1826年、ハンガリーの首都『ブタペスト』から120km離れたヘレンド村に創業しました。1851年にロンドンで開催された世界初の万国博覧会で、英国のヴィクトリア女王の目に留まり、ウィンザー城のディナーセットを注文した事で一躍有名になりました。緑豊かな田園風景の中にあるヘレンド窯で作られるデザインは、可憐な花々の絵が代表的です。さらに、ハンガリーがヨーロッパから東方への交通路となっている事もあり、東西文化の融合を思わせる『シノワズリ(中国趣味)』シリーズが多くあるのも特徴です。最新の技術を取り入れながらも、伝統の技を守り続け、品質を保ち続けているブランドです。インドの華インドの華は、ヘレンドを代表するシリーズのひとつで、日本の『柿右衛門』をヘレンドならではのデザインに仕上げている絵柄です。ジャポニスムが流行した1867年パリ万博に出品され、フランスのナポレオン3世の妃、ユージャニー皇后から注文を受けました。数年後、オーストリア・ハンガリー帝国の皇帝フランツ・ヨーゼフが訪仏した際、エリゼ宮でこのディナーセットでおもてなしをしました。
化粧箱:商品のみ(箱なし)
備考:フリーザー可
イデールの実店舗があった時から保有している逸品モノです。
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