driadeの「Miss Lacy」 購入してから座った回数は3回くらい。 完全に眺めて楽しむ為のオブジェと化しています。 バロックレースがモチーフとなったシェルの造形は思わず息をのむ美しさです。先が細くなっていく形状の脚部は一度磨かれた後でシェルに溶接され、完全に一体となっています。本体の煌めきと、地面に連続するレース模様の影のコントラストも婉美です。 ちなみに椅子としての機能性はというと、重い、硬い、おまけに冷たいの三重苦で、お世辞にも良いとはいえません。 かつてピエロ・リッソーニも「椅子の美しさとコンフォート(快適さ)は反比例する」と述べていますが、まさにそれを体現する椅子の一つだと思います。
driadeの「Miss Lacy」 購入してから座った回数は3回くらい。 完全に眺めて楽しむ為のオブジェと化しています。 バロックレースがモチーフとなったシェルの造形は思わず息をのむ美しさです。先が細くなっていく形状の脚部は一度磨かれた後でシェルに溶接され、完全に一体となっています。本体の煌めきと、地面に連続するレース模様の影のコントラストも婉美です。 ちなみに椅子としての機能性はというと、重い、硬い、おまけに冷たいの三重苦で、お世辞にも良いとはいえません。 かつてピエロ・リッソーニも「椅子の美しさとコンフォート(快適さ)は反比例する」と述べていますが、まさにそれを体現する椅子の一つだと思います。