「34m2。なくても困らないを削ぎ落としてつくる、軽やかでスマートなお部屋」 by miyabiさん

「34m2。なくても困らないを削ぎ落としてつくる、軽やかでスマートなお部屋」 by miyabiさん

本連載ではRoomClipユーザーさんが暮らすワンルーム・1Kをご紹介。真似できるリアルな工夫やとっておきのスタイルを探っていきます。

今回は、ワンルームを北欧の穏やかさとミッドセンチュリーのデザイン美で、センス良くまとまり良く仕上げているmiyabiさんに、お部屋づくりのこだわりをお伺いしました。

今回教えてくれたユーザーさん♪

プロフィール

関東で一人暮らしをしている会社員です。インテリアに関してはド素人なので参考になるか不安ですが、よろしくお願いします。

お住まい

  • お住まいの地域: 関東
  • お部屋の種別: ワンルーム
  • 居住面積: 34m2
  • 家賃: ヒミツ
  • この家に住む人: 私のみです
  • ご職業: 会社員
  • 趣味: 英語、音楽、写真など

いまのお部屋に決めた理由はなんですか?

miyabiさん

「安くて治安が良く、そこそこの広さがあり、水まわりなどの設備もきれいなところが決め手です。ちなみに会社へのアクセスは悪いですが、移動には慣れてるのでまぁ許容範囲かなって感じです。」

お部屋のこだわりを教えてください

miyabiさん

「素人なので偉そうなことは何も言えませんが、なんとなく家具の高さとか、色使いを考えたつもりです。PH5(ペンダントライト)とKチェアを部屋の主役にしたかったので、その2点をどこに置くか決めてから他の家具の配置を考えました。

PH5を吊るしているダイニング側は高さのある家具で揃えて、Kチェアを置いているベッド側は低めの家具でバランスを取るように意識しました。家具は基本ナチュラル系で、Kチェアに馴染みそうなものを選んでいます。特にサイドボードは、高さや幅が合うかどうか何度もメジャーを使って試しました。結果、それなりにまとまりのある部屋にできたと思います。」

気づいたらいつも居る場所はどこですか?

miyabiさん

「ソファです。ソファと向き合う形で置いたサイドボードの上に、Bluetoothのアンプとスピーカーを載せているので、基本はスマホを繋いで音楽を聴いて過ごしています。平日は忙しいので、夜シャワーのあとアルバムを1枚聴くくらいしかできていませんが……休日は多いときで9時間くらいぶっ続けで聴いてることもあります(笑) アンプもスピーカーも安物ながら、壁から離したりスタンドで耳の高さに近付けたりと、マシな音にする努力はしています。まとまったお金が入ったら、スタンドとスピーカーは新調したいです。」

余分な生活感を削ぎ、クリーンにまとめる努力【ここがポイント!僕&私の工夫】

①テレビなしの暮らしにしてみる

miyabiさん

「テレビがあると一気に生活感が出る感じがするので、私は置かないことにしています。もともと全くテレビを見ないタイプで、別にあってもなくても変わりませんでした……(笑) 私のようにテレビを必要としない方は、思いきって撤去してみるのもいいかもしれません。個人的には手軽に『北欧っぽさ』を演出する方法だと思っています。」

②スマートホーム化してみる

miyabiさん

「ガチ勢の方々と比べたら私はまだまだですが、スマートリモコンなどのグッズを導入してスマートホーム化しています。取り入れたのはリモコンを使う家具の自動化、カーテンの自動開閉、照明の制御あたりです。調光機能付きのスマートLEDにしたおかげで、ベッド側の照明を常夜灯にできるのが地味に便利です。」

③ダイニングセットで一元化してみる

miyabiさん

「PCデスクも置いていません。以前は一日のほとんどをPCデスクで過ごしていたのですが、いかんせん生活感が出るのと、食事には不向きでした。オフィスチェアも、見た目の問題で取り入れませんでした。ダイニングセットで代用しています。当然、作業上の快適性ではPCデスクに劣りますが、部屋がスッキリするし、友達とテーブルを囲んで飲み食いもしやすいので満足です。あと、圧倒的に画面を見る時間が減りました。」

最近買ったナイスなアイテムを教えてください

ITEMIKEAのスツール KYRRE(シルレ)
PRICE2,500円(税込)

実店舗で見つけて思わず買ってしまいました。値段の割には座面の縁とか足とかの処理がちゃんとしてるし、見た目がかわいいので気に入ってます。昼間はソファ横、夜はベッド横に置いてテーブルにしてます。本とか飲み物とか眼鏡を置いとくのにちょうどいいです。

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今後インテリアで挑戦してみたいことがあれば教えてください

miyabiさん

「壁が少し殺風景なので、ポスターやファブリックボード、壁掛け時計あたりを飾りたいなあと画策してます。ベタベタですがポスターならリヒターやロスコ、モンドリアンなど。ファブリックボードはマリメッコで、時計はサンバーストクロックが欲しいです。」

お話をお伺いして

miyabiさんが暮らすのは、対面スタイルのキッチンがあるワンルームです。キッチン正面に広がる空間を、ダイニングからリビングへと少しずつロースタイルに移行させるレイアウトが特徴的。自然と暮らしの動的部分と静的部分を切り替えることができる、心地の良いスタイリングです。

また、テレビやPCデスクといった大きなものを『置かない』のも、miyabiさんのお部屋づくりのポイント。いずれも置きたくなる存在ですが、置くと主張します。そして改めて考えてみると『なくてもいいかも』と思えるものなんですね。これらを辞めたmiyabiさんのお部屋は、適度な余白があり軽やかな印象。この余裕がまた、インテリアを楽しむ洒落感を演出していました。スマートホーム化で、バラつくリモコン類をすっきりさせるのも現代の暮らしならではのアイデアです。ぜひ今回教えていただいた工夫やアドバイスを、お部屋づくりの参考にしてみてください。


miyabiさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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