RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。
今回は、海外のカフェに迷い込んだかのような心地を味わえるインテリアづくりが特徴のchibinoriさんに、キッチンづくりの工夫や込めた思いをお伺いしていきます。
暮らしの真ん中にある場所として
chibinoriさん宅のキッチンは、カフェスタイルで徹底されています。サブウェイタイルの背面、天井に貼られたウッドパネルによるゾーニング、後ろ姿も様になるカウンターチェア……何をとっても洗練されています。でも、近寄り難さはありません。カジュアルに温かく迎えてくれる、居心地の良さに満ちているのが大きな魅力。まずは、そんな素敵なキッチンが生まれた背景から教えていただきました。
「今までのアパートではキッチンからリビングは見えず、孤立感がありました。そこで新しい家では、キッチンがLDKのメインなるようにしています。」
輪の結び目のような存在
吹き抜けのある一体型のLDKは、どこまでも開放的でコミュニケーションを取りやすい空間です。そんな空間で過ごす家族を一望できるポジションにあるのが、chibinoriさんのキッチン。声を掛ければ届くし、作業をしていても気配を感じる、気が付くと誰かがカウンターに座ってこちらを眺めている……なんてこともあるかもしれません。自然とそこにいる家族やゲストの輪を結ぶ場所ではないでしょうか。
ここからは、そんな場の中心となるキッチンに込められた思いやこだわりをご紹介していただきました。これから家づくりをされるという方や、家族が寄り付きお手伝いしてくれる雰囲気のキッチンにしたいと思案中の方にとってのヒントも盛りだくさんです♪
キーワード1 気づいたらここで……となる、存在感のあるカウンター
「料理を食べるだけじゃなくて、何気ない会話や相談、そんな日常の色々なシーンに選ばれる場所になるようにと、カウンターを広めにしました。」
キーワード2 強調したいのは、カフェ感
「家づくり全体を通して、カフェみたいにしたいと考えています。そのため、キッチンは家庭的な雰囲気よりもカフェ感を強く演出できるように気を配りました。」
キーワード3 吊戸棚なしの理由とメリット
「私が低身長と言うこともあるのですが、吊戸棚はあえて設けませんでした。結果、スッキリしてよりカフェっぽくできたと思います。今のところ収納面で困ることはないです。」
キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください
「お気に入りの雑貨や食器に囲まれると、自然に料理や片付けも楽しくなるのでおすすめです。」
まとめ: 見るからに、そしてとことん居心地よく
家族の様子をうかがいたいから、積極的に皆に家事に参加してほしいから……キッチンをダイニングやリビングと一体にする理由は様々です。でも、一体型でも雰囲気しだいでは思い通りにいかないこともしばしば。でも、カフェっぽさを追求したchibinoriさんのキッチンには、思わず引き込まれるような、中をのぞき込んで、むしろ一緒に作業したくなるような吸引力がありました。インテリアで見ても、キッチンを際立たせるディティールが冴えていて、全体のアイキャッチのような存在です。雰囲気、見た目、活気、何をとっても名実ともに暮らしのメインスポットであることは間違いありません。
また、吊戸棚のお話も納得です。収納力があっても、扱いにくければ活躍は期待できないですよね。あったら便利かもというものを思い切って取り払う潔さも魅力です。ぜひ、chibinoriさんのこだわりや工夫、アドバイスを参考に、自分にとって快適で皆にとって親しみやすいキッチンの在り方を探ってみてください!
chibinoriさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!
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