RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。
今回は、対照的な印象のある『雑貨のある暮らし』と『ミニマルな暮らし』を見事に両立されている5101103さんにお話しを伺っていきます。すっきりと遊ぶ、その秘訣と工夫に迫っていきましょう。
今回教えてくれたユーザーさん♪
実用的にインテリアも楽しむ
5101103さん宅は、最小限の家具で広々と整えられているのが特徴的です。生活感があるようでない絶妙なムードと、ポイントに飾られた雑貨の非現実感のマッチングにじわじわと魅了されていきます。まずは、そんな空間や魅力の根底にあるであろう、暮らしていく上でのものとの向き合い方や、収納のこだわりから教えていただきました。
「掃除や管理のしやすさもありますが、防災面も考慮しながら少ないもので暮らしたいと思っています。でも、雑貨が大好き。購入するときは、インテリアとしてだけでなく収納としても活かせるような『実用的なものだけ』と決めています。」
なるほど、5101103さん宅のインテリアや収納には、身軽で安心感のある環境を求める思いと雑貨が大好きという個性の折衷案の現れなんですね。そして、ちょっとレトロなミニチュア雑貨を小物収納に活かすなど、その暮らしの中にある工夫はユニークなものばかり。発見するたびにワクワクと驚きを与えてくれます。
ここからは、雑貨活用のアイデアもたくさん垣間見れる5101103さん流の『少なく暮らすコツ』をさらに掘り下げていきましょう。収納が少ないとお悩みの方も、『自分らしいシンプルな暮らしってなんだろう』とお悩みの方にも役立つヒントがいっぱいです。
ものは少なく快適に、でも自分らしく暮らす3つのコツ
その1 使う人の快適に寄り添う
「我が家は、きっちりそろえたい私に対して、ざっくりがいい夫という家族です。考えが逆なので、自分の意見ばかり押しつけないようにしています。例えば夫が使う場所は、本人が使いやすい位置やしまい方を聞き取り、負担の少ないアクションレス化を目指します。」
その2 ストックは減りの早いものだけに絞る
「特売で買い込みがちな消耗品は、早く使い終わるもののみストックするようにしています。減りが遅いものは、なくなってから買いに行っても間に合うので。衣類も必要最低限です。高い位置にある押し入れの天袋は、扱いにくいのであえて空にしています。」
その3 時にはDIYで自分好みを貫く
「どんなものでも、気に入ったデザインがないこと、あっても価格感やサイズが合わないことがありませんか?私はそんなとき、リメイクやDIYに挑戦します。もともと作ることが好きなのもありますが、やはり納得のいくものが手に入ると愛着もひとしおです。お財布にも地球にも優しくできるところもポイントです。」
オススメの収納アイテム
大きいイラストとシンプルデザインは分かりやすく、大人からお子さんまで重宝されると思います。イラストの下に小さいですがテキストも入っているんです。その部分を切り取れば、また別で使うこともできますよ。
最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました
「まずは何があるかを把握して、捨てられない理由を明確にしてみるのがおすすめです。保留する場合は、限度量と期間を設けましょう。一気にやろうとすると、余計に散らかして億劫になってしまうことがあります。まずは頑張りすぎず、欲張らず一点集中。自分に合う収納方法を見つけてみてください。」
絞り込みで導くミニマル
5101103さんのお話しをお伺いして感じたのは、少ないもので暮らすことの奥深さです。『ものを減らせば減らすほどすっきりするけど、一方で淡白になりすぎるかも……』そんな思いを吹き飛ばしてくれました。そもそも、5101103さんが実践する工夫は、減らすというよりも、ひとつのものの価値を最大限高め、可能性を引き出すことに寄っています。だから、雑貨も楽しめるし、すっきりした暮らしも手に入るんですね。
ちなみに、こちらの写真はゲーム機能付きの電卓を使ってDIYされたという『レジ型小物収納』です。遊び心、機能拡張、収納力、ひとつのアイテムからこんなにも多くの可能性を引き出してしまう5101103さんのミニマルな暮らしには、まだまだ見どころがたくさんあります。ぜひ、参考にしてみてください。
5101103さんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!
キャンペーン中の商品