「きらめくブラックをアクセントに、ナチュラルモダンを楽しむキッチン」 by shinさん

「きらめくブラックをアクセントに、ナチュラルモダンを楽しむキッチン」 by shinさん

RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。

今回は、明るくモダンなナチュラルスタイルのインテリアを楽しむshinさんに、そんな空間ともよく馴染むキッチンづくりに込めた工夫やこだわりをお伺いしていきます。

医療系に勤めるフルタイムワーママです。夫と小学生の子どもと私の家族3人で暮らしています。2021年5月に設計士の夫が設計、管理・施工した、こだわりのオール電化住宅に入居。疲れて帰った時もテンション上がるお家を目指し、日々精進中です。茶室もあるよ。たまーに登場します。

機能も佇まいも理想的なブラック天板

shinさん宅のキッチンは、整理整頓の行き届いた心地よさも際立つ明るい空間です。ホワイトと木目を基調とした中に、サッと切り込むブラックのカウンターがなんともモダンな印象。思い切った色味だと思うのですが、だからこそこのスタイルに決まるまでのストーリーは奥深そうだと感じます。そこでまずは、その辺りを含むこだわりから教えていただきました。

shinさん

「木造中心の内装とインテリアですが、『キッチンはカウンター天板は黒、本体はホワイト』と決めていました。引き締まった佇まいにしたかったためです。ルミナスブラックのカウンター天板はとても扱いやすく気に入っています。ケトルや鍋の直置きはしないものの、水滴の後などはサッと水拭きだけでOK。ここ2年、キラキラの見た目はまったく変わりありません。」

一筋きらめき、インテリアを引き締める対面カウンター

なるほど、shinさん宅は全体的にはホワイトが優勢になった明るいナチュラルインテリアです。穏やかであたたかくて、活気も感じる素敵な雰囲気が魅力的。ですが、ずっと暮らしていくからこそ飽きを感じないための『刺激や変化』って大切です。それを対面スタイルのカウンターキッチンの天板で表現されたんですね。そうしたことで、インテリアの中でのキッチンの存在感が良い意味で増しています。

ここからはshinさんとっておきのカウンターのお話、そしてキッチンづくりに不可欠な使い勝手の良い配置や収納、スペースの活用術を3つのキーワードから詳しく探ります。

キーワード1 ルミナスブラックとホワイトの美しいコントラスト

shinさん

「一生に一度の買い物なので、ルミナスブラックに決めました。使用しているのは、パナソニックLクラスのクウォーツカウンターです。パナソニックのキッチンを見学に行った際、小さいディスプレイで見ただけですが『これしかない』と即決しました。友人には『なにこのカウンター!?キラキラ!』とびっくりされます。」

キーワード2 準備・片付けが楽になる、水まわりのトライアングル

shinさん

「食後の後片付けは面倒です。そして私は収納と片付けが苦手です。でも、毎日の水まわりでの仕事も、ゴミをまとめて責任をもって始末して片付けるのは私。そんな私のために、ミーレの食洗機、収納にニトリリガーレの食器棚(キャビネットのみ)、ソロウのゴミ箱を集結させました。

特にミーレの食洗機は鍋も洗えるので、冬場に手荒れがひどくなる私には欠かせません。調理しながら菜箸やボウルはミーレへ移しつつ、食器棚から食器を出し、配膳するというスムーズな流れが取れるトライアングルの配置にしました。食後は家族が各々、使った食器をすぐミーレに投入します。翌日には自然に乾きます。そうしたら、すぐ食器棚へ片付けるというのがルーティンです。」

キーワード3 抜群に使いやすい、奥行き45cmで作った背面パントリー

shinさん

「キッチン背面には、パナソニック建具のペリティス上吊3枚戸を採用しパントリーとしました。奥行き45cmですが、なかなか使い勝手が良いです。棚部分は家電を置くことも想定して、大工さんおすすめのスガツネの棚受けを採用。さすが、すごく頑丈です。3枚戸には自分で目隠しシートを貼ったので、1日の終わりに扉を閉じると気持ち良くリセットすることができます。

中の配置は、まずキッチンの耐震壁で隠れる左側に、細々としたものを収納。中央と右側棚は、無印良品のファイルボックスとIKEAのリーサトルプを使いながら隠す収納をしています。手の届かない一番上は収納に使わず、ディスプレイスペースに。並んでいるのは、昔旅行で行ったタイで購入した茶器や茶道用の鉄瓶、お気に入りの波佐見焼やマリメッコの空き箱。今の課題は、バルミューダのレンジやトースター、ケトル……お気に入りの家電の黒いコードをどうやってホワイト化するかどうかです。」

キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください

shinさん

「キッチンづくりにも当然予算があると思います。悔いの残らぬよう、決めるに当たっては実際の動線を何度もイメージしていただきたいです。もう一つは、いかに自分のテンションを維持するか。私は働くママですが、どんなに疲れて帰宅しても、子どもに食べさせて翌日の準備までしなくてはなりません。そんな時、ルミナスブラックや上吊り3枚戸、バリュミューダのホワイト家電がやる気を引き出してくれます。ライフスタイルに関係なく、ご自身と家族を思う余裕が持てるお家に出会えますように。」

まとめ: エンジンになる場所にしたい

キッチンが散らかっていると、片付けからはじめなくてはなりません。あるいは、散らかったキッチンを見ただけでしゅんと心が萎えるかもしれません。キッチンの環境を整えておくのは、そこで作業する時のためにとても大切です。ただ、日々使うからこそ常に完璧を求めるのも酷なもの。自分のためなのに、プレッシャーやストレスを増やしては本末転倒です。

shinさんのキッチンづくりには、そうして生じる『なら、どうしたらいいの!』の答えがたくさんありました。カウンターをインテリアのアクセントにする発想は、キッチンへの『好き』を増やす最高の手段です。背面をパントリー化しつつ、必要に応じてサッと隠せるスペースの有意義な使い方は、パントリーを諦めた方や物が多くて収納が足りないと嘆いている方にとってもきっと朗報。片付けを楽にする配置は、すぐにでも真似したくなります。疲れていても、やる気が出ない朝や夕方でも、何故かそこに立つときちんとエンジンがかかる……、shinさんの工夫やこだわりを参考にぜひ、キッチンをそんな場所に導いてみてください。


shinさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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