本連載ではRoomClipユーザーさんが暮らすワンルーム・1Kをご紹介。真似できるリアルな工夫やとっておきのスタイルを探っていきます。
今回は一人暮らしのワンルームを、贅沢なほどゆったりと上質なくつろぐ空間に仕上げているKumamiHamanoさんに、お部屋づくりのこだわりを教えていただきました。
今回教えてくれたユーザーさん♪
プロフィール
お住まい
- お住まいの地域: 神奈川県
- お部屋の種別: ワンルーム(部屋とキッチンに仕切りがない。玄関あけたらすべてがオープン)
- 居住面積: 35m2
- 家賃: 90000円
- この家に住む人: 一人暮らし(ペットなし)
- ご職業: 会社員
- 趣味: スキューバダイビング
いまのお部屋に決めた理由はなんですか?
「開放感のある窓と、広めなお部屋が決め手です。珍しいL字型の間取りで、壁がなくとも自然とエリア分けができることも気に入っています。」
お部屋のこだわりを教えてください
「心がけているのは『主役が目立つようにすっきりさせておくこと』です。北欧、ナチュラル、ジャパンディなど、憧れるテーマがたくさんあり、ひとつに決めて揃えていくことは私には難しいようでした。そこでものを少なめにして、色でざっくり揃えながらテイストが喧嘩しないよう配置しています。シンプルにすると、自分の本当に好きなものが際立ってくれて、落ち着ける空間が手に入りました。」
気づいたらいつも居る場所はどこですか?
「ダイニングテーブルです。ソファとテレビがない部屋なので、ダイニングがくつろぐスペースになっています。食事の他にも本を読んだり、映画を見たり、iPadを置いて飲み物(お酒)を楽しんだりしています。」
目立たせたい3つの主役たち【ここがポイント!僕&私の工夫】
①全体の主役は、木材の質感がいいダイニングセット
「部屋の主役のテーブルと椅子です。unicoで木材の質感が良いものを選びました。くつろぎスペースであるダイニング周りは、日中はディスプレイが華やかに見え、夜は2つの照明で照らす落ち着いた空間にしています。」
②ベッド周りの主役は、快眠へ誘う優しい光
「ベッド周りは睡眠を妨げないよう極力ものは置かないようにしています。その中で目立っているのが枕元にあるイサムノグチの「Akari 1N」です。本当に優しい光で、毎日快眠です。」
③デスク周りは、リラックス感を主役に……
「在宅勤務用のデスクは、KANADEMONOで横幅180cmと広めのものをオーダーしました。ここは仕事との戦いの場になるので、居心地のよさは必須です。質感のいいデスクにインテリアグリーンと照明を加え、リラックス感を演出。ですが仕事との戦いには、だいたい負けます。」
最近買ったナイスなアイテムを教えてください
イサムノグチのAkariシリーズは、『照明として部屋をやわらかな印象にするだけでなく、モダンな造形がまさに名作』というようなことが、色んなところに書いてありました。実際に置いてみたら、本当にその通り。名作と言われるだけあり、部屋の雰囲気がぐっとよくなります。
販売サイトで商品を見る今後インテリアで挑戦してみたいことがあれば教えてください
「自分以外の誰かに対して、インテリアの提案をしてみたいです。現在は、自分のライフスタイルに合わせてインテリアを自分好みにつくっていますが、誰かのライフスタイル・好みに合わせたコーディネートを考えることで、自分自身の可能性がぐっと広がるなと考えています。」
お話をお伺いして
今回拝見させていただいたワンルームは、キッチンスペースとその他のスペースを分けやすいL字型をしています。そのため、感覚としては1Kに近いレイアウトが可能です。実際、KumamiHamanoさんはキッチン&ダイニング、その奥にベッドと玄関からの直線を利用してプライベートを充実させつつ、L字の曲がった部分にワークスペースをつくるメリハリのあるゾーニングをされていました。
とはいえ、ワンルーム。それぞれの空間がチグハグだと落ち着きません。そこを巧みに色味の調和でコントロールし、好みのテイストを存分に楽しんでいるのもKumamiHamanoさんのお部屋づくりならではの魅力。こうしたレイアウトのアイデアやテイストミックスのコツは、お部屋の形が違っても、好みのテイストが違っても応用しやすいと思います。ぜひ、参考にしてみてください。
KumamiHamanoさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!
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