連載：RoomClip_新人ユーザー紹介 vol.400 2024年2月18日更新

「ひとつひとつにこだわりを込めた、北欧モダンな住まい」 by hugogoさん

RoomClipに登録された新しいユーザーさんの中から、毎回お一人をピックアップしてご紹介する本連載。今回は、透明な自然の光が映える洗練された北欧モダンなスタイリングを楽しむhugogoさんと、そのお宅をご紹介します。

今回ご紹介するのはこの方です！

子どもが生まれ、私たちは東京にある4LDKの広々としたマンションに引っ越しました。家族全員が十分なスペースを確保し、すべての部屋には明るい光が差し込み、周りは緑に囲まれています。この素晴らしい環境で、日々を幸せに過ごしています。また、家の中のインテリアも楽しんでおり、お気に入りのアイテムで家族の個性を表現しています。

研ぎ澄まされているけれど、雰囲気は大らか

豊かな表情を楽しめるシンプルスタイル

hugogoさんご夫婦とまだ小さなお子さんの家族3人が暮らすのは、都内某所にある4LDKのマンションです。お住まいの中は『北欧モダン』をテーマにした、すっきりとシンプルなスタイリングでまとめられていました。まずは、ゆるやかな曲線で描かれた抽象的なアートの先に現れるLDKから拝見していきます。

ダイニングは、アートを延長したような角のないモダンな家具を中心にした優し気な空間です。グレーの壁、グレーの照明、白い家具……色調でもゆったりとした雰囲気が醸し出されています。そして、シンプルでありつつも表情豊かであるのが印象的。その理由は、さまざまなカタチの横にじんわりと広がる陰影。繊細な線の先、ゆるやかな曲線の途中、すっと床に伸びる外の気配たちがそれぞれに静かに良い仕事をしていることに気が付きます。

大切にしたのは、調和を洗練する細やかな気遣い

リビングを含めた約20帖の広々としたLDK全体を眺めると、さらにその一体感は増していきます。これは、空間の統一感を大切に考えるhugogoさんのこだわりの賜物。家族が毎日集まる場所だからこそ、穏やかな癒しの空間になるよう、大きな部分から細かなディティールまでじっくりと熟慮して選んだと話してくれました。

自然光がたっぷりと入る日中は雰囲気まであたたかく、外にある植物が生む影が穏やかな時間を演出してくれるそうです。写真からも、そんなご家族の日常が自然と浮かんできます。一方、夜はブラインドとカーテンを閉じてご夫婦でワインを飲みながら映画鑑賞をされるのだとか……。それもまた素敵で魅力的なひと時に違いありません。

統一感を軸に、個別性も忘れない

hugogoさんは、統一感を大切にお住まい全体を北欧モダンでスタイリングされています。しかしながら、ひとつひとつの場所には空間としての個性もあります。ダイニング、リビング、廊下、それぞれ繋げて見ても単独で見ても絵になるのがhugogoさんの空間づくりの素敵なところ。そんなセンスやテクニックは個室コーディネートで一層、輝きを見せてくれます。

こちらの写真はhugogoさんの書斎。あくまで北欧モダンな軸はそのまま、さりげなくエレガントで華やかに彩られていました。ポイントは要所に散りばめられたシックなグリーン。鮮やか過ぎないその色は、観葉植物との相性も内装の穏やかな色調との調和も抜群です。

こちらの写真は、子ども部屋です。可愛らしいですね♪けれどもやっぱり、北欧モダンの軸はブレていません。シックな要素と満載の遊び心が、見事なまでに調和している様子には驚きを覚えました。洗練された空間とカラフルなおもちゃは相反しそうなのに、hugogoさんの手に掛かると遊んでいる途中の無造作な雰囲気すらも絵になるんです。

hugogoさん宅は、どこを見ても洗練されています。モダン、ナチュラル、シンプルに研ぎ澄まされています。でも、触れるのをためらうような厳しさはなくて、大らかに受け入れてくれる穏やかなあたたかさに満ちていました。だから、その暮らしや空間づくりからは『心地良さを大切に、美しく暮らしを整えたい』そんな理想を叶えるヒントをたくさんもらえるはずです。ぜひ、引き続き注目してみてください。

hugogoさん邸の間取り図

hugogoさん宅は4LDKのマンションです。今回はご家族が集まる約20帖のLDKを中心にご紹介しました。他にも、主寝室、子ども部屋、ご夫婦それぞれの書斎にユーティリティー、収納など、見どころは盛りだくさん。いずれの場所でも、目的に適った北欧モダンなスタイリングに出会えます。

hugogoさんへの5つの質問

RoomClip mag編集部

お部屋のインテリアテーマやこだわっていることを教えてください

hugogoさん

床とキッチンを浅い色調に設定し、北欧スタイルをテーマにインテリアを選びました。アクセント壁とカーペットをグレーでそろえ、リビングとダイニングに統一感を持たせています。テレビ台、ダイニングテーブル、ソファは床のトーンに馴染む浅い色調です。そこに植物や花を加え、アクセントにしています。自身の書斎には異なる雰囲気を持たせるため、緑のカーテン、アート、椅子でコーディネート。各部屋において、インテリアの色を部屋の用途に合わせて変えることで、個別性と統一感のバランスを大切にしています。北欧スタイルを基調に、どの空間も洗練された雰囲気を醸し出せるよう工夫しています。

RoomClip mag編集部

インテリア関連の好きなブランドやショップを教えてください

hugogoさん

家具に関しては北欧スタイルやシンプルモダンなデザインが好みで、BoConceptが特に気に入っています。またコスパが良く、スタイリッシュなデザインがそろっているSongdreamもおすすめです。自宅にナチュラルな雰囲気を出したい場合には、Zara Homeが理想的。こちらで購入したものを使うと、洗練された自然な雰囲気のインテリアが手に入ります。雑貨に関しては、FLYMEeやHAY TOKYOをよく利用しています。これらのショップで見つけることのできるアイテムは、おしゃれで個性的なデザインが多く、空間に素敵なアクセントを与えてくれるものばかりです。

RoomClip mag編集部

インテリア関連で最近買ってよかったものがあれば教えてください

hugogoさん

最近購入して本当に満足しているのは、楽天で見つけたホワイトのマントルピースです。北欧スタイルに合ったマントルピースが欲しくて探していたところ、このアイテムに出会いました。奥行きが浅いため、どんな場所にも自然と調和し、部屋をすっきりとした印象にしてくれる点が気に入っています。LEDのキャンドルとガラスの食器を飾ると、部屋が一気に華やかになるのが魅力的ですね。おかげで空間にあたたかみが増し、日常がより特別に感じられるようになりました。

RoomClip mag編集部

インテリア以外でこだわっているモノやコトを教えてください

hugogoさん

まずひとつは、食事の時間です。家族や友人と一緒に食卓を囲み、美味しい食事を共有する時間を大切にしています。また、読書も私の生活に欠かせない要素。さまざまなジャンルの本を読み、知識を広げたり、新しい視点を得たりすることが、日々の充実感につながっています。お気に入りの本や著者が見つかると、それが私のリラックスタイムの主役となります。

RoomClip mag編集部

RoomClipでやってみたいことや期待していることがあれば教えてください

hugogoさん

インテリアデザインにおいて、色と素材の調和は非常に重要だと感じてます。例えば、シックな雰囲気をつくりたい場合は、ナチュラルなウッド要素を控えるとか。逆にあたたかい雰囲気を演出したいなら、よりあたたかみを感じる色味のウッドを多く使うのが良いのではないでしょうか。どんなイメージであっても、色と素材の組み合わせを慎重に選ぶことが魅力ある空間を生み出す近道になるように思います。