秋も深まったある日。 執事の東雲(しののめ)、丘の上のダフィ 様を訪れる。 ダフィ 「東雲殿、あの方のお加減はその後いかが?」 東雲 「はい、ダフィ 様。ダルトン 様は一進一退というところでございましょうか。 しかしながら昨日は薔薇園にダフィ 様がご訪問下さってから、旦那様はご気分がよろしいようでございました。お食事もいつもよりも召し上がっておいででした」 ダフィ 「そう。それは良かったわ」秋になり過ごしやすくなった事ですし。 東雲殿はお忙しくなくて? わたくしの所においでになるのは、もう少し間合いを置いてもよろしいのですよ」 東雲 「お気遣いありがとうございます。 私ども”ひとり猫族後見人”は受け持ち区域のひとり猫族様のお世話に見廻る事が役目でございます。 私も生まれ変わる運命でございます。この先、ダフィ 様の生まれ変わられたお姿にお会い出来るかどうか私にも分からないのです。 ですから精一杯お世話させて頂きます」 ダフィ 「ありがとう、東雲殿。 そうね、後見人も生まれ変わりますが同じ方になるとは限りませんね。 私ども猫族も何度も生まれ変わります。 その”生まれ変わり”も永遠ではありません。いつ終了するのか当事者にも分かりません。全て運命です」
秋も深まったある日。 執事の東雲(しののめ)、丘の上のダフィ 様を訪れる。 ダフィ 「東雲殿、あの方のお加減はその後いかが?」 東雲 「はい、ダフィ 様。ダルトン 様は一進一退というところでございましょうか。 しかしながら昨日は薔薇園にダフィ 様がご訪問下さってから、旦那様はご気分がよろしいようでございました。お食事もいつもよりも召し上がっておいででした」 ダフィ 「そう。それは良かったわ」秋になり過ごしやすくなった事ですし。 東雲殿はお忙しくなくて? わたくしの所においでになるのは、もう少し間合いを置いてもよろしいのですよ」 東雲 「お気遣いありがとうございます。 私ども”ひとり猫族後見人”は受け持ち区域のひとり猫族様のお世話に見廻る事が役目でございます。 私も生まれ変わる運命でございます。この先、ダフィ 様の生まれ変わられたお姿にお会い出来るかどうか私にも分からないのです。 ですから精一杯お世話させて頂きます」 ダフィ 「ありがとう、東雲殿。 そうね、後見人も生まれ変わりますが同じ方になるとは限りませんね。 私ども猫族も何度も生まれ変わります。 その”生まれ変わり”も永遠ではありません。いつ終了するのか当事者にも分かりません。全て運命です」
さーん♪ コメントありがとうございます😊 思うんですけど猫ってどこから来たのか? って。生物学的な事ではなくてなんていうか猫の魂って何処から?とか思う訳です🤔 イヌ科の動物にはあまり感じないことなんですよね〜。 イヌ科も大好きです。特に狼🐺💕 犬も狼もそこに居るのはすんなり納得。(狼目の前にいたら悠長に納得してる場合じゃないという現実問題は別として笑🤣) 犬の存在は揺るぎないという感じで。 でも猫は違うですね。 猫は猫の気分というか魂はどこにあるの?今どんな事感じているの? と以前から薄々思っていましたd( ̄  ̄) で、書いてみたくなったのです😄 東雲も若いのに苦労しているのです。
@em8 さん 確かに猫は神秘的ですよね。犬も猫も飼った事がありますが、犬は自分の全てを飼い主に見せてくれる感じですが、猫は甘えてきても全てを見せてくれてないというか。。そして東雲さんも生まれ変われるんですね!
さーん♪ 私もアパート飼えないのですが、猫は魅惑的です。 まとわりつかれると鬱陶しい、離れてったら淋しい...我々は、げに我儘な生き物であることよ。なんて😅
@maro38 さん♪ 確かに確かに!! 猫も犬も愛おしいです💓 そしてそして、東雲も何世紀も生まれ変わって一人猫(平たく言うとノラ猫)のお世話をして後見人として生きているのです。 同じ猫様を担当するとは限りません。 どの方になるのか東雲本人にもわからないのです。 東雲、孤独ではないのかなぁ...。