オリジナルな年賀状を作ろう!手書き・消しゴムハンコ・写真を使った作例を紹介

オリジナルな年賀状を作ろう!手書き・消しゴムハンコ・写真を使った作例を紹介

11月くらいになると、気になり始める年賀状作り。最近はおしゃれなフリー素材なども増えてきましたが、今年はひと工夫してオリジナルな年賀状を作ってみませんか? この記事では、RoomClipユーザーさん達の実例をもとに、簡単に作れるステキな年賀状デザインを紹介します。一手間かける時間が、送る相手に思いを馳せる時間にもなりそうです。使う素材や道具ごとに紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

オリジナルな年賀状を作ってみよう

市販されている年賀状にもデザイン性が高いものがありますが、一通ずつに心が込められる手書きの年賀状は、ハンドメイドのように作る楽しみが味わえます。オリジナルな年賀状でよく使う素材と方法のほか、表面を手書きする場合のポイントを紹介します。

絵の具・スタンプ・テープなどの風合いを楽しんで

絵の具やスタンプ、テープなどを使って1枚ずつ作った年賀状には、画材の風合いが楽しめるといった魅力があります。作り手の個性が表れ、受け取る側も作った人のことを思い起こしてくれるでしょう。一面をすべて手作りにするのは難しくても、印刷した年賀状の余白に、ワンポイントでも、スタンプやテープでアレンジを施す方法もあります。

オリジナルな絵や写真をプリントしても

年賀状を1枚ずつ手書きするには、膨大な時間がかかります。オリジナルの絵や写真のデータを取り込んで、プリントすれば、量産も簡単にできます。基になるデータや絵を作ることに時間を費やし、後はプリンターに任せてしまい、時間を節約できますね。

表面はなるべく太い文字で

年賀状は、太く濃く書かれた文字が縁起が良いと言われています。扱いなれているからといって、細いボールペンでは、受け取った方が読みにくい可能性もあり、事務的な印象を持たれるかもしれません。毛筆や筆ペン、あるいは線の太さに変化をつけられる万年筆や、扱いやすいサインペンなどがおすすめです。

文字のバランスを取るコツ

年賀状の宛名を手書きするのが苦手で、ついプリンター任せにしてしまうということはありませんか。普段筆ペンなどを使っていなくても、書くバランスを意識するだけで美しく見えますよ。最後に、手書きする際に気をつけたい、文字のバランスをとるコツを3つ紹介します。

表書きのコツ
  1. 1行に何文字いれるのか検討する
  2. 住所によっては、マンション名が長いなど、行数を要することもあります。何行に分けて書くのかを把握してから、書き始めましょう。

  3. 端から1.5cm程度の余白を取る
  4. 送り先住所と、差出人の名前はそれぞれ端から1.5cm程度の余白を取ることで、全体を見た時にすっきりとし、美しい印象になります。

  5. 宛名の中心は郵便番号のマス目(1つめと2つ目の間)を目安に
  6. 住所が複数行ある場合や、肩書きを書き入れたいときにも、マス目の位置で間隔をとるのがおすすめです。

絵の具などの風合いをいかしたアイデア

どんな筆記具で書き込むかは、手作り年賀状の大きなポイントです。墨文字が手軽にかける筆ペン、オシャレなカリグラフィーペンといったものから、絵の具や色鉛筆などいろいろな道具があります。どんな仕上げにしたいのかをイメージして、筆記具選びからこだわり、センスの映えるアイデアを紹介します。

スプラッシュさせた絵の具に文字を重ねて

水性ペンは水と馴染みがよく、ハガキにあらかじめ水分をふくませておくと、スプラッシュしたような不規則な水しぶきが描けます。そんなペンの特製を活かし、オリジナル年賀状を作ったユーザーさん。好きな色のペンをあえてにじませるようにして、水しぶきをつくっておき、乾いたら文字を書き入れるだけで、世界に一枚だけの年賀状ができます。

ステンシルで1枚ずつ塗って

型紙の上から、スポンジや筆でインクを転写させていくステンシル。型紙を作る手間はかかりますが、一枚作ってしまうと同じものを何枚も作れます。そうしたステンシルで、愛らしい年賀状を作るユーザーさんのアイデア。鮮やかな黄色のスタンプの上に、黒インクのステンシル文字を入れる2色だけでも、文字が目立ち、すっきりとしたおしゃれな年賀状です。

筆ペンで干支文字を描いて

絵手紙などでも使われる顔彩絵具を使って、干支の漢字にデザイン性を持たせているユーザーさん。干支を表す漢字だけでは、かたい印象になりそうですが、やわらかな線と目や耳をつけることで、親しみを感じる優しい年賀状になっています。

スタンプを使ったアイデア

簡単に押すだけで、文字やイラストを描けるスタンプ。消しゴムやサツマイモなどを掘ってオリジナルなスタンプ作りも楽しいものです。市販されているスタンプを活用して、インクを好みの色にすれば、オリジナリティも出せます。

正月飾りの小さな消しゴムハンコ

小さなサイズの消しゴムハンコをいくつか準備したユーザーさん。お正月らしいおめでたい柄に干支を混ぜれば、その年らしいデザインになります。小さなハンコは、カレンダーや手帳のマークにも使えそうですね。

干支の消しゴムハンコ

消しゴムハンコは、手軽に手作りできます。100均ショップにはハンコ用の消しゴムも販売されています。ユーザーさんのように、アウトラインだけでもかわいい干支のハンコができます。年賀状だけでなく、箸袋やお年玉袋などにスタンプすれば、新年らしい演出にもなりそうです。

印刷後にハンコでデコレーション

Happy New Yearや今年もよろしくお願いします、といった定番文字は印刷したハガキに、オリジナルの干支ハンコを合わせているユーザーさん。シンプルなデザインの年賀状に、ワンポイントでもスタンプがあると、ほっこりとした印象になりますね。

六角形のスタンプインクをおして

ハンコをおすためのスタンプインクを、直接年賀状に捺すユーザーさんのアイデア。六角形のスタンプインクを何色か準備し、背景として使っています。四角いスタンプインクでも、斜めにおすだけで、格子状になります。紅白で並べていけば、おめでたいデザインになりそうです。

干支のシーリングスタンプをプラス

手紙の封印などに使われるシーリングスタンプでひと工夫したアイデアです。年賀状に、熱で溶かした蝋(ワックス)の上から、干支デザインのスタンプをおしているユーザーさん。干支モチーフのデザインをしたイラストは印刷ですが、ワンポイントシーリングスタンプがあるだけで、高級感も出てきます。

紙やテープを使ったスアイデア

年賀状用に準備したものでなくても、普段使っている千代紙や包装紙、マスキングテープを活用するのもアイデアのひとつです。華やかな柄の紙は、ちぎって貼るだけでもお正月らしくなり、重ねて貼っていけば、貼り絵のような作品もできます。

ちぎり絵で干支を作って

和紙を手でさくと、ほどよく毛羽立ち、それを貼り付けるとぬくもりのあるちぎり絵が作れます。干支の耳と鼻、冬のミカンをちぎり絵風にしたユーザーさんの作品です。たくさん貼ってあるのではないけれど、手作りならではの温かみがつたわるような一枚です。

折り紙をパッチワークのようにして

このユーザーさんは、時間をかけ、下絵を描くことから始め、型紙を作って折り紙を切り、本格的な貼り絵作品を創り出しています。型を1セット作成しておくと、何枚も同じサイズの貼り絵ができます。目や頬の位置を変えるだけでも、いろいろな表情の牛になりそうです。

和紙をひつじに見立てて

ちぎった毛羽立ちを活かして、羊の毛並みに見立てた作品作りをしているユーザーさんです。楕円形に和紙を千切るだけで、羊のボディができます。目や耳、足は色鉛筆で書き足せば、ユーモラスにも、愛らしい顔にもなりそうです。

マスキングテープで作る門松

マスキングテープも手軽に使える手作り年賀状アイテムです。ユーザーさんのように、直線のテープを活かして門松のように貼り絵にするのも素敵です。年賀状の下部分には、ツバキ柄のテープを1本貼るだけで、カラフルに見せてくれます。マスキングテープそのものを、小さくちぎって貼り絵にする方法もあります。

セリアの和柄マスキングテープ

100均ショップでも売られているマスキングテープを使い、手作り年賀状を作ったユーザーさん。中央の文字を引き立てるように、和柄とゴールドのマスキングテープが貼られています。小さな四角形にカットして3つ並べるだけで、和の古典的なデザインも簡単に作れます。

写真を使ったアイデア

スマートフォンで写真を撮る回数が増えていませんか。この一年を振り返り、思い出に残る一枚や年賀状向きな明るい写真をスマホのファイルから選んで、年賀状にするのもいいアイデアです。自分で撮影した写真なら、他とかぶることもなく、送る側の人柄も伝わる年賀状が作れます。

干支飾りをミニチュアハウスに置いて

コレクションしているミニチュアボックスの前に、木彫りの小さな干支を置いて撮影をしたユーザーさんです。趣味やコレクションしているものを組み合わせて、世界に一枚だけの年賀状になっています。受け取る側は、あの人の好きな物、どこで手に入れたのかななどと、思いを巡らせてくれそうです。

お花でつくる西暦

小さな花で西暦を並べて描いて、写真に納めるというアイデアです。簡単に真似もできそうですが、ユーザーさんは、赤い背景に黄色の花を並べて、やわらかくも豪華な印象を出してます。背景の色をかえるだけでも、またイメージをかえた年賀状ができそうです。

お正月用スワッグに文字を合わせて

玄関扉にかけるスワッグを撮影し、新年の挨拶文字と合わせたユーザーさんです。クリスマス用のスワッグでも、ベルや星といった飾りを、和の扇や水引きの飾りに変えるだけでも、和の印象に変えられます。ちょっと早めにお飾りを準備し、それを撮影してプリントしても良さそうです。

お部屋の写真で引っ越しのお知らせを

転居のお知らせと新年の挨拶を兼ねた年賀状も手作りできます。新居の外観やこだわったインテリアを写真撮影し、新住所とともに配置すれば、個性のある年賀状ができます。ユーザーさんのように、リビングをいれると、ここに遊びに来てねという思いも伝わりそうです。

風景写真にデザインを加えて

新婚旅行先の思い出の一枚を年賀状にしたユーザーさん。海外の山や、富士山や日の出の写真は新年にぴったりな画像です。写真に合わせて、挨拶文や新年での決意などを添えると、絵葉書といった印象から、年賀状らしさが演出できます。

ペット写真を使って

愛犬、愛猫、愛鳥などペットの写真を年賀状にしてみるのも、楽しい一枚が作れます。ユーザーさんは、愛猫が寝ている様子に、寝正月の言葉を合わせています。眺めるだけで、優しい気持ちにしてくれそうです。次に会う時や話すときには、ペットの話題でも盛り上がれそうですね。

オリジナル年賀状のアイデアをみてきました。年賀状を元日に届けてもらうためには、12月25日までに投函する必要があります。全面を手作りにするのは難易度が高くても、部分的に手作りハンコやマスキングテープなどで飾って、オリジナリティある年賀状を作ってみませんか。

RoomClipには、ユーザーさんが投稿した「年賀状」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!

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