「快適や幸せが自然と積もる、開放的でモダンなカフェ風キッチン」 by ya_ma_houseさん

「快適や幸せが自然と積もる、開放的でモダンなカフェ風キッチン」 by ya_ma_houseさん

RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。

今回お話をお伺いしたのは、心地よく穏かな雰囲気に洗練されたモダンナチュラルなインテリアづくりをされているya_ma_houseさんです。収納は充実、でも圧迫感なくすっきり!そんな理想のキッチンを手にする秘訣をたっぷりご紹介します。

息子が3人、男ばかりの家族5人暮らしです。親から受け継いだ築31年になる、二階建ての家をフルリノベーションしました。キッチンは憧れのペニンシュラのフルフラット。パン作りが大好きです。

家族と一緒に過ごせるスタイル

ya_ma_houseさん宅のキッチンは、モノトーンベースなのに不思議とあたたかく穏かな表情をしています。伸びやかな空間のゆとりや、モノトーン配色の中にアクセントを利かせる木目やグリーンがその理由かもしれません。その真相も気になるところですが、まずはリノベーションに際してのキッチンづくりに込めた思いやこだわりの部分からお伺いしていきましょう♪

ya_ma_houseさん

「リノベーション前のキッチンは、完全独立型でした。閉塞感があり孤独な場所。それもあり、リビングダイニングに対面しているスタイルに憧れていました。そのため、家族とコミュニケーションが取りやすい対面スタイル、かつ明るくごちゃごちゃした生活感が隠せる充実の収納のあるキッチンに仕上げています。目指すのはシンプルで、スッキリきれいな空間です。

リノベーションでは、抜けない柱や構造壁の制約もありました。試行錯誤の末、通路幅115cmを確保。キッチンとカップボードの引き出しを出しても問題なく、家族とすれ違うこともでき快適です。」

家族と過ごす、家族と使う快適

なるほど、リノベーションはそうした制約と上手く付き合いつつ、試行錯誤するのも醍醐味ですよね。その分、他にはない唯一無二が手に入るのが魅力。ya_ma_houseさんのキッチンは、家族と一緒に過ごしたい思いと家族と一緒に使う快適の最適解が体現されているんですね。

ここからは、素敵な形に仕上がったキッチンのコーディネートや演出にまつわる工夫に迫りつつ、ya_ma_houseさんとっておきのポイントをピックアップしていただきました。収納力、採光、配色、といった気になる内容がギュッと凝縮しています。これからキッチンづくりに取り掛かるという方はもちろん、今のキッチンを見直したいという方にとってもヒントとなる工夫ばかりです。

キーワード1 開放的に仕上げつつ、収納力も抜かりなく

ya_ma_houseさん

「フルフラットのキッチンを選びました。吊戸棚もつけず、開放感を大切に作っています。見通しもよく家事をしながらリビングを見渡せるところがいいです。閉塞感もなく、毎日ウキウキ気分です。

でも、収納もしっかり確保したかったので、カップボードは990mmと高さのあるものを選びました。キッチンと高さを合わせるのがスタンダードかと思いますが、あえてそれに逆らってみました。横にあるパントリーも天井高いっぱい。おかげですっきり片付きます。」

キーワード2 明るさと広さを演出してくれる、横長の窓

ya_ma_houseさん

「吊戸棚を付けなかった分、空いた空間があります。そこに自然光が降り注ぐ横長の窓を設置しました。その明るさが自然と広さも演出してくれているように感じています。アクセントにグリーンを加えて、癒し効果も高めてみました。」

キーワード3 基本3色で、かっこいいカフェ風に

ya_ma_houseさん

「キッチンのコーディネートは、ホワイト×木目+ブラックという具合に、基本3色でまとめています。統一感が出て、すっきりとオシャレな印象にまとまりました。特に、ホワイトタイル風の背面クロスとカップボードの木目、ブラックラインのアクセントのバランスが好きです。天井の照明用レールや家電をブラックで合わせ、全体的にかっこいいカフェ風を意識しています。

ダイニングテーブルと冷蔵庫は、このバランスに揃えるため夫とリメイクに挑戦しました。イメージにマッチするモルタルっぽいグレーの床もお気に入りです。」

キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください

ya_ma_houseさん

「私は『これにしたい!』と思えるまで、ショールームにも何度も足を運び、プランニングやサンプルの取り寄せも繰り返しました。リサーチなどとにかく、たっくさん行動を起こしています。施工会社の方が何度もパースを作り直してくれたので、イメージが沸きやすかったです。そういう方に巡り会えたことも大きいかなと思います。またキッチンに限らず、パッと視線を集めるポイントをオシャレにきめるだけで、不思議と全体も素敵になっていくように思います。そんな風にとことんこだわり頑張っていたら、気分の上がる毎日楽しいキッチンが手に入りました。」

まとめ: 気持ちいい時間が過ごせるように……

どんなスタイルでも、家で過ごしているとキッチンにいる時間は思う以上に多いものではないでしょうか。料理や後片付けだけでなく、コーヒーを淹れたり、おやつを取りにいったり……思い返すと頻繁に出入りしています。そんな場所だから、なんとなく好き。なんとなく気持ちいい。そんな風に感じられる空間にできたら毎日に小さな幸せが増えそうです。

ya_ma_houseさんのキッチンには、『小さな幸せ』を増やすどころか積もるくらいの工夫が巡らされていました。素敵だな、あたたかいなと感じるのは、そんな工夫に裏打ちされたものだったんですね。そして教えていただいたとっておきの工夫たちは、開放感の導き方、収納力の高め方、すっきりの演出方法と、どれも見落としたくないものばかり。ぜひ、毎日楽しく過ごせる場所づくりの参考にしてみてください。


ya_ma_houseさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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