白のレースカーテンに緑と赤のドレープカーテンを合わせてイタリア国旗カラーに。 本来の国旗の色はもう少し明るいのですが、そのまま広い面積に使うとポップすぎるので、少しダークな色味を選んで大人っぽい印象になる様にしています。緑と赤は色相環的にほぼ補色関係なので、ソファやクッション、ラグは無彩色(グレー)に統一してカーテンと喧嘩しない様にしています。 視線誘導のための工夫もしています。 細かいテクニックですが、照明を横から当ててヒダに濃淡を加え立体感を出しています。さらに左右でその高さを変える事で見る側の視線を「上下」や「左右」ではなく「左上→右下」へと強制的に誘導しています。狭い部屋を少しでも広く見せる工夫です。 fornasettiのクッションはイタリアのムードを盛り上げつつ視線誘導も兼ねてくれる優れもの。人間の脳が最も鋭敏に反応するのは色や記号ではなく「ヒトの顔」であるという研究結果もあります。おそらくこのpicを見た人は最初にこのクッションに目がいって、緑のカーテン(左上)→赤のカーテン(右下)と見た後、「なんだか見られている気がして」もう一度このクッションに戻るはずです。こうなれば狙い通りで、視線があちこちへ動く楽しいインテリアになります。
白のレースカーテンに緑と赤のドレープカーテンを合わせてイタリア国旗カラーに。 本来の国旗の色はもう少し明るいのですが、そのまま広い面積に使うとポップすぎるので、少しダークな色味を選んで大人っぽい印象になる様にしています。緑と赤は色相環的にほぼ補色関係なので、ソファやクッション、ラグは無彩色(グレー)に統一してカーテンと喧嘩しない様にしています。 視線誘導のための工夫もしています。 細かいテクニックですが、照明を横から当ててヒダに濃淡を加え立体感を出しています。さらに左右でその高さを変える事で見る側の視線を「上下」や「左右」ではなく「左上→右下」へと強制的に誘導しています。狭い部屋を少しでも広く見せる工夫です。 fornasettiのクッションはイタリアのムードを盛り上げつつ視線誘導も兼ねてくれる優れもの。人間の脳が最も鋭敏に反応するのは色や記号ではなく「ヒトの顔」であるという研究結果もあります。おそらくこのpicを見た人は最初にこのクッションに目がいって、緑のカーテン(左上)→赤のカーテン(右下)と見た後、「なんだか見られている気がして」もう一度このクッションに戻るはずです。こうなれば狙い通りで、視線があちこちへ動く楽しいインテリアになります。
色合わせや照明等の視線誘導の説明ありがとうございます。勉強になります✨
@kazeha さん 私も鋭意勉強中です! 視線が動くのは脳が喜んでいる証拠で、良いインテリアの絶対条件だと思います。 一方で視線の動かないインテリア写真は「なんかキレイな写真だったな」という漠然とした印象しか残らず、後で思い出そうとしてもどこに何があったか具体的に思い出せません。ましてや人に「素敵!」と思ってもらう事は困難です。 私は人から「素敵!」と思ってもらえるインテリアが作りたいです。そのための一助として視線誘導は重宝します。