かさばる布団をすっきりと!IKEAなどの布団収納アイテム&収納ポイント

かさばる布団をすっきりと!IKEAなどの布団収納アイテム&収納ポイント

ボリュームのある敷布団や羽毛布団は、なるべく省スペースで収納したいもの。片付ける場所にあった収納アイテムを使うことで、出し入れしやすく、すっきりと片付けることができます。この記事では、布団を収納する場所・収納するポイント・収納するアイテムを、RoomClipユーザーさんの実例をもとに紹介します。あなたのお家にあった方法がきっとみつかりますよ。

画像をクリックすると、ユーザーさんのアイデアや使用アイテムの詳細がチェックできます。気になった画像はぜひクリックしてみてくださいね。

目次

布団の収納場所は主に4パターン

普段使いの布団とシーズンオフの布団によって多少異なりますが、布団の収納場所はおもに押入れ・クローゼット・ベッド下、室内の4カ所に分類できます。場所ごとに、布団収納のポイントを見てみましょう。

押入れに収納する

和室があるお部屋なら、押入れが布団の収納場所に適しています。布団収納において湿気は大敵!こちらの写真のように、棚板をすのこにする、または棚板のうえにすのこを置いてから布団を収納することで、棚板と布団の間に空気の通り道ができ、布団のカビを予防できます。

引き出しレールやキャスターで取り出しやすく

重たくて大きい布団は、なるべく楽に出し入れしたいもの。こちらのユーザーさんは、押入れの棚板をスライドレールに造作!下の段も、キャスター付きすのこ板に布団を載せることで、出し入れをしやすくされています。

クローゼットに収納する

ウオークインクローゼットの一部を、布団の収納場所として使用しているユーザーさん。クローゼットも押入れ同様、通気性を重視したいスペースです。下部にすのこを敷いてから布団を片付けることで、床と布団の間に湿気がたまりにくくなります。

ベッド下に収納する

ベッド下も、布団収納にぴったりな場所。冬用のかさばる掛け布団や客用布団を、ベッド下に収納してはいかがでしょうか。こちらのユーザーさんは、収納付きの2段ベッドを購入。キャスター付きの収納スペースに、普段使わない布団を収納されています。

カバーを掛けて部屋に置いておく

畳んだ敷布団にカバーをかけて、クッションを置くだけでインテリアに馴染むフロアソファーに変身!収納場所が限られている場合は、カバーをかけて室内に置いておくのも方法のひとつです。ベッドで寝ている場合も、羽毛布団をクッションにできる収納アイテムがあるので、お部屋に置いておく収納も検討してみてくださいね。

布団を清潔に収納するためのポイント3つ

普段使わない敷布団・羽毛布団は、長期間収納することになります。久しぶりに取り出した時に「クサっ!」と驚くことがないよう、清潔に収納しておきたいですね。湿気から発生するカビや、アレルギーの原因にもなるダニを予防するポイントを紹介します。

ポイント1 天日干し・室内干しで布団を乾燥させる

布団はしっかり乾燥させてから収納しましょう。湿気が残っていると、カビの原因に!天日干しする場合は、室内に取り込む前に布団たたきなどでホコリや花粉を落とします。室内干しの場合は、サーキュレーターなどを利用することで、湿気をとばしやすくなりますよ。

ポイント2 布団クリーナーや掃除機で花粉やダニを除去

かゆみやアレルギー症状の原因となるダニは、湿度、温度、人の皮脂などのエサが揃うと大量発生します。そのため、ダニのエサとなるゴミを除去するためにも、週1回程度の掃除がおすすめです。長期保存する前には、念入りに布団クリーナーや掃除機でダニや花粉、フケなどの汚れを取り除きましょう。

ポイント3 収納場所に余白をつくる&除湿剤を使う

収納場所の湿気も、布団の大敵です。湿気は重いので、下に溜まる性質があります。なるべく棚の上段に置く、収納スペースに余白をつくる、すのこを敷いて床と布団の間に隙間をつくるなどの工夫でカビを予防できますよ。除湿剤で対策するのもおすすめです。

防虫剤を使用してダニの繁殖を防ぐと安心

必須ではありませんが、ダニの繁殖を防ぐ防虫剤を使用してもよいでしょう。羽毛布団に匂いがつかない、無臭のものや香りの弱いものがおすすめです。ダニ専用の防虫剤や、防虫効果のある布団圧縮袋なども販売されているので、チェックしてみてくださいね。

布団を収納するアイテム

ここまで、布団の収納場所と収納時のポイントを紹介しました。次に、布団を収納するアイテムを紹介します。省スペースでの収納を重視する場合は、圧着袋の使用がおすすめ。通気性を重視するなら、不織布の収納ケース・収納袋が適していますよ。

省スペースにするなら圧縮袋は必須

掛け布団はどうしてもかさばってしまうもの。省スペースに収納するなら、布団圧縮袋がおすすめです。家族が多い場合や収納スペースが限られている場合は、布団収納の必須アイテムといえるでしょう。羽毛布団や綿布団は、圧縮しすぎるとふんわり感が損なわれてしまうのでご注意ください。

掃除機なしでも布団圧縮袋を使うアイデア

お掃除ロボットなどを使っている場合は、布団圧縮袋の空気を抜けるノズル式掃除機がお家にないこともありますよね。そんな時は、布団収納ケースのなかに圧縮袋を入れ、布団に自分の体重をかけることで、空気を抜くことができます。

フラップ付き収納袋でふんわり感を保って

「羽毛布団のふんわり感を損ねたくない、でもなるべく省スペースで収納したい」という場合におすすめなのが、フラップ付きの収納袋です。大きなフラップがふくらむ羽毛布団を抑えてくれるので、かさを減らすことができますよ。

出し入れしやすい自立タイプの収納ボックス

布団収納として大人気のIKEAのSKUBB(スクッブ)。自立してくれるしっかりした作りなので、押入れやクローゼットに立てて収納することができます。タグをつけて、中身が判別しやすいようにするのもおすすめです。

プラダンを入れて自立収納をDIYしても

布団収納袋を買ったあとに、「やっぱり立てて収納したい!」と思うこともありますよね。そんな時は、プラスチック製段ボールをなかにいれることで、自立するようになります。収納アイテムをすべて買い替えず、ささっとDIYするのもよいでしょう。

【IKEA】布団収納におすすめのアイテム&アイデア

世界中にファンを持つ、北欧スウェーデン発ブランドのIKEA。布団収納アイテムとして人気の「SKUBB(スクッブ)」と「STUK(ストゥーク)」を紹介します。IKEAはさまざまなサイズ展開があるのも特徴です。自宅の収納スペースに合わせて、より適したサイズを選んでみてくださいね。

立てる収納におすすめな「SKUBB(スクッブ)」

ウォークインクローゼットの収納を、IKEAのSKUBBで統一したアイデアです。棚の高さに合わせて、サイズを使い分けられています。収納ツールを揃えることで、生活感を感じさせないすっきりとした空間に。ブラックで揃えられたタグがアクセントになっています。

SKUBBはダークグレーのカラバリもあり

こちらのユーザーさんは、SKUBBのダークグレーをチョイス。敷パッドなど、寝具小物がきれいに収められています。ポリエステルの布地にプラスチックの板が入っていることで、立てても倒れない丈夫なつくりになっていますよ。

押入れの布団スペースに

押入れに布団の収納スペースを設けたユーザーさん。SKUBBを3つ重ねた上の隙間は、枕置き場に。収納ケース同様、枕や敷布団もホワイトで統一することで、清潔感のある収納になりますね。敷布団ははくるっと巻くことで、細い隙間も有効活用!

グラフチェックがかわいい「STUK(ストゥーク)」

IKEAのSTUK(ストゥーク)を布団収納に使ったアイデアです。カラバリはブルーグレーとホワイトグレーの2種類で、シンプルなグラフチェック柄がポイント。SKUBB同様、持ち手がついているので出し入れもしやすく、高いところに乗せても降ろしやすいですよ。

四角は通気性のよいメッシュ構造

ISTUKのサイズは3種類。こちらは高さのある34x51x28 cmです。そのほか、横幅が広い薄型もラインナップ。内側のコーナー部分は大きめのメッシュになっていて、なかに入れた布団を抑える機能と通気性を両立したデザインです。湿気をためたくない布団類も、安心して収納できますね。

【ニトリ】布団収納におすすめのアイテム&アイデア

手頃な価格で品質の良いアイテムが揃うニトリ。3通りの使いかたができるアイデア商品や、抗菌・防カビ・防虫加工がついた布団収納袋、収納しやすい敷布団などを紹介します。

3通りに使える「衣類・布団収納バッグ タクミ」

「衣類・布団収納バッグ タクミ」はM・Lの2サイズ展開。Lは敷布団がすっぽり入るサイズです。真ん中に仕切り板がついているので、用途によって立てて仕切ったり、倒してワンボックスにすることができます。また、3辺のファスナーを開けることによって、高さが倍、奥行きが半分の収納ボックスに!収納スペースに合わせて形を変えられる、便利なつくりが特徴です。

「衣類・布団収納バッグ タクミ」を変形した実例

こちらのユーザーさんは、「衣類・布団収納バッグ タクミ」の3辺のファスナーを開けて、高さが倍、奥行きは半分の形にして収納されています(写真右側手前)。また、中身が分かりやすいように、キャンドゥのタグにマスキングテープを貼ったオリジナルタグをつけられています。マスキングテープは中身に合わせて付け替えができるので便利です。

ベルトがついた「ふとん収納バッグ フォーレス2」

ニトリの「ふとん収納バッグ フォーレス2」を使ったアイデアです。この布団収納袋は、布団を抑えることができるベルトがついているのが特徴。また、側面の一部が透明になっているので、タグをつけなくても何を収納しているかがわかります。サイズはS・M・L・LLの4展開。収納場所に合わせて選びやすいのもうれしいですね。

ふとん一式が収納できる「ハンドル付き ふとん袋 WS」

掛け布団・敷布団・掛け毛布・敷毛布・枕をワンセットにして収納しているこちらのユーザーさん。使っている収納アイテムはニトリ「ハンドル付き ふとん袋 WS」。サイドにハンドルが付いているので、持ち上げやすいのもうれしいポイント。半年ほど持続する抗菌・防カビ・防虫加工もついています。

4つ折りにできる「収納しやすい敷布団」

4つ折りにできる「収納しやすい敷布団」を購入したこちらのユーザーさん。日中は4つ折りにして、ソファーのようにして使っているそう。4つ折りの場合の奥行きは約55cmになので、クローゼットにも収納しやすいサイズになりますよ。収納しやすいアイテムを選ぶのも方法のひとつですね。

【100均】布団収納におすすめのアイテム&アイデア

プチプラで、さまざまな商品を購入できるのが魅力の100均。布団収納のおすすめアイテムも揃っています。ダイソーやセリアの商品を使った、ユーザーさんたちの布団収納アイデアを紹介します。

ダイソーで購入できる布団圧縮袋

ダイソーにも布団圧縮袋があります。こちらのユーザーさんは、シングル掛け布団1枚、ダブル掛け布団1枚、子ども用布団2枚を圧縮してから、収納袋に入れているそうです。

ダイソーのSKUBB風ベッド下収納ボックス

冬物の毛布やブランケットの収納に、ダイソーのベッド下収納ボックスを活用しているユーザーさん。こちらの商品は1つ400円(税別)とお手頃価格。IKEAのSKUBB同様、しっかり自立してくれるので、立てる収納にも使えますよ。

ダイソーのファスナー付きマルチバッグを布団収納に

ダイソーのファスナー付きマルチバッグを、布団収納袋として使っているこちらのユーザーさん。黒い大サイズには冬物を、白い小サイズには夏物を入れているとのこと。マチが大きいので、厚みがでる布団も収納しやすい形です。バッグの持ち手のおかげで、取り出しやすいですね。

ダイソーのクッションに変身する収納袋が便利

掛け布団を入れてクッションとして使える、ダイソーのクッションに変身する収納袋。上面3辺がファスナーになっているので、ガバッと開いて布団を詰めやすい構造になっています。写真のように立てることもできるので、お部屋に置いても邪魔になりません。布団の収納場所がない場合に、ぜひ活用したい商品です。

ダイソーのキュートな抱き枕型布団収納袋

こちらのキュートな袋は、ダイソーの布団収納袋です。可愛いハリネズミのプリントが、お部屋のアクセントになりますね。こちらのユーザーさんは、シングルサイズの毛布を1枚丸めて収納しているそう。ベッドでは抱き枕として、ソファーでは背もたれとして使えます。

ハリネズミのほか芝犬柄もラインナップ

こちらの抱き枕型布団収納袋は、さまざまなバリエーションがラインナップ。ハリネズミのほか、芝犬などの柄も販売されています。価格は300円(税別)。サイズは胴体が約縦32×横70cm、顔の部分が28cmだそうですよ。

ベルト・すのこ・突っ張り棒を使った簡易棚

ベルトとすのこ、突っ張り棒を使った簡易棚に、シングルサイズの掛け布団をポンっと置くだけ収納にしたアイデアです。普段使いの布団は、このように取り出しやすい方法にすると便利ですね。また、使用頻度の低い来客用の敷布団・掛け布団、シーズンオフのリネン類は、セリアのボーダー柄収納袋に入れています。

【無印・ベルメゾンなど】布団収納におすすめのアイテム&アイデア

そのほか、無印やベルメゾンなどの布団収納アイテムを紹介します。収納したい場所にあったサイズや、インテリアに馴染むカラーバリエーション、防ダニ・抗菌・防カビなどの機能性などを比較して、お家にぴったりな布団収納を探してみてくださいね。

無印の「ポリエステル綿麻混・ソフトボックス・衣装ケース」

無印の「ポリエステル綿麻混・ソフトボックス・衣装ケース」を使ったアイデアです。こちらのユーザーさんのクローゼットの棚は奥行は45cmで、IKEAのSKUBBだとはみ出てしまったそうですが、無印のソフトボックス・衣装ケース(約幅59×奥行き39×高さ18㎝)だとぴったり収まったそう。シングルの掛け布団を1枚がぎりぎり収納できる容量なので、夏の肌掛け布団など薄手の布団収納におすすめです。

ベルメゾンの防ダニ・抗菌・防カビ機能つき布団収納袋

ベルメゾンの「防ダニ・抗菌・防カビ機能が続くクローゼットぴったり布団収納袋」に、こたつ布団を収納したユーザーさん。大・中・小サイズの3種類があり、こちらの写真は中サイズです。カラーもアイボリー・ベージュ・ダークブラウン・アクアブルー・グレーの5色展開なので、お部屋のインテリアに合わせて選べます。

ベルト付きで便利なアストロの羽毛布団収納袋

こちらのユーザーさんが使っているのは、アストロの羽毛布団収納袋です。袋の内側に、かさばる布団を抑えるベルトがついているので、膨らみを抑えて収納できる優れもの。圧縮袋よりもスペースはとりますが、羽毛のふんわり感を損なわずに、やさしく収納できるアイテムです。

大容量!ワイズの輸送用布団収納袋

押入れ上段に、ワイズの輸送用布団袋を利用してたっぷり布団を収納しているユーザーさん。サイズはなんと、約幅100×奥行65×高さ60㎝。なかにはこたつ布団、厚めの掛け布団7枚が入っています。羽毛のような軽い布団だけでなく、綿布団のような大きくて重量のあるものの収納にも活躍します。

押入れにドラえもん!?なフェリシモの布団収納袋

おうちに帰るたび、「聞いてよ、ドラえも~ん!」と話しかけたくなる、フェリシモの収納袋。なかにはシングル掛け布団1枚が入ります。四次元ポケットにはリモコンやスマホを入れて、お部屋に置いておいても可愛いですね。

大きな布団収納クッションはソファーの座面にしても

毛布用のクッションになる布団収納袋を、ソファーの座面にしたアイデアです。おしゃれなブランケットや、背もたれ用にクッションを合わせることで、インテリアに馴染んでくれます。ふかふかの布団収納袋のうえで、お子さんがお昼寝することもあるそうですよ。

キャスターと棚板で使いやすく!布団収納ラック

たくさんの布団がある場合、すべて重ねてしまうと取り出すのも一苦労。そんなときは、キャスターつきの布団収納ラックが便利です。ウォークインクローゼットや押入れのなかに入れることで、出し入れしやすい布団収納が実現します。

山善の静音キャスター付き布団ラック

山善の静音キャスター付き布団ラックを使った実例です。ウォークインクローゼットのなかで使用することで、床に直置きすることなく、通気性も確保できます。大きさは、幅107×高さ64cm×奥行き68cm。敷布団と掛け布団が2組収納できるサイズです。幅さえ合えば、一般的な押入れの奥行き、高さにもフィットしますよ。

棚板の高さは3段階で変えられます

山善の静音キャスター付き布団ラックは、棚板の高さが3段階で変えられます。棚板を上にすることで、写真のように下に羽毛布団を、上に敷布団を重ねる収納方法が可能に!棚板の耐荷重は10キロなので、たっぷり布団が載せられますよ。

ベルメゾンの幅が変えられる樹脂製すのこ布団収納ワゴン

ロフトに、ベルメゾンの「幅が変えられる樹脂製すのこ布団収納ワゴン」を置いて、来客用布団を収納しているユーザーさん。底がすのこになっているので、通気性も確保されています。このラックの特徴は、幅が変えられる点。96〜180㎝の幅で調整できるので、収納場所にあわせてジャストフィットさせられますよ。

どのユーザーさんも、収納場所や目的にあった収納アイテムを活用されていました。収納する際には事前に布団をしっかり乾燥させて、通気性を保てる収納アイテムを使うのがおすすめです。敷布団や掛け布団を清潔に収納することで、快適な睡眠につながりますよ。


RoomClipには、ユーザーさんが投稿した「布団収納」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!

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