ペンやハサミなど、日常のふとした瞬間に欠かせない文房具。使いやすさを重視したペン立てを使ったり、ボックス型の収納ケースにまとめて隠す収納をしたり……。収納する場所やアイテム、用途によって、さまざまな方法が考えられます。
この記事では、RoomClipユーザーさんの実例をもとに、無印やニトリなど身近なお店のアイテムでできる、文房具収納アイデアを紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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目次
- 文房具収納は「使用頻度」と「使う人」に合わせて
- 普段使いの文房具収納アイデア
- デスクまわりの収納アイデア
- 引き出しを使った収納アイデア
- リビングなどに収納したアイデア
- 扉裏や壁面などに収納したアイデア
- 持ち運びできる収納アイデア
- 子どもも片付けやすい収納アイデア
文房具収納は「使用頻度」と「使う人」に合わせて
普段使っている文房具は、どんな場所に収納していますか?宅急便のサインや書類の開封など、使用頻度に合わせて収納場所や収納アイテムを選ぶことで、使い勝手がよくなります。また、子どもも使う文房具は、出し入れのしやすさを検討するとよいでしょう。
使う頻度別に収納場所を分けて
冷蔵庫の横に、無印の「マグネットバー」と「ファイルボックス用ポケット」を付けて、文房具を収納しているユーザーさん。賞味期限や開封日を書くペンやメモ用紙など、使用頻度が高いアイテムは手に取りやすい場所に収納されています。使用頻度の低いものやストックは、近くの引き出しに仕分けしておきましょう。
子どもも使う場合は出し入れしやすい方法で
3COINSで購入した背の低いアルミカップを、ペンや色鉛筆の収納にされています。種類ごとに分けて入れると、色がたくさんあってもまとまって見えますね。大人のみならず、子どもも手に取りやすく収納しやすい、立てる収納がおすすめです。
普段使いの文房具収納アイデア
宅配便の受け取りのサインや開封、書類への記入など、普段使い用のペンやはさみの収納アイデアを紹介します。インテリアに馴染むペン立てや、花瓶を使った意外でおしゃれなアイデアなど、イメージに合う収納方法を見つけてみてくださいね。
キッチンカウンターにペン立てを
こちらは、WOOD in the earが作る雑貨ブランド「inahono」のペン立てです。底面を少し斜めにカットして、縁は内側にカットされているデザインが特徴。インテリアになじむよう、木のアイテムで文房具収納を統一されているユーザーさん。おしゃれに見せる収納にこだわりたい人は、参考になりそうですね。
棚受けにセリアのペンスタンドを
平安伸銅工業LABRICOシリーズの棚受けと棚板で作った壁面収納スペースに、文房具を収納。セリアのペンスタンドは、1列が4段で取り出しやすいよう斜めに配置されているのが特徴です。ハサミや太いマジックも収納できるので、普段使いにピッタリ!
花瓶に立てて収納
観葉植物の横にも花瓶を置いて、ペン立てとして活用されています。ユーザーさんは、透明で細い花瓶を使用されていますが、底や口が大きいものや、色の付いたものを好みに合わせて取り入れられそうなアイデアですね。キッチンカウンターや玄関に置きたい、文房具収納アイデアです。
マグネット付きのペンスタンドとして冷蔵庫へ
100均の「ペン・印鑑スタンド」をペン立てとして、冷蔵庫横で使用されています。マグネット付きのカレンダーや、マグネットを貼ったバインダーにカレンダーを挟んだものを横に貼ると、すぐにメモできる仕様に。食材の買い出し日や開封日をメモしておける、画期的な普段使いの収納アイデアです。
白い壁に映える赤い壁面収納を使って
赤色のウーテンシロという収納アイテムを、白い壁に貼り付けて壁面収納を行ったユーザーさん。このアイテムは、白、黒、赤の3色展開で、ABSプラスチックとニッケルメッキのメタル素材でできています。玄関から入ってすぐの場所に設置しているので、文房具以外にも外で使えるような工具小物を入れることが可能です。
デスクまわりの収納アイデア
勉強やメモを取るためのデスクには、使いやすくて便利な文房具収納を設置したいですよね。卓上やデスクに近い壁面などに収納した実例を紹介!ナイフラックやコンパクトな2段トレイなど、意外なアイテムもありますよ。
IKEAのナイフラックに貼り付けて
ユーザーさんが壁面収納として使っているのは、IKEAの「マグネットナイフラック」です。長さ40cm、高さ3.5cmで、ペンやハサミなどの文房具を縦向きに収納するには十分なサイズ感となります。100均でマグネットを購入して、ノートやメモ用紙などもすべて貼り付けられるようアレンジするのも良さそうです。
無印の2段収納トレー
デスクの隅に置いているこちらの収納アイテムは、無印の「脚付きトレー」です。この商品は、ABS樹脂でできているもので、棚の大きさはA4サイズとなります。コンパクトな文房具であれば、ユーザーさんのように何種類も置いて活用することができますよ。
無印の歯ブラシスタンドをペン立てに
デスク上のたくさんの文房具は、木製のケースにまとめて収納。その右側には、無印の歯ブラシスタンドが1つ置いてありますね。使っているペンや、使用頻度の高いアイテムを立てて収納し、目立たせることができます。玄関先でのサイン用に、活用したいアイデアです。
デスクオーガナイザー
ナチュラルキッチンのデスクオーガナイザーを、文房具収納に使っているユーザーさん。本屋にある文房具ディスプレイのように、サッと手に取りたくなるようなアイテムが特徴です。サイドには薄手の本を収納できるスペースがあるので、メモ帳と筆記用具を一カ所にまとめておけますよ。
有孔ボードを活用してデスクを広々と使う
文房具を置くと、デスクが狭くなってしまうことが悩みだったユーザーさん。デスク前の壁に有孔ボードを設置して、フックに掛けたカップ型収納アイテムに文房具を収納されています。収納場所が決まっているのできれいに使えるだけでなく、デスクもすっきりした状態を維持できそうですね。
ニッチサイズの有孔ボード
日常的に使う文房具類やハサミ、体温計などは、手の届くところに収納したいユーザーさん。設置されている有孔ボードは、ニッチのサイズに合わせたものをチョイス。S字フックや、小物を置けるコンパクトな棚と組み合わせて、各文房具に合った収納を行いましょう。
引き出しを使った収納アイデア
文房具を「隠す収納にしたい」「分類して収納したい」という場合におすすめなのが、引き出しを使った収納アイデアです。既存の引き出し内を整理したアイデアや、引き出し型の収納アイテムを紹介します。
無印のデスク内トレーを活用
無印の「ポリプロピレンデスク内整理トレー」を使用されているユーザーさん。こちらは、デスク内を整理・収納できる仕切りが付いたトレーです。4つのサイズを組み合わせることで、色々なデスクに合うように作られているそう。仕切りは前後に移動させられるので、消しゴムやクリップといった小さな文房具も収納がラクですよ。
セリアのクリアケースで整理整頓
無印の「ポリプロピレンケース引出式・横ワイド・薄型」という商品に、セリアのクリアケースを入れて、引き出し内の整頓をしているユーザーさん。よく使うボールペンやマジックは手前に、あまり使わないのりやホチキスは奥に入れて、普段使いしやすいように工夫しましょう。
高さ2㎝の引き出し内をDIYでゾーニング
引き出し内の高さが2cmという、ユーザーさんの文房具収納スペース。高さが合わないため仕切りケースが使えない……そこで、隙間テープを仕切りにするという方法で引き出し内をゾーニングされました。ラッピングシートを敷いて、底の色味を統一させています。
無印の収納ケース×100均の収納グッズ
こちらのユーザーさんは、無印の収納ケースに100均の収納グッズを入れてゾーニングしながら、文房具を収納されています。クリップやスティックのりなど、それぞれのサイズに合わせた小物入れを選ばれていますね。無印の収納ケースには、ネームタグがあらかじめ付いているため、重ねて引き出しのようにしても中身が把握しやすいです。
セリアの収納ケース
自分が収納したい文房具の量に合わせて、引き出しを増減できるセリアの収納ケース。子どもの勉強机やキッチンカウンターなど、広いスペースを確保したい場所に重宝しそうなアイテムですね。引き出しにラベリングすると中身が把握しやすくなりますよ。
6種類から選べる仕切りトレイ
mon・o・toneのオリジナル商品である、6種類から選べる仕切りトレイ。ゾーンが2個のものから、最大12個まで区切られたトレイの中から、好きなものを選んで購入することができます。縦16.7cm×横22.5cm×高さ2cmのサイズなので、大きめの引き出しであれば2種類組み合わせて収納することも可能。収納が楽しくできそうなアイテムです。
無印の重なるアクリルケース
文房具売り場のような収納をされているユーザーさんは、無印のアクリルケースを使われています。このアイテムのサイズは幅25.5cm×奥行17cm×高さ16cmで、収納箇所は5段に分かれています。ボールペンやサインペンなど、多くの色味を使う人におすすめの収納方法です。
リビングなどに収納したアイデア
大型家具が配置されているリビング。小さな文房具を収納する場所は、テレビ台の上や電話台の横などが多いのではないでしょうか。ここでは、なるべく生活感を出さない、隠す収納を行っているアイデアを紹介します。
テレビボードに文房具を収納
テレビボード内の棚に並べた黒いカゴに、文房具を収納されているユーザーさん。カゴに入った状態なので、使うときはカゴごと引き出して、デスクの上に移動させることが可能。子どものお絵かき道具や、普段使わない文房具をまとめて収納するのにもピッタリです。
ロータイプのシェルフに無印の小物入れを合わせて
佐藤産業Fizzのロータイプシェルフをリビングに設置しているユーザーさん。そのシェルフの中には、無印のポリプロピレン小物入れを置き、文房具を収納されています。MAX6段分まで重ねて置けるので、引き出しのようにしてシェルフ内のスペースを空けておくことが可能です。
ボビーワゴンで大容量収納
B-LINEの「ボビーワゴン3段5トレイ」というアイテムを、文房具収納に使っているユーザーさん。サイズは、幅43cm×奥行42cm×高さ73.5cm。カラーは8色展開で、表面のアレンジがしやすいABS樹脂でできています。汚れても簡単に拭き掃除ができるので、長く使えそうですね。
無印アイテムで揃えて
無印の「ポリプロピレンケース・引出式」を積み重ねて、リビングに設置しています。横幅、高さ、奥行などの異なるアイテムがいくつかあるので、収納したいスペースに合わせて選ぶようにしましょう。細かな文房具類は、ケースの中に仕切りを入れたり小物入れを使ったりして、ごちゃごちゃにならないよう工夫が必要です。
扉裏や壁面などに収納したアイデア
扉裏や壁面は、意識的に収納を作らなければデッドスペースとなりがちですよね。棚がない、もっとデスクを広く使いたい、そういった人におすすめなのが、今回紹介する収納アイデアです。扉裏にはごちゃごちゃしやすいものや見せたくないもの、壁面にはおしゃれで見せておきたいものを収納してみましょう。
扉裏のマグネット缶で仕分け
消しゴムやクリップ、画びょう、ホチキスの芯といった細々した文房具の収納アイデアです。扉裏に貼ったホワイトボードに、ラベリングしたマグネット缶をくっつけるだけ!どちらもダイソーで購入できるもので、コスパ最強です。回して開け閉めするタイプの缶なので、しっかり閉めておけば、落ちてもばら撒いてしまう心配がありませんね。
壁面に収納スペースを設置
Vitraというブランドの見せる収納アイテム「ウーテンシロ」を壁面に設置して、文房具を収納されているユーザーさん。横幅52cm×高さ68cmというサイズ感で、深さや形の異なるたくさんのポケットが付いているのが特徴です。オフィスやリビング、子ども部屋などどんな場所でも使える親和性の高さが素晴らしいアイテム。
ホワイトボードで収納スペースを設置
ホワイトボードとアルミ缶を組み合わせて、文房具収納を作ったユーザーさん。アルミ缶には磁石を付けて固定し、前面には簡易カレンダーを貼るアレンジも。縦に長いペンやブラシ系の文房具は、このように立てて収納しておくと出し入れがラクですよ。100均で購入できそうな、取り入れやすいアイデアです。
持ち運びできる収納アイデア
片手で持てる量の文房具であれば移動させるのは簡単ですが、大量の文房具セットを持ち運ぶのはどうでしょう。リビングからキッチンへ持って行く場合や、文房具一式を寝室で使いたい場合など、一度にすべてを持ち運びたい人へ向けた、便利な収納アイテムを紹介します。
無印のキャリーボックス
無印の「ポリプロピレン収納キャリーボックス・ワイド」という商品を、文房具収納に使っているユーザーさん。大きさは、幅15cm×奥行32cm×高さ8cmで、工具や文房具の収納に適しているアイテムだそう。カラーはシンプルなホワイトグレー。内側は6つの収納スペースに分かれているので、サイズごとに文房具を収納できますよ。
ワイヤーバスケットにまとめて
取っ手が付いた、シンプルな黒のワイヤーバスケットに文房具を収納しているユーザーさん。バスケット内の仕分けには紙コップを使用し、インクや埃で汚れてもすぐに取り換えられるようにしています。隙間にメモ帳を入れることで、紙コップがずれるのを防いでくれそうです。
ファイル型の収納ボックス
ナカバヤシの「ライフスタイルツール」という商品。閉じると一般的なB5ファイルのように片付けておけるのですが、開くとこのような収納ボックスに変身!ただ、紙素材であるため、水回りや湿度の高いところで使う場合は十分に気を付けてくださいね。
無印のキャリーケース
ユーザーさんが使用している、持ち運びできる収納アイテムは、無印の「自立収納できるキャリーケースA4用」というものです。その中に、同じく無印のポリプロピレン製のトレーやボックスを入れて、文房具を分けて収納されています。細かくてばらけてしまうものは、ふた付きのものに入れてまとめておきましょう。
バッグインバッグを活用して
ユーザーさんが使用している持ち運びできる収納アイテムは、旅行やビジネスシーンで活用されるバッグインバッグです。サイズは、16cm×27cm×9cmで、ポリエステル製。ポケットが10個以上付いているため、いろんな文房具を分けて収納できるのがとても便利ですね。
ダイソーのソフトケース
ペン、ハサミやカッター、ホチキスやのり、ふせんやメモなど、ジャンルごとに分けて収納しているユーザーさん。ダイソーのソフトケースは、チャックで開け閉めできるアイテムで、写真のようにフックにぶら下げておくことも可能。外して1袋ずつ持ち運びもできます。
子どもも片付けやすい収納アイデア
子どもも使う機会が多い文房具。おもちゃ箱のようにぐちゃぐちゃに入れてしまうと、次に使うのが大変だし、使いたいときにパッと取り出せずストレスになりますよね。あらかじめ収納ゾーンを決めておくアイデアや、簡単に取り出せて簡単に片付けられる収納方法を紹介します。
ポリエチレンフォームで定位置を
厚さ0.5cm、大きさ50cm×50cmのポリエチレンフォームをホームセンターで購入し、収納アイテムをDIY。あらかじめ収納するものと場所を固定しておくための、文房具ボックスを作成したユーザーさん。これなら、パズルのように片付けができるので、子どもが片付けやすいですよね。
立てる収納で出し入れしやすく
ダイソーの積み重ねボックス大に、積み重ねペンスタンドを6つ並べて、文房具を収納しているユーザーさん。子どもが使いやすいように、ペンや鉛筆は立てて収納。手に取って使った後に、同じところに戻しやすいので取り入れてみましょう。
両サイドから使える収納アイテムをデスクの中央に
ブランコのような、かわいい文房具収納をDIYされたユーザーさん。子どもたちが勉強するデスクの中央に、このアイテムを配置。両サイドから取りやすく、上の棒をつかんで持ち運びもできる、便利なアイテムとなっています。
布製ボックスに硬めの収納ボックスを入れて
雑誌の付録であるLisa Larsonの収納ボックスを、文房具収納にされている実例です。布製でやわらかいアイテムなので、文房具を立てておくために100均のペン立てをIN。色鉛筆やクーピーを立てる収納にすると、4歳のお子さんでも取り出しやすいそうですよ。
100均のプラスチック容器をアレンジ
100均のプラスチック容器をデコレーションして、子どもの文房具収納にしている実例です。ユーザーさんが使用しているのは、バラバラになりがちなスタンプや色鉛筆を、ケースごと収納できるサイズのアイテム。こうすることで、片付けが苦手な子どもでも一瞬で収納しやすい仕様にされていますね。
IKEAのロースフルトに文房具をIN
IKEAのロースフルトは、長さ38cm×幅28cm×高さ65cmの、スチール製のキッチンワゴンです。頑丈で、移動させやすいキャスターが付いているのが特徴のアイテム。中段のシェルフは位置を調整できるので、子どもの身長に合わせて長く使えますよ。
普段何気なく使っている文房具ですが、見せる収納も隠す収納も、場所に合わせて工夫することができそうでしたね。玄関やリビングなど、使用頻度に合わせて収納方法を変えてみることで、生活にメリハリが付けられます。この機会に、身近な文房具収納を少しだけ便利なものに変えてみませんか?
RoomClipには、ユーザーさんが投稿した「文房具収納」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!