RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。

今回は、白を基調にした明るく瑞々しい印象の北欧風インテリアを楽しまれているkohakuさんに、キッチンづくりのコツや工夫を教えていただきます。

kohakuさん

築20数年の中古住宅を購入し、DIYで少しづつ楽しみながら、居心地の良い住まいにするのが理想です。本当に好きな物だけを持ち、スッキリと暮らしやすい北欧インテリアを目指しています。

DIYで目指す！好みのインテリアに似合う理想形

kohakuさん宅はとっても爽やかです。すっとシンプルだけれど、そこには暮らすご家族のあたたかな表情や活気、木の家具やグリーンのナチュラルな瑞々しさがあふれているのが印象的。素敵な暮らしを縁の下から支えるキッチンもまた、インテリアの流れを汲んださっぱりと気持ちのいい空間ですね♪汚れや散らかりとは無縁そうなキッチンに整える秘訣から、まずはお伺いしてみたいと思います。

kohakuさん

「築20数年の中古住宅に住んでいますが、入居当初は全く自分の好みではないキッチンでした。そこで好みの北欧インテリアに似合う、スッキリと整っていてお掃除もしやすい理想形を目指し、DIYで少しずつつくり込みました。」

心地良い独立型

築古物件というのは少し意外でした。モダンな雰囲気は、kohakuさんのDIYの成果だったんですね。間取りとしてはダイニングに隣接する独立型ですが、閉塞感や孤立感はありません。それというのも、心地良く採光が確保されているから。明るく優しい北欧の雰囲気に導くkohakuさんの努力と相まって、理想的な快適空間を演出していました。

そしてここからは、3つのポイントに焦点を当てながら収納やDIY、演出のテクニックを見ていきます。『注文住宅ではないから、妥協や不満だらけ』とモヤモヤしている方も、これからお家づくりをされる方も、ぜひお見逃しなく♪

キーワード1 基本、全てしまう

kohakuさん

「キッチンは汚れがつきやすい場所です。できるだけ物は置かず、スッキリとお手入れのしやすさの両立を図りました。必要な物は基本、シンク下や引き出し、食器棚に収納しています。」

キーワード2 DIYで北欧風に！

kohakuさん

「キッチンの収納部分の扉は当初、木目のある灰色っぽい色でした。ペンキを塗って、くすんだクリームグリーンにしています。取っ手も白い陶器のものに交換するなど、DIYで好みに染め変えました。勝手口の上のはめ殺しの窓にも窓枠を加え、ちょっとレトロな雰囲気に。照明もダクトレールを取り付け、蛍光灯からペンダントライトに変えました。」

キーワード3 ディスプレイも少し楽しむ

kohakuさん

「あまりにシンプルで何もないのも淋しいので、食器棚の上のスペースは雑貨を飾って楽しむ場所にしました。今は出番を待っている花瓶や、グリーン、木のオブジェなどを並べています。」

キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください

kohakuさん

「自分で考え、手を動かしてつくり上げたキッチンは、きっと愛着がわくはずです！『DIYをやってみようかな～？うまくできるかな？』と迷っているとしたら、ぜひチャレンジしてみてほしいです。キッチンに立つ時間が、もっと楽しくなると思いますよ！」

まとめ： 挑戦は応えてくれる

自分の手で理想に近づけていく……言葉にしてもなんだかキラキラ魅力的です。でも、実際やるには勇気も覚悟も必要。失敗もあるかもしれません。その不安を飲み込んでも、DIYやリメイクをやってみることに意義があることをkohakuさんのキッチンは教えてくれます。そして、扉や床、壁に限らず、窓や照明、そして収納方法と、キッチンにあるすべてのものに生まれ変わるチャンスがあることにも気が付かせてくれました。

まずは小さなところから、成功体験を味わってみるのがいいかもしれません。例えば、戸棚の取手のような。じわじわと理想形に近付くと、ディスプレイを楽しむ余裕もきっと生まれます。ぜひ、今回教えていただいたアイデアやアドバイスを参考に、思い描いた理想を自分の手で引き寄せてみてください。

kohakuさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい！