「家族の希望が調和した、共に過ごせるカウンターキッチン」 by Takiさん

「家族の希望が調和した、共に過ごせるカウンターキッチン」 by Takiさん

RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。

今回は、優しく明るいモダンナチュラルなインテリアづくりをされているTakiさんに、キッチンづくりのこだわりや工夫をお伺いします。

夫と私、小学5年生の女の子、3年生男の子の4人家族です。夫が完全在宅勤務になったのを機に、築40年超えメゾネットマンションをフルリフォームし、住んで4ヶ月ほどです。リフォームの際、RoomClipにあるたくさんの実例に助けてもらったので、同じような人のお役に立てるかも!と引っ越し後から投稿もスタートさせています。

家づくりのイメージの源となった場所

Takiさん宅のLDKは、どこから見ても優しく穏かなトーンで洗練されています。すっきりとモダンだけれど、色も質感もとてもあたたかいのが印象的。キッチンもそんな雰囲気に溶け込んでいますね。どんなことを意識し、こだわってスタイリングされたのでしょうか。まずは気になるテーマや大切にしていることから教えていただきました。

Takiさん

「ベーシックな色味(ホワイト、ベージュ、ライトグレー)でまとめた、家族みんなの居心地の良い場所にしました。前の住まいのキッチンは独立型で、当時まだ小さかった子どもたちの姿が見えなかったり、話が聞き取りにくかったりといった問題を感じていました。

そんなとき、引っ越しとリフォームをすることになりました。壁をなくすなど、できる限り間取りを変え、憧れの対面キッチンも手に入れることができたんです。カウンターで食事や宿題、おしゃべりもできます。また、子どもたちが大きくなったら一緒に立てるようキッチンの幅も広め。柔らかい雰囲気の白い木目柄は、子どもたちが選んでくれたものです。キッチンからこの家のすべてのイメージも膨らんでいきました。」

家族を近くに感じさせてくれる対面スタイル

間取り図を拝見しても、お話にあった通りの『家族を近くに感じられる場所』であることがよくわかります。同時に、入り口やバルコニーを含めたLDK全体を把握しやすい場所であることも。家事を楽しみながらコミュニケーションや見守りができる、思わず微笑みがこぼれる、そんな空間なんですね♪

ここからはTakiさんに、キッチンの見どころを3つピックアップしていただきました。そこにはリフォームに際しての思いや工夫もギュッと詰まっています。これから家づくりをする、リノベやリフォームを検討中という方もぜひお見逃しなく。

キーワード1 みんなの好みが溶け合ったハイカウンター

Takiさん

「ハイカウンターは、『バーのようにしたい』という夫の希望が基になっています。手元は隠れるけど圧迫感もない高さ100cmを選びました。キッチン前にハイカウンターがあると、バー気分でお酒を飲めるのはもちろん、できた料理を運んでもらうための一時置きとしても便利です。

ここだけカッコ良すぎてもバランスが悪いので、インテリア全体に馴染むように配色にもこだわっています。椅子選びも納得いくまでじっくり時間をかけました。キッチンにいてもカウンターにいる家族と同じ目線で会話ができるし、みんなの好みをうまくミックスできた部分なのでとても気に入っています。」

キーワード2 抜群に作業しやすい、ワイドなスペース

Takiさん

「キッチンのサイズは、我が家に採用できる一番大きなもの(260cm幅)を選んでいます。これまでの住まいと比較しても格段に広く、作業しやすくなりました。サイズが大きい分、収納力が高いのも魅力です。背面ぴったりに合わせて購入したパモウナの食器棚との間隔も、人がすれ違えること、移動歩数を掛けずにアクセスできることを意識しています。ちなみに、キッチンと食器棚の間は100cm。実際使っていると、この距離のちょうど良さを実感できます。」

キーワード3 汚れが目立たない、シックベージュの人造大理石シンク

Takiさん

「以前の住まいのキッチンは、白の人造大理石のシンクでした。当時は子どもが小さかったこともあり、手をかけきれず色移りしてしまったんです。それがとても悲しくて。清潔感のある真っ白さは大好きだったし憧れもあったのですが、今回は汚れが目立ちにくく、キッチンの雰囲気にも合う、シックベージュの人造大理石にしました。キッチンのポイントになるカラーなのでとても気に入っています。継ぎ目のないデザインで掃除もしやすいです。」

キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください

Takiさん

「私は、家族と自分がこのキッチンでどう過ごしたいのかをイメージすることからはじめました。1からイメージするのは難しかったですが、ショールームやRoomClipを見ては家族と話し合い、譲れない条件などを明確にしていきました。それぞれの理想の形は違えど、目指すは家族の集まる心地よい場所。その思いは同じだとわかってからは、スムーズに決まった気がします。

結果、我が家はみんなが使いやすくて、みんなが愛着を持てるキッチンを手に入れることができました。私も日々の料理や片付けといった家事をもっと頑張れるようになりました。」

まとめ: これまでから学び、これからを思う

家族の意見を聞く、それは簡単なようでとても大変なことかもしれません。相手がどんなに相性のいいパートナーであったとしても、自分とは趣味も感性も完全に一致するは難しいもの。話せば話すほど情報が増え、迷宮入りする可能性だって多分にあります。『でも、それが大事なんだよ』と、Takiさんの体験と経験は物語ります。

みんなの欲しいの折衷案を模索すること、その中で機能や使い勝手を高めていくこと、それはキッチンづくりの最大の難所であり醍醐味です。こだわった分、暮らしやすさで答えは必ず返ってくることもTakiさんは証明してくれています。だからぜひ、今回教えていただいたアイデアやアドバイス、考え方を参考に、自分と家族、好みや癖、いろいろなものとじっくり向かい合ってみてください。きっと満足のいくキッチンはその先に現れます。


Takiさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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