RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。
今回は、モノトーンを基調にした艶のあるモダンなインテリアづくりをされているya-coさんに、キッチンの佇まいをシックに導く秘訣をお伺いしていきます。
共働き夫婦とわんこで生活しています。念願のマイホームを2021年7月に購入。契約手続き終了後、1時間経たずのうちに新築の壁紙を剥がし、さっそく内装DIYスタート。週末はホームセンターへ行き、DIYがルーティンです。
イメージしたのは、インダストリアル×シンプルモダン
ya-coさん宅は、落ち着きのあるモダンな空間です。アイスグレーとブラックを基調にしたモノトーンベースのインテリアに、照明や植物があたたかく華やかなアクセントを加えているのが絶妙。静かだけれど飽きのこない、ミニマルなアートを眺めているような感覚になります。キッチンもまた、そんな素敵な空気感を邪魔しない洗練された佇まいですね。内装から収納まで統一感がありすっきりとした印象ですが、どのようなことにこだわってキッチンづくりをされたのでしょうか。まずはその辺りから教えていただきました。
「無骨で格好良いイメージの『インダストリアル』と、温かな木のぬくもりを取り込むイメージの『シンプルモダン』が好きです。このふたつを融合させたイメージをを再現できるように、キッチンもこだわってつくりました。」
無駄のない対面スタイル
見事に、インダストリアルとモダン、シンプルとナチュラルのいいとこ取りが成されています。だからこそ、吊戸棚や壁で仕切りをつくらないオープンな対面スタイルであっても、インテリア全体とのバランスも抜群です。でも、家電に道具、食器、ストック……キッチンにはどうしたって生活感があふれるもの。ya-coさんはそれをどのようにオフされているのかが気になります。
ここからは、ya-coさん流のキッチンをスタイリッシュに洗練する工夫を詳しくお伺いしていきます。『カフェやバーのような雰囲気のいいキッチンにしたい』『生活感を隠すより、見せられるものにしていきたい』こんな風に考える方は特に必見のアイデアがたくさん登場しますよ♪
キーワード1 DIYで追求したイメージ通りの完成形
「好みの雰囲気やスタイルを再現するために、積極的にDIYしています。まず、空間のベースとなる壁は、かっこいいと思う壁紙に張り替えました。主役級のカップボードも好みのウッドカラーに塗装。飾り棚も連動させています。仕上げに可愛い雑貨類をディスプレイし、インダストリアル×シンプルモダンをスタイリッシュに再現しました。」
キーワード2 生活感に品格を与える、マットブラック
「住まいの中で最も生活感が表立つのはキッチンだと思っています。その生活感をスタイリッシュに『飾る』にはどうすればいいかを考えた結果、メインカラーをマットブラックでまとめることにしました。全体の一体感も大切にしています。」
キーワード3 道具やグッズは、気に入ったものでそろえる
「家事のモチベーションを高めるために、キッチンで使う道具やグッズは気に入ったものでそろえています。スパイスラックやワイングラスは特にお気に入りです。あと、相棒のアレクサもはずせません。レシピ検索やキッチンタイマー、音楽再生はもちろん、お掃除ロボットやTV、エアコンなどとも繋がっているので全部アレクサ頼みです。」
キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください
「『自分が好きなものをどれだけスタイリッシュに詰め込めるか』を意識しています。色の相性やバランスを考えて、DIYやインテリアコーディネートを実践。イメージ通りにいかず失敗することも多々ありますが、うまく再現できたときには、達成感や次の目標もできます。そうやって繰り返していくうち、どんどん自分らしさを生み出せるようになると思っています。」
まとめ: キッチンは暮らしのギャラリー
暮らしの基本となる食を司るキッチンには、その家らしさが自然と集まります。毎日使う食器、定番の調味料、使いやすい家電と道具……どれもが欠かすことのできない必需品。だからこそ生活感と呼ばれるのではないでしょうか。そんな生活感を隠し切るのは至難の業です。
そこで、好きなものだけを『スタイリッシュに』詰め込むというya-coさんの言葉が染みます。必需品だからこだわって選ぶ、いつも目にするものだから好みの佇まいや色でそろえる、積み重ねれば自然と胸を張って見せたくなる眺めになっていそうです。DIYでさらに手間を掛ければ愛着もひとしおになりますね。ぜひ、こうした素敵な気づきもくれるya-coさんの工夫とアイデアを参考にしてみてください。
ya-coさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!
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