連載：RoomClip_新人ユーザー紹介 vol.314 2022年6月5日更新

「活き活きとした日々を包む、温かくてカッコいいシンプルナチュラルな住まい」 by i_am_suzuさん

RoomClipに登録された新しいユーザーさんの中から、毎回お一人をピックアップしてご紹介する本連載。今回は、和や北欧の和やかな雰囲気とモダンなカッコよさをバランスよく合わせたインテリアづくりをされているi_am_suzuさんと、そのお宅をご紹介します。心地良い活気も感じる穏やかな空間の魅力に迫っていきましょう。

今回ご紹介するのはこの方です！

i_am_suzuさん

2017年に完成した平屋に、夫婦と娘2人、犬1匹で暮らしています。夢だった大きなお庭とウッドデッキで、アウトドアを楽しんでいます。家族みんなが心地よく過ごせるお家づくりを目指しています。

モダンが映えたナチュラル

インテリアは温かく、カッコ良く

i_am_suzuさんご一家が暮らすのは、ロフトと小屋裏収納のある平屋のおうちです。凛とシンプルな玄関コーディネートからは、インテリアへのこだわりや丁寧な暮らしの様子がさっそくうかがえてきます。

LDKはウッドデッキに面したL字型。大きな開口と勾配天井が醸し出す開放感と、木の質感が生み出すコントラストが空間を伸びやかに演出しています。

i_am_suzuさんのつくるインテリアを見ていると、ナチュラルな穏やかさと凛と心地良いハリのようなものを同時に感じることができます。相反する心地の理由は、和や北欧のエッセンスからくる和やかなナチュラルを、スッキリとしたモダンなシェイプで程よく引き締めているところにありそう。黒やアイアンといったクールな色や素材感も巧みに折り込み、穏やかでもふわっと甘い雰囲気に傾けない工夫をされているのが特徴的です。

家族と空間をつなぐキッチン

特に好きな場所は？と伺ったところ、ウッドデッキを含むLDK全体を見渡せるキッチンだと教えてくれました。間取りの中でも住まいの中心に位置するオープンなキッチンは、家の顔と言っても過言ではなさそうです。必要なものはたっぷりしまえるし、インテリアの邪魔もしない、機能美と様式美を絶妙に両立した、すりガラスや木製のフロントパネルといった収納たちのいい仕事振りは想像に難くありません。

また、脇に室内窓があるのもポイントだとi_am_suzuさんは語ります。向こう側は、娘さんたちのお部屋。料理をしているときに呼ばれても、『ちょっと待ってね』とせず会話をつなげられるのがいいと話してくれました。状況に応じてロールスクリーンで目隠しができるようになっていて、守りたいプライバシーへの配慮もされています。

無駄なく、遊びも忘れない

i_am_suzuさん宅は、基本がシンプルで無駄がありません。だから、ぬくもりやカッコよさの演出も洗練されたスマートさが際立ちます。だからといって、遊びまで忘れないのが暮らしを楽しむ秘訣のよう。こちらは、リビングのソファ横から延びる浴室へと続く廊下です。ロフトへの階段もあるこの場所は、住まいにあるほぼすべての空間をつなぎます。無駄なくスペース活用するため、洗面所を設置。廊下だからこそのゆったりしたサイズ感は、家族の身支度をスムーズにしてくれる頼もしさがあります。

そして何より注目すべきは、天井に設置された雲梯（うんてい）。家を建てると決めたときから取り入れることを決めていたそうです。雨の日も、寒い日も、こちらがあれば運動不足とは無縁ですね♪

奥に見えた扉の向こうには洗濯機もあるので、室内干しの場面でも雲梯（うんてい）は重宝しているとi_am_suzuさんは語ります。

ナチュラルにしたいからカッコよさを諦めたり、機能的にしたいから遊びを省いたり、何かを追求しようと思うとつい何かを手放してしまいがちではないでしょうか？でも、せっかくの家づくり、自分たちだけのセンスを存分に発揮できる家づくり。だから手放さず、ミックスする術を探ってもいいんだとi_am_suzuさんのインテリアは教えてくれます。ぜひ、そのアイデアや工夫を参考に、日々を活き活き楽しめる住まいの姿を求めてみてください。