本連載ではRoomClipユーザーさんが暮らすワンルーム・1Kをご紹介。真似できるリアルな工夫やとっておきのスタイルを探っていきます。
今回は、空間づくりのプロであるyona_design_labさんがつくるワンルームのお部屋を拝見していきます。ギュッと詰まったこだわりが目に見える空間からは、お仕事への情熱や日常を丁寧に紡ぐ真摯な人柄があふれていました。
今回教えてくれたユーザーさん♪
プロフィール
店舗づくりを中心とした一級建築士の空間デザイナーとして、フリーランスで仕事をしています。仕事場を兼ねる自宅は、ワンルームの賃貸マンションです。自身が良いと思ったインテリアグッズやガシェット、お客様との打ち合わせに必要なアイテムを詰め込んだ部屋です。
お住まい
- お住まいの地域: 九州
- お部屋の種別: ワンルーム(部屋とキッチンに仕切りがない。玄関あけたらすべてがオープン)
- 居住面積: 40.36m2
- 家賃: 65,000円
- この家に住む人: 本人
- ご職業: 一級建築士
- 趣味: インテリアグッズ集め
いまのお部屋に決めた理由はなんですか?
「半分近くが土間になっていて、靴のまま専用テラスに出られるところが気に入りました。お客様との打ち合わせが、靴のままできるのが決め手です。」
お部屋のこだわりを教えてください
「好きなものをとにかく詰め込みました!素材感やディティールにはこだわりがあり、できれば木目や石目などは『〇〇風』ではなく本物を使います。レイアウトは靴のまま生活できることを重視しています。」
気づいたらいつも居る場所はどこですか?
「作業用デスクです。仕事をしたり、コーヒーを飲んだり、リラックスするときもいつもこの場所。長く座るオフィスチェアは、いいものを選びました。」
あれこれDIYする、自分好みの空間づくり【ここがポイント!僕&私の工夫】
①ワイヤーメッシュのパーテーション
「他の空間とベッドスペースを仕切るパーテーションです。ロイヤルの突っ張り式サポートを支柱に、ステンレスのワイヤーメッシュを組み合わせ、透過性のあるものをつくりました。」
②収納拡張にもなる、ペグボードパーテーション
「キッチンと生活スペースのゾーニングに使っている突っ張り式のパーテーションもDIYです。ペグボードはラワン合板のペグボードを使用しました。 材質違いでシナベニアもよく目にします。穴の大きさは大きいタイプがあるので、必要に応じたものを選ぶのがポイントです。穴が大きいタイプだと、見た目がちょっとボテッとなっちゃいます。
SPFつっぱり式アジャスターは、「PFS-PINK FLAG」が断トツ格好いい。 なんせ元祖。オリジナルです。」
③余った在庫資材でつくったウッドデッキ
「ウッドデッキはセランガンバツで制作しました。 賃貸のため大引きはゴムパッキンで置型。 余った在庫で造ったもので、日焼けで色がバラバラ。 そのうち馴染んでくるでしょう。」
最近買ったナイスなアイテムを教えてください
レトロな見た目と、給油の手間がないところに惹かれました。また、現行品ではないというのも、特別感を感じます。
今後インテリアで挑戦してみたいことがあれば教えてください
「天井から下げるハンギングのアイテムを増やしていきたいです。もっとアトリエ感満載な感じにしたいと思っています。」
お話をお伺いして
yona_design_labさんの自宅兼職場となるワンルームは、縦に長い空間です。大きな特徴は、玄関からキッチン、テラスに掛けて連続するフロアが土間である点。海外的なスタイルは、お客様を招き、打ち合わせをするスタイルのお仕事にもピッタリですね。よりオフィスに近い感覚で案内できるのではないでしょうか。
また、そうしたスタイルのお仕事だからこそ、お部屋は自宅でありつつもyona_design_labさんのセンスや技術力を体現するアトリエでラボラトリーでもあります。レイアウト、パーテーションによるゾーニングのテクニックや、収納の魅せ方、家具のコーディネートと、何から何まで見どころ満載♪どこを見ても真似したくなるアイデアや、発見が盛りだくさんです。きっとお部屋づくりの視野と可能性を広げてくれますので、ぜひ参考にしてみてください。
yona_design_labさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!
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