「隠れた収納力を引き出す!家を傷つけないデッドスペース活用術」 by Yuinaさん

「隠れた収納力を引き出す!家を傷つけないデッドスペース活用術」 by Yuinaさん

RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。

今回は、シンプルをテーマにしたインテリアづくりをされているYuinaさんに、それを支える収納力アップのテクニックを教えていただきました。原状回復必須の賃貸でも取り入れやすい、壁や建具を傷めず、手軽さも嬉しいアイデアばかりです。

今回教えてくれたユーザーさん♪

趣味は旅行とカメラの24歳で、最近ママになった専業主婦です。賃貸なので釘やネジ、ピンを使わず、低コストで自分なりの快適を目指しています。ミニマリストではありませんが、シンプルをテーマに空間づくりをしています。

大切にしているのは原状保持と手軽さ、そして統一感

Yuinaさん宅のインテリアは、とてもシンプルで自由に使えるスペースを広くとっているのが特徴です。LDKには大きな家具をあえて配置せず、こだわりのカウンターですっきり生活されているのだそう。その分、空いたスペースはのびのびと家事をしたり、ストレッチで体を整えたりといった、日常生活に柔軟な場となります。そして、こうした充実した空間使いを叶えるために欠かすことができないのが、収納の工夫。Yuinaさんがこだわっているのはどんなことなのでしょう。まずは、気になるその辺りのお話しからお伺いしていきます。

Yuinaさん

「収納スペースをつくる際のこだわりは、デッドスペースの有効活用です。同時に、賃貸なので原状回復に影響の出るネジやピンを使わないこと、安く簡単にできることを重視しています。見た目の面では、収納スペースごとの統一感を大切にしています。」

家に傷をつけず、見逃しているスペースを活かし、そして見た目にもそっと配慮をされているんですね。恐らく、デッドスペースはどんなご家庭にも潜んでいるのではないでしょうか。ちょっとネガティブなワードに聞こえますが、これこそその家にある収納の伸びしろ。ここからご紹介していくYuinaさん流の収納力アップ術を聞けば、デッドスペースを見つけるたび『あ、ここも使える♪』と嬉しくなります。ものは増えるけど、しまう場所がない!詰め込みすぎて、開くたびに雪崩れる……こんな風にお悩みの方は、特に必見です。

賃貸でもできる、デッドスペースの有効活用方3つ

その1 とにかく、つっぱり棒を使う

Yuinaさん

「穴を開けることのできない場所で収納スペースを増やしたいなら、まず注目すべきは定番のつっぱり棒だと思います。使い方次第で、吊り下げる収納にもなれば、棚板代わりにもなりますし、隙間にものを挟むこともできる優れもの。特に、収納上部のようなデッドスペースになりやすい部分には、つっぱりラックを設置するのがおすすめです。」

その2 壁を遊ばせない

Yuinaさん

「ベルトやネクタイなどの置き場に困る小物の収納には、クローゼットの壁がぴったりです。つっぱり棒とフックを使うと、掛けられる場所を簡単につくることができますよ。

キッチンの壁では、つっぱり棒を縦に使ってワイヤーネットと組み合わせるとグッと収納力がアップします。ワイヤーネット用のフックやカゴと組み合わせれば、水切りや使用頻度の高いツールの定位置に♪一通りのグッズは、100均でも揃えることができるのがポイントです。」

その3 扉の裏も駆使

Yuinaさん

「扉付きの収納は、扉裏も少しの工夫で収納になります。粘着テープや吸盤のフックタイプのタオルバーを付けると、思っている以上にいろいろ引っ掛けることができます。扉と棚板の間の余白しだいで収納できるものの厚みは変わりますが、このスペースを見逃すのはもったいないです。」

オススメの収納アイテム

ITEMアイリスオーヤマのつっぱりラック
PRICE1078円(税込)

1000円代と低コストですが、耐久性もかなり高く、重いものも収納できます。収納棚やクローゼットの上部などに空いているスペースを、穴を開けることなく簡単に有効活用できるアイテムです。賃貸や傷をつけたくない場所の収納力アップに重宝できます。

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最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました

Yuinaさん

「収納がうまくできない、なかなか片付かないという問題の主な原因は『収納場所不足』にあることが多いのではないでしょうか?そこで、まずは片付けられる収納スペースをしっかりと確保したり、増やしたりする工夫からはじめてみるのがおすすめです。ものが帰れる家をつくってあげてみてください。」

デッドスペースは収納の伸びしろ

棚の上、引き出しの手前、何かの隙間……家中を改めて見つめ直してみると、こうしたデッドスペースはゴロゴロあるかもしれません。普段は意識しないこともありますが、Yuinaさんのお話を聞いたあとだと見方がガラッと変わります。つっぱり棒やワイヤーネットを足すだけで、ちょっと便利な収納に化けると思うと積極的に探したくなりそうです。

Yuinaさんの工夫は、費用も手間も軽く取り入れられるのが嬉しいところ。賃貸住まいという方はもちろん、お気に入りの家具や建具を収納力のために傷めるのはちょっと、とためらう気持ちがある方も是非参考にしてみてください。デッドスペースはなくなり、収納にも暮らしにも心地良い余白が生まれるかもしれません。


Yuinaさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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