RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。

今回は、家族みんなの負担や疑問をなくす効率の良い収納づくりをされているanaさんに、とっておきのしまい方をお伺いします。収納迷子、その場その場の最適な仕組みが分からない！という方のお悩みもきっと軽くしてくれますよ。

今回教えてくれたユーザーさん♪

anaさん

マイホームマンションに引っ越しを機に、収納に目覚めました。未就学児の子育てをしているので、夫から『〇〇どこ？』と聞かれても都度対応していられないので、ラベリングをして『ひと目でわかる収納』を心掛けています。

誰も困らない仕組みをつくる

anaさんのつくる収納は、すっきり美しく家族に優しい仕組みが特徴です。ケースを統一してもラベリングしてあるから、ものも人も迷うことがなさそうですね！まずはこの収納の仕組みに込められた思いやこだわりから教えていただきました。

anaさん

「こだわっているのは、出し入れしやすく、アクション数が少ない仕組みづくりです。仕上げにラベリングをして、誰が見ても目的のものをすぐ見つけられるようにしています。」

anaさん宅を見回してみると収納は『見せないスタイル』が中心になっている印象です。それでも誰も困らない工夫がきれいを維持する秘訣なんですね♪ここからは、使用頻度の高いものの多さゆえに『しまう・見せない』が難しそうなキッチンに焦点を当てて、anaさん流の収納法を掘り下げていきます。『よく使うからだしっぱなしにしておこうと思ったら、生活感が凄い！』そんな、あれれ……こんなはずでは、に思い当たったことのある方も必見のしまうテクニックの数々が登場します。

キッチンで考える、効率の良い3つの収納法

その1 使う場所、使い方を考えて定位置を決める

anaさん

「ガスコンロの下には鍋やフライパン、鍋敷き、常温調味料というように、使う場所の近くにしまう場所を設定しています。シンクの下はザル、ボウル、水を入れて使う片手鍋など水と縁のある道具の定位置です。」

その2 よく使うものも効率よくしまう

anaさん

「ワークトップはできるだけ広く使いたいと思っています。だから私はよく使う調味料も『しまう派』。容器の種類やサイズを揃えてコンロ横の引き出しにしまっています。ここでもやっぱり、使う場所の近くなので出しっぱなしでなくても不便は感じません。」

その3 一軍食器はまとめて収納する

anaさん

「我が家のキッチン通路は、あまり広くありません。そのため、無駄な動きを減らす意味でも食器は可能な限り同じエリアに戻せるようにと考えました。特によく使う一軍食器はまとめて収納しています。」

オススメの収納アイテム

ITEM無印良品のポリプロピレンファイルボックス（スタンダードタイプ・ワイド・A4用）

PRICE590円（税込）

無印良品は店舗も多く、品数も豊富です。もし収納方法を変えたいとなっても、別の場所でも活躍してくれそうなシンプルなアイテムが多いのも魅力だと思います。他社のものと比べるとこちらは内寸が大きめなのがポイントです。もっと安価で似たような商品を見つけることはできると思いますが、少しの違いで収納力に違いがでるので、こちらをおすすめします。

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最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました

anaさん

「あれば便利なものでも、使わなければ邪魔になります。『本当に必要？』と自問自答することも大切です。そして、細分化収納だと戻すのが面倒で『あとで』となるので、私は大きなくくりで収納してポイっと気軽に片づけています。できるだけアクション数の少ない収納方法を見つけられると、毎日の家事やリセットの負担も軽くしていけると思います。」

出しっぱなしに引けをとらないしまい方がある！

隠す収納は、インテリア性を損なわず、すっきりきちんとした印象を与えることができます。でも、見た目は良くても使い勝手がイマイチということがありがち。anaさんの収納術はこの使い勝手にしっかりと配慮があるから、しまってあっても、出しっぱなしの使いやすさに引けを取りません。

使う場所の近くに、使い方を考えて、誰も困らないように、しまう。全ての場所にそれを徹底するのは、はじめこそ大変かもしれません。きっとたくさん考える必要もあります。ただ、それを行き届かせたあとは……間違いなく快適な毎日が待っています！そして、anaさんがたくさん考えたアイデアを知った今なら、大変さは大幅ショートカットが可能♪ぜひ、参考にしてすっきり気持ちのいい、ストレス少なめの日々を手に入れてみてください。

anaさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい！