セブンチェアのための薄型クッション
世界一売れている椅子として、ギネスにも登録されているセブンチェア。シンプルで無駄がなく、どこに置いても絵になる素晴らしいデザインです。そんなセブンチェアですが、成形合板で作られた座面なので冬場は座面の冷たさが気になったり、長時間座っているとお尻が痛くなる人もいます。
そこでクッションやチェアパッドが欲しくなるのですが、普通のクッションではせっかくのデザインが台無しに。
「セブンチェアの美しいデザインを邪魔せず、座面にぴったりと沿う薄型のクッションが欲しい!」 そんな思いから、当店オリジナルで開発しました。
セブンチェアの複雑な座面形状に合わせて国内工場で丁寧に縫製してあり、お尻から腿の裏側に至るまで座面に直接触れる部分をもれなくカバーします。これによりセブンチェアの悩みであった冷えやすさを解消、カバーにファブリックを使用することで通気性も得られます。
滑り止め加工が施された生地を裏面に使用してありますので、チェアパッドは座面の上で固定されお尻が滑ることもありません。お尻が滑ると姿勢が悪くなり、姿勢が悪くなることで腰や肩の痛みにつながります。チェアパッドによってお尻が固定されると自然と背筋が伸び、長時間の使用がより快適になります。
この滑り止めはかなりしっかりしていて、軽く座面に貼りついたように固定されますのでこのように椅子を傾けても落ちません。
ファブリックのクッションは通気性が良く蒸れにくいのが利点…けれど汚れが気になるところだと思います。
カバー生地は全て撥水加工が施されたポリエステル100%の高機能ファブリック。水を弾き、汚れが付きにくい仕様になっています。
撥水の生地とは言え、長く使っていれば汚れる時は汚れます。そんな時は裏側のスリットから中のクッションを取り出せるようになっていますので、カバーは手洗いにて洗濯が可能です。ファスナーは使用していませんので金属部分が座面を傷つける心配もありません。
1cmの薄さで必要十分なクッション性を持たせるため、あらゆるクッション材をテストしました。試行錯誤の結果に選んだこの半硬質ウレタンは、硬すぎず十分な弾性を持ちなおかつヘタりにくい素材。「ふかふか」とはちょっと違いますが、セブンチェアのシルエットを保ちつつもお尻の痛みを解消。座り心地を格段に良くしてくれます。