RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。
今回は、家中どこを見てもキリッと整った暮らしづくりをされているnormal_mom_さんに、収納づくりのコツをお伺いしていきます。隙も無理もない、すっきりとした収納はどのようにして導かれているのか……さっそくチェックしていきましょう。
今回教えてくれたユーザーさん♪
自然体でも様になる、デザイン性の高いものと暮らす
normal_mom_さん宅のインテリアは、味わい深く洗練されています。無骨であり、ナチュラルであり、モダンである。異なる要素がひしめき合うことなく、バランスよくミックスされているのが特徴です。収納もディスプレイのようですね。どちらかというと、隠すよりも見せるスタイルがメインのように感じます。どんなことに気をつけると、見せる収納がうまくまとまるのでしょうか?まずは、気になるその秘訣から教えていただきました。
「片付けが得意ではないので、できるだけデザイン性の高いものを選択しています。デザイン性の高いアイテムは出しておいても散らかっているように見えないためです。長く使えるので不要になることもほぼありません。20代の頃から実践していて、20年経った今でも気に入って使っているものがいくつかあるほどです。」
なるほど、決め手は日常的に使う道具や雑貨のデザイン性なんですね。いつも手にする、いつも目にするものだからこそ、心地良い佇まいだとインテリアとしての印象もさることながら、暮らしそのものにハリが増しそうです。お気に入りは少しでも長く使いたい……そんな心理は、ものをより大切に扱うことにも繋がります。結果、物持ちも良くなるのかもしれません。
ここからは、どんな家庭でも生活感が特に出やすい『家事室』のスタイリングにフォーカスしながら、normal_mom_さん流のこだわりに詳しく迫ります。『デザイン性の高いものはお値段も高めだから』と気になるけれども少し腰が引けてしまう方や、家事室に収納が足りず隠し切れずに困っている方は特に必見です。
隠さずすっきり見せる家事室づくりのコツ3つ
その1 デザインが洗練された家電を選ぶ
「洗濯機やスチームアイロン、ドライヤーなど、この場に欠かせない家電はデザイン性の高いものにこだわりました。その甲斐あって、見えるようにおいても雑多な印象になりません。」
その2 タオルはワンブランド・ワンカラーでサイズも揃える
「カインズの白いタオルでそろえています。きちんとすべてがそろっていると、気持ちが良いし清潔感も増す気がします。」
その3 収納ボックスは、場所ごとに色とデザインを揃える
「収納ボックスは、ニトリと無印良品のアイテムを混ぜていますが、場所ごとに色と形状を揃えています。」
オススメの収納アイテム
IKEAの新しいベンチ収納です。今までで一番すっきりしたデザインだと思います。引き出しタイプで色々と詰め込めるので、子供のオモチャも学校の用意も全部入ります。我が家では、親も管理しやすいように引き出しごとにジャンル決めしています。
販売サイトで商品を見る最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました
「細かく仕分けしないで、まずはざっくりジャンル分けするのがおすすめです。ざっくり分けたものを、気分が良いときに整理するも良し。ざっくり分けたまま一年が過ぎるも良し。そこに何があるか知っていることが大切です。知っていれば生活には困りません。だから、気ままにざっくりが良いです。」
美しいデザインは、暮らしも美しくしてくれる
normal_mom_さん宅が洗練されているのは、家具や雑貨のみならず生活感まで美しくデザインされているからでした。毎日使う家電やリネン、よく手に取る収納ボックス、暮らしの中にある『当たり前』のひとつひとつのデザイン性にこだわることで、普通なら雑多さの代名詞の生活感を自然なディスプレイに変えています。だからこそ、隙なく洗練されているのにどこか温かく、無理に背伸びをしている感じがありません。
デザイン性の高いものは、機能面も考えて探すとどうしてもコストがかかります。でも、長い目で見たとき、その初期投資はけして無駄にならないのではないでしょうか。『収納が足りない、しまうのが苦手、アクションレスで家事をしたい!』こんな風に感じている方はぜひ、今回教えていただいたアイデアやアドバイスを参考に、まずは手の付けやすい一箇所から見直してみてください。
normal_mom_さんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!
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