「家族に定着するから忙しくても片付く、定位置のつくり方」 by Shion+さん

「家族に定着するから忙しくても片付く、定位置のつくり方」 by Shion+さん

RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。

今回は仕事に家事育児にと忙しい日々の中でも、片付く家づくりをされているShion+さんに、その秘訣と工夫を教えていただきました。

今回教えてくれたユーザーさん♪

40代後半のワーキングマザーです。仕事が忙しくて片付けが億劫なので、自然と収納を考えるようになりました。仕事で業務を処理するように収納を考え、ルーティンでまわしているので、家族全員片付けや掃除が苦手でも、自然と整った状態が維持できるようになっています。もっとも『映え』まで意識する時間的余裕はないので、RoomClipにはいつも生活感ありありの写真ばかり載せています。

いつもの場所をつくる

Shion+さん宅は、ものが心地よく収まっています。だから、子育て中に起こりがちな、おもちゃを踏んで『痛っ!』ということもなさそう。それは、テレビボードの上に活き活きと飾られたプラモデルとフィギュアを見ると確信に変わります。あるべき場所、活きる場所にものが落ち着いているのだな……と感じることができるから。ではどうすれば、そうできるのでしょう?そこでまずは、Shion+さんが収納を考えるうえで一番大切にしていることをお伺いしてみました。

Shion+さん

「共働きで日々忙しいこともあり、置いたものを見失ってしまうタイプです。この問題を解決すべく定位置を決めて、『帰宅したらいつもの場所に置く』を子どもと一緒に習慣化しました。雑然としていて生活感が出てしまいますが、それも悪くないかなと。」

なるほど、忙しいと、手に持っているものをつい適当なところに置きたくなってしまうかもしれません。『とりあえずここに』のつもりでも、他のことをしているうちにすっかり忘れてしまうことがあります。でも、タイミングよくいつもの場所が現れてくれれば……紛失と忘却問題はクリアにできますね♪家族間での『あれがないよ~』といった煩雑なバタバタ、時間の無駄も防げそう。

ここからは、単に定位置をつくるのではなく、使いやすく効率もいいから家族に定着する『いつもの場所』の決め方に注目しながら、Shion+さんの実際の収納を拝見していきます。『片づけなくてはというプレッシャーを減らしたい、少しでも動作を減らしたい!』という方も必見です。

見失わない定位置づくりのコツ3つ

その1 よく使うものを目線の高さに置く

Shion+さん

「使用や出し入れの頻度が高いものは、使う人の目線にあった場所を定位置にしています。例えば、子どものカバン類はおもちゃ棚の一番上の段が定位置。子どもの目線で目に入りやすく、用意もしやすいのがその理由です。お稽古カバン2つ、保育園リュック、レインコートなどを置いています。

おもちゃも、よく使うものは中段、出番の少なめなものたちは下段という具合で、使用頻度の高いものを上にしています。子どもが自発的に片づけやすい環境というのも大切にしているので、目隠し布はあえてかけていません。」

その2 狭い場所ほど効率を重視する

Shion+さん

「狭小住宅の我が家では、狭いキッチンスペースをどう効率よくできるかが、暮らしやすさのポイントになりました。その結果、冷蔵庫の横とレンジ前にキッチンラックを設置。調味料や食品など、ここでもひと目で分かるように、よく使うものを真ん中の段の左側にまとめています。この配置にしたことで、料理中も後ろを向けばすぐ取りたいものが分かり、スムーズに作業ができるようになりました。」

その3 強く出る生活感には、そっと目隠し

Shion+さん

「洗濯機まわりは、ランドリー収納にすべてまとめました。こちらもひと目で分かる定位置づくりが基本です。ただ、危ない洗剤は子どもの手が届かない上の段に置くようにしています。そのままだとあまりにも生活感が出てしまうので、ハンドメイドしたチェックの布で目隠しカーテンを付けました。

また、洗面台のまわりに子どものおもちゃを並べて、少し遊び心も出してみました。これは夫が勝手に遊んでいるだけなのですが、我が家らしいインテリアかなと思っています。」

オススメの収納アイテム

ITEMアイリスオーヤマのランドリー収納
PRICE15,191円(税込)

収納スペースが3段あって広めなのが、とても助かっています。脇がネット状になっていて、S字フックを掛けて使えるのも便利です。※6年くらい前に購入したものなので、我が家で使っているものは現行品とは値段も仕様も異なるかと思います。

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最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました

Shion+さん

「私も、もともとは収納がとても苦手なタイプです。結婚前は掃除も苦手で、雑然とした暮らしを送っていました。こんまりさんの本を読み、断捨離や片付けの楽しさを30代で知りました。整理整頓ができていると、自分の人生もスムーズに流れます。

収納が苦手という方のお気持ち、よくわかります。ポイントは『定位置を決める』ことにあると思います。夫も子どもも片付けが苦手なタイプですが、定位置を決めたら自然と整うようになりました。」

定着するいつもの場所を見つけよう

収納を見直すとき、ものに住所をあてがう方法に思い至る方は多いかもしれません。そして中には、『やってみたけれど続かなかった』という方もいらっしゃるのではないでしょうか。日々繰り返すことが前提の定位置づくりだからこそ、定着しないと歪みが出ます。それも無理なく、自然にというのが肝心。

Shion+さんの収納は、そのちょっと気を使う部分を丁寧に押さえているのが素敵でした。お話を伺うほどに、使う人にとって見やすい高さや動作のしやすさを考慮する大切さがよく分かります。そうしていくうちに片付けなくてはというプレッシャーが減り、片付いているようになるから遊び心を出す余裕もちらり♪忙しい日々をそのままにしないShion+さんのアイデアやアドバイスをぜひ、参考にしてみてください。


Shion+さんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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