元の工務店さんに『珪藻土と無垢の家』を建てていただき、そこからインテリアにハマりました。

流行り廃りに影響されない、快適空間

開放感と質感でつくる、上質なシンプルさ

地元、青森でtamabaka1971さんご夫婦が暮らすのは吹き抜けのある3LDKの2階建てです。珪藻土と無垢材といった吸放湿性に優れた自然素材でつくられたお住まいは、高い気密性も相まってエアコン一台で全体を快適に保てるのだそう。インテリアは、自然素材の質感や風合いを存分に活かすことができ、ふたり暮らしにちょうど良いシンプルスタイルでまとめられていました。さっそくLDKから拝見していきましょう。

まず印象的だったのは、上は吹き抜け、正面には大きな掃き出し窓を擁するダイニングの抜群の開放感です。回遊性のある勝手の良い動線と、温もりや落ち着きを漂わせるインテリア性を兼ね備えた丸テーブルも素敵ですね。

ダイニング横のキッチンは、琺瑯の白く艶やかな質感の清潔感で満ちていました。L字型のレイアウトで、ゆったりとしているけれども、作業中の手元は小回りが利く利便性の高い空間です。シンク側からはリビングまで見渡せるので、洗い物をしながらテレビを見たり、会話を楽しんだりすることもできます。

暮らしを柔軟にする、ユーティリティースペース

続いてリビング側を見ていきましょう。2人掛けのレザーソファと無垢材、そして奥の畳でつくり出す、和と洋のコラボレーションが絶妙です。tamabaka1971さんのつくるシンプル空間は、質感を重視するからこそひとつひとつのものの上質さが際立つように感じます。そして、たっぷりとした余白が淡泊にならないのも、質感の味わいが豊かだからなんだな……とこの光景を眺めていると気が付きます。

奥の畳スペースはご夫婦お気に入りの場所のひとつだと教えてくれました。ヨガをしたり、のんびりくつろいだり、時には物干しスペースになることもあれば、建具で仕切って客間にすることも可能と、かなりフレキシブルな場所です。そのため、基本的にものを置かず、どこよりもシンプルにどこよりも懐の深いユーティリティースペースとして重宝できるようにされているとtamabaka1971さんは語ります。

いい仕事をする吹き抜けと充実のおこもり部屋

無垢材の味わいある表情を楽しみながら2階へ移動していくと、物干しスペースがありました。大きなFix窓やダイニングを見下ろす吹き抜けが横にあるため、この場所は家の中でも一番に温かい空気が届きます。お天気の悪い日も安心ですね♪ちなみに来客時は、ロールスクリーンでサッと目隠しができる仕様です。

tamabaka1971さん宅は玄関も吹き抜けになっています。その吹き抜けの先にあるのがこちらの書斎。tamabaka1971さんとっておきの『おこもり空間』です。玄関へ続く吹き抜けに面して、デスク正面に窓があるため、仕事や趣味に没頭していてもなんとなく人の出入りを感じることができます。

でも、とっておきのおこもり空間の魅力はやっぱり内側にギュッと詰まっていました。デスク後ろの大容量の本棚、デスク脇には畳の小上がりがあり、好きな本を楽な体勢で楽しめるようになっています。極めつけは、心を落ち着かせるダークカラーの内装……これは、一度何かをしだしたら時間を忘れてしまいそうです。これぞ大人の秘密基地という雰囲気は、見ているだけでワクワクしてきます。

tamabaka1971さんご夫婦の暮らしは、シンプルです。でも、充実していて飽き知らず!そのための工夫やひらめきにあふれています。ぜひ、今後も素敵なご夫婦の暮らしをチェックしてみてください。

tamabaka1971さん邸の間取り図

tamabaka1971さん宅は、2階建て3LDKの間取りです。ひとつひとつ丁寧にこだわり、ご夫婦がいかに豊かに楽しく日々を送るかを大切にしたシンプルで上質な空間がすべての場所に広がっています。

tamabaka1971さんへの5つの質問

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

お部屋のインテリアテーマやこだわっていることを教えてください

tamabaka1971さん

ありきたりですが、シンプルをテーマに流行り廃りのない普遍性のあるデザインで、余白を大事にした空間づくりを心がけてます。また、質感にこだわりました。〜風ではなく、本革や無垢材といった紛れもない自然素材を使っているものや経年変化を楽しめるものを選ぶようにしています。

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

インテリア関連の好きなブランドやショップを教えてください

tamabaka1971さん

特に好きなブランドはないのですが、無印良品や東京インテリアなどを見るのが好きです。あとは地元の家具屋さんのセールを見に行くと、掘り出し物に出会えることがあるので観に行くようにしています。我が家の家具の7割(特に大きめの家具)は、地元の家具屋さんを通して買っています。

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

インテリア関連で最近買ってよかったものがあれば教えてください

tamabaka1971さん

新居に越すにあたって飛騨産業のダイニングテーブル(円形)とカリモクのソファーをオーダーしました。経年変化を楽しみながら、長く使っていこうと思っています。他に、ハーマンミラーのセイルチェア(書斎用)を買ったのですが、背もたれ部分にフレームがないので、優しく包まれているような座り心地で気に入ってます。

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

インテリア以外でこだわっているモノやコトを教えてください

tamabaka1971さん

長年続けているのはビリヤードです。昔はバンドでギターもやっていました。両方に通じるのは木製品のビンテージ感、経年変化を感じられるところです。祖父母がその昔、家具屋を営んでいたので木材や籐、革製品が小さい頃から身近にありました。その遺伝子を受け継いでいるので、自然素材にこだわるのかもしれません。あとは、城跡や神社仏閣、古民家などの古い建物を見てまわるのが好きです。

RoomClip mag編集部
RoomClip mag編集部

RoomClipでやってみたいことや期待していることがあれば教えてください

tamabaka1971さん

庭造りがまだなので、ガーデニングをされたり、坪庭をつくったりしていらっしゃるユーザーさんを参考にしたいです。それと、DIYやセルフリノベーションをされている方を見つけては、自分の苦手分野なので凄いなぁと感心しております。我が家はものがないだけで、実は収納下手なので、その辺も参考にしていきたいところ。これからもマイペースで投稿していくつもりですので、皆様どうぞよろしくお願いします。

tamabaka1971さんのお部屋ギャラリー

クリックすると大きいサイズでみることができます。


tamabaka1971さんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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