RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。

今回は、無骨×ナチュラルをバランスよくミックスした、活き活きとしたぬくもりあふれる住まいづくりをされているReinaさんに、お気に入りのキッチンについてお話しをお伺いしていきます。

Reinaさん

2020年3月に念願のマイホームが完成しました☆私（27）、夫（25）、息子（1）の3人家族です。お店にいるようなオシャレな雰囲気を意識したお家づくりをしています。少しでも、誰かの参考になれれば嬉しいです。

こだわりとお気に入りが揃った、一番好きな空間

Reinaさん宅のキッチンは、『魅せる存在』です。タイルや木の素材感、色柄づかい、アイテムの並べ方……全体を見たときも、何かひとつを切り取っても常にフォトジェニックなのが印象的。どのようなことを意識しすると、このように魅力的なキッチンに仕上がるのでしょうか。まずは、Reinaさんのこだわりを教えてください。

Reinaさん

「意識したのは『私の一番好きな空間』です。caféにいるようなオシャレな気分を味わえるようにレイアウトやコーディネートを考えました。下り天井をつけたり、ワークトップや床を変更したりしながら、私なりのこだわりで統一されたキッチンに仕上げられたと思います。」

どこから見ても惹かれる存在

こだわりの詰まったReinaさんのキッチンは、玄関からLDKに入ったとき、まず最初に目に留まります。インテリア全体の印象をひと目で理解できるアイコンとして、堂々としていました。また、リビングで低い姿勢でくつろぐときや、階段の上から見下ろしたときなど、どこから眺めても様になるようコーディネートされていて、その佇まいには隙がありません。けれども、あたたかな色味やナチュラルな質感たっぷりだから、親しみやすく心地よいのが素敵なところ。

ここからは、Reinaさんのこだわりポイントの中でもとっておきを3つご紹介していただきます。本物のカフェのようなキッチンを目指したい方、インテリア性の高い空間にしたいとお考えの方は必見の工夫が盛りだくさんです。さっそくチェックしていきましょう。

キーワード1 ディスプレイ感覚になるよう心掛けた背面収納

Reinaさん

「背面の可動棚は、DULTONの商品やgelato piqueのクレープ粉などを置き、本格的にカフェのような雰囲気を出せるように意識した場所です。手の届きにくい上段には、写真や絵も飾りました。まだまだ、改善したい点や置きたいものがあるので、これからも改良を続けていきたいです。」

キーワード2 フロアタイルを敷いて特別感を出した床

Reinaさん

「リビングとギャップをつけ、特別感を演出したいと思っていたので、キッチンの床はフロアタイルに変更したんです。クッションフロアの方が種類も多く、価格も安く仕上がりますが、鋭利なものが刺さって剥がれてしまう可能性を考慮してフロアタイルを選択しました。」

キーワード3 キッチンの存在を際立たせる下がり天井

Reinaさん

「キッチンをLDKの中で一番メインの場所にしたいと思い、天井を下げ、木目のクロスで際立たせています。こうすることで、より存在感が増し、心地よい特別感のある場所に仕上げられたと思います。」

キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください

Reinaさん

「お料理をする方は、キッチンにいる時間がとても長いと思います。なので、自分の大好きな空間になるように、色々なお家のキッチンを見て、好きなキッチンのイメージをたくさん膨らませてみて欲しいです。ぜひ素敵なキッチンをつくってください！」

まとめ： 思わず見つめたくなる存在へ

キッチンは、インテリアの中でも遊び甲斐のある場所なのかもしれないとReinaさんのお話を伺っていると気が付きます。メインの大きな空間ではないから、壁紙や床、天井も少し思い切ったことをしやすいかもしれません。LDKの中で唯一、くつろぐのではなく作業する場だからこそ、特別感も出しやすいのではないでしょうか。素敵なカフェやダイナーがそうであるように、家でもキッチンは主役になれるんですね♪

そして、主役へと仕上げていくReinaさんのこだわりひとつひとつが、とても粋でした。派手にたくさん飾るのではなく、サラッとさりげなく変化をつけたり、日常使いのものをディスプレイに活かしたり……ナチュラルに楽しむオシャレは、さっそく真似してみてくなるものばかり。ぜひ、参考にしてみてください。

Reinaさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい！