「古道具とDIYでつくる、手のぬくもりと愛情いっぱいのカフェ風キッチン」 by koharubiyoriさん

「古道具とDIYでつくる、手のぬくもりと愛情いっぱいのカフェ風キッチン」 by koharubiyoriさん

RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。

今回は、家具や道具の表情を楽しむあたたかくナチュラルなインテリアづくりをされているkoharubiyoriさんに、キッチンづくりの工夫やこだわりをお伺いします。

2年程前に1階の3分の2を自営業の夫の仕事場、残りと2階を住居とする家を新築しました。夫婦ふたりの暮らしです。県外に住む、大学生の息子がいます。

古道具が活きる、大切にしたい空間

koharubiyoriさん宅は、随所にレトロやアンティークの趣きを宿す素朴な空間です。キッチンにも照明や見せる収納といった部分にそうした雰囲気がしっかりと息づいているのが印象的。まずは、キッチンづくりをする中で大切にしたことや、意識したことから教えていただきました。

koharubiyoriさん

「テーマは『古道具を活かしたカフェ風キッチン』です。15年前くらいから古道具にハマりはじめました。もともと木製家具や木工雑貨が好きだったこともあり、最新のシステムキッチンや照明などを選ぶ時も、古道具と合いそうな色合いや素材にしました。誰かが大切に使って来られた古道具を、私も大切にしながら私のキッチンで活かしたいです。

背面にFIX窓を付けたのもこだわりです!青空に限らず、いろいろな空模様や季節の移り変わりを楽しめるので、『付けて良かった〜』と実感しています。」

収納力のあるオープンな対面スタイル

家具や道具がこれまで受けた愛情を引き継いで、さらに愛情を注いでいく……その心意気がkoharubiyoriさん宅に流れるあたたかな空気、時間を生み出していたんですね。間取り図を拝見すると、すぐ横にパントリーがあることが分かります。収納が充実しているほど見せるものの厳選もできるので、オープンな対面スタイルでも生活感をコントロールがしやすいのではないでしょうか。

ここからは、その部分のお話も含めて、キッチンのとっておきのポイントを3つご紹介していただきます。その中には素敵な空間を生むコツや支えるアイデアがたっぷり♪古道具が好きという方はもちろん、DIYでキッチン改革をしていきたいなと考える方にとっても魅力的な発見がきっとありますので、ぜひお見逃しなく!

キーワード1 基本の3色でまとめる、カフェ風スタイル

koharubiyoriさん

「古道具を活かした、カフェのようなキッチンダイニングをテーマにしています!生活感がガッツリ主張しないよう、背面にはディスプレイや収納ができる棚を手づくりしました。カラーもテーマを意識して、木の色味とブラックアイアン、家電の白の基本3色でまとめています。」

キーワード2 手軽にお手入れできるから、いつもすっきり

koharubiyoriさん

「毎日のお手入れを手軽なものにするため、コンロはIH、レンジフードも掃除しやすいものを選びました。グリルはあえてなしにすることで、厄介なグリル掃除を回避(笑)洗い物を苦に感じないタイプなので、食洗器は付けていません。その分を収納に当てられたので、見せるものの厳選にも役立っています。キッチン前の立ち上がり部分には、調味料などを置けるニッチをつくり、調理台をいつもすっきり保てるようにしました。」

キーワード3 生活感を飲み込んでくれるパントリー

koharubiyoriさん

「食器や食品、日用品の買い置き、使用頻度の低い家電といった生活感をにじませるものは、キッチン奥のパントリーに置いています。食器棚やDIYした棚などで、使いやすく整えました。パントリーには家族以外は滅多に出入りしませんが、こちらも今後、好みの木工雑貨や古道具で揃え、好みの空間にしていきたいと考えています。」

キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください

koharubiyoriさん

「私の場合、前のお家で不便に思っていたことや、必要ないと思うものを改善することを意識しました。その上で、これまではやりたくてもできなかったことを取り入れたんです。こうしたことで、使い心地の良さも、キッチンに立つ楽しさもある空間を手に入れることができました。今はいろいろな機能が付いたキッチンがたくさんあります。迷うことも多いですよね。だからこそ、RoomClipなどでたくさん情報を集めるのがおすすめです。」

まとめ: 活かす楽しみ、組み合わせる醍醐味

最新の機能、デザインでまるっとキッチンを揃えるのも間違いなく素敵です。でも、選択肢があまりにも豊富で迷ってしまうこともあれば、コストの壁に理想を阻まれることもしばしばではないでしょうか?そこで改めて注目したいのが、あるものを活かす、欲しいものをつくる、古き良きものをさらに育てる、そんなkoharubiyoriさん流のキッチンづくり。

そうして生まれるのは、世界に一つの自分にしかつくれないキッチンです。少しずつ、こだわりや愛着を増やしアップデートを重ねていくのももちろん醍醐味だと思います。ぜひ今回教えていただいたアイデアやアドバイスを参考にしながら焦らずゆっくり、一期一会や気づきを大切にしてキッチンを、暮らしを、デザインしてみてください。


koharubiyoriさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

最近見た商品

キャンペーン中の商品

関連記事

RoomClipショッピングの関連リンク