連載：RoomClip_新人ユーザー紹介 vol.316 2022年6月19日更新

「木のぬくもりと瑞々しい緑を楽しむ、家族が落ち着く癒しの空間」 by mizuhoさん

RoomClipに登録された新しいユーザーさんの中から、毎回お一人をピックアップしてご紹介する本連載。今回は、ナチュラル×モダンなスタイリングですっきりと穏やかな空間づくりをされているmizuhoさんと、そのお宅をご紹介していきます。

今回ご紹介するのはこの方です！

mizuhoさん

夫の仕事の関係でお互いに地元を離れ、縁もゆかりもない土地で賃貸での生活をしていました。しかし転勤族のため、子どもの幼稚園入園を機に家を建てることを決意。2021年2月、マイホームが完成しました。夫婦+子ども2人で暮らしています。

心豊かに、心安らぐ、優しい家庭

上品に美しく、そして時に愛らしく

小さなお子さん2人とご夫婦の4人家族で暮らすmizuhoさん宅は、2階建て4LDKの間取りです。玄関では、外の植栽の緑をそっと楽しめる地窓と季節の彩を載せた木製スツールが出迎えてくれました。自然を楽しみ、上品に暮らしを整える、そんなmizuhoさんの住まいづくりへの心配りを感じさせてくれる一幕です。

玄関ホールを抜けてすぐ広がっているのが、こちらの景色。白と明るいウッドをベースに、瑞々しいグリーンが彩りを加えるシンプルでも趣き豊かで、気持ちの良いリビングです。ソファの前には小さなお子さんのための小さなリビングと呼ぶのがふさわしい、愛らしいテーブルと椅子のセットがちらり♡品よく美しい中に、こうしてキュンとくるトキメキを織り交ぜるのも、mizuhoさんのつくるインテリアならではの魅力です。

いい塩梅の、甘さと辛さ

リビングからダイニング＆キッチンへと視線を移していきましょう。ご主人が選んだマスターウォールのほんのり無骨なテーブルと、ご自身で選んだ飛騨産業のほっこりとしたぬくもりのある椅子の組み合わせが特に気に入っているとmizuhoさんは語ります。ご夫婦それぞれのセンスが手を取り合い生まれた、カッコ良くも可愛い佇まい、素敵です。テーブルと、手前に見えるリビングイン階段のデザインがリンクしているのも、眺めと気持ちを整えてくれますね。そして、スケルトンの階段下にさらりとフィットしたワークスペースもまた、絶妙な存在です。

対面スタイルのオープンキッチンの内側を拝見させていただくと、やはり見事にインテリアと調和が図られていました。こうして眺めると、白や明るいウッドを基調にした柔らかい雰囲気の中に、程よく黒やダークカラーが散りばめられていることに気が付きます。それが、シンプルで明るいナチュラル空間を甘くしすぎない秘訣。頭上に垂れる3つのペンダントライトのエッジの利いたスマートなデザインに見られるような、シャープなシェイプもさりげなく辛みを効かせています。

夢のような子ども部屋

ナチュラルと男前、モダン、そうしたテイストを上質に極め、シンプルにまとめたmizuhoさん宅ですが、子ども部屋はとことんお子さん思いです。もちろんそこにはmizuhoさんのセンスの芯が通っています。でも、トキメキに矢印が振り切られているのが印象的でした。低めの収納の上に並ぶ、お城やドールハウス、ペンダントライトのデザイン……目に見えるすべてのものがなんとも愛おしい。絵本の中のような、憧れがギュッと詰まっているような、まさに夢に見た子ども部屋です。

レゴブロック型など、入れ物の形もさまざまで遊びが利いています。本好きのお子さんたちのために、絵本は見やすく手に取りやすい収納方法を選ばれたそう。本を身近に感じられる環境は、想像力や感性を磨くのにも最適だと聞きます。自分たちのための特別な空間、自分たちのための工夫があふれる空間。そんな最高の環境で育まれた豊かな心は、お子さんたちの将来の強みとなるのではないでしょうか。

mizuhoさんのつくる暮らしは、美しさ、優しさ、そしてカッコ良さ、魅力を感じるあらゆる要素がバランスよく溶け合っています。今後の季節やライフスタイルの変化に応じた変化も楽しみなところ。ぜひ、引き続き注目してみてください。

mizuhoさん邸の間取り図

mizuhoさん宅は、2階建て4LDKの間取りです。キッチン横のRの垂れ壁の向こうには水まわりが続くなど、生活・家事動線に適ったレイアウトも、整う暮らしを支えています。今回はご紹介しきれませんでしたが、2階も階段と主寝室の間にウォークスルークローゼットを設けるといった、暮らしやすさの工夫が凝らされた空間です。