RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。
今回は、品よくポップな明るい北欧スタイルのインテリアづくりをされているmilsaさんにお話を伺います。キッチンまわりの魅せ方、機能性の求め方、そして気になる生活感の薄め方、3つのポイントを贅沢に押さえる工夫やこだわりをチェックしていきましょう。
心地良く、親しみやすい空間
milsaさん宅のキッチンは、明るくて爽やかです。眺めているだけで気分がスッキリしそう♪背面を使った見せる収納は、余白の取り方や色合わせなどが巧みで、ショップディスプレイで、生活感を覚えません。完成度の高いキッチンには、どんなテーマやこだわりが込められているのでしょうか。まずは、その辺りのお話から教えてください。
「テーマは『北欧カジュアル』です。人が集い、リラックスできる空間を目指し、インテリアや照明にこだわりました。生活感はほどよく薄め、一日の家事の終わりに簡単な掃除を済ませ、常に70点くらいを保つようにしています。食器やキッチンツール、インテリアなどは、長く使える気に入ったものをそろえました。収納面も、目につくキッチン側はスッキリ、奥のパントリーはざっくりと、メリハリをつけて工夫しながら整えています。」
どこにいても目を惹く場所
milsaさん宅のキッチンは、LDKの奥に設けられています。全体を見渡せるオープンな対面スタイルは、逆にどの場所にいても自ずと視界に入ります。だからこそ、使いやすさと同じくらいインテリア性も大切に考えられたそう。ここからは、そんなこだわりの数々が表れた3つのポイントに注目しながら、milsaさん流のキッチンづくりのテクニックを紐解いていきます。『家事楽もオシャレも諦めたくない!』そんなアグレッシブな方や『キッチンを家の顔にしたい』と考える方は特に必見のアイデアがたくさん登場しますので、要チェックです。
キーワード1 明るく開放的なペニンシュラスタイル
「対面式キッチンに憧れていたので、ペニンシュラスタイルにしています。もとは壁付けI型キッチンだったのですが、あえて背面をカットし、壁紙で仕上げてもらいました。吹き抜けやダイニングの窓からも光が入り、明るく開放的です。」
キーワード2 冷蔵庫を隠して、生活感を薄める
「キッチンの必需品である冷蔵庫が見当たらないのも、我が家のキッチンのポイントだと思います。ちなみに、キッチン奥にある作業スペースを兼ねたパントリーに専用の設置場所を設けています。大きな家電を隠したことで、生活感をぐっと薄めることができました。冷蔵庫とストック置き場が並んでいるのは、食材の出し入れや在庫管理の面からも快適です。」
キーワード3 雑貨屋気分のディスプレイスペース
「我が家は、玄関からもキッチンの棚がよく見える間取りです。だから、キッチンを家の顔にできるよう、好きなものや季節感のあるものをディスプレイして、スポット照明を当てています。気分や体調で家事が面倒に感じるときでも、この場所の眺めが気分を上げてくれます。」
キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください
「キッチンはものが多くなるので、スムーズに家事ができる動線や収納、お手入れのしやすさを考えながら組み立てていくのがいいと思います。そこに自分らしさを足していくと、楽しいキッチンになるのではないでしょうか。」
まとめ: 軽やかなキッチンのつくり方
milsaさんのキッチンづくり、とても効率的でした。理想のスタイルから使い勝手を求め、そこに生活感を薄める工夫やどうお気に入りを見せるかの計算を加えていくことで自分らしく洗練しています。冷蔵庫が表に見えないだけで、生活感はもちろんですがキッチン全体の印象がグッと軽やかになるんですね。milsaさん宅の間取りならではの見通しと採光のよさが、その軽やかさを後押ししているのがまた素敵なところではないでしょうか。ぜひ、今回教えていただいたアイデアやアドバイスを参考に、使い勝手も眺めも、心持ちも軽快なキッチンを目指してみてください。
milsaさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!
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