東雲 ダルトンと共に日本へ移住。 受け持ち地域のひとり猫族を訪問する。 マルシェ 「おめぇ、新人かい? それとも松嶋さんの生まれ変わりなのか?」 東雲 「はじめまして。しののめ …続きを読む
em8の部屋
東雲 ダルトンと共に日本へ移住。 受け持ち地域のひとり猫族を訪問する。 マルシェ 「おめぇ、新人かい? それとも松嶋さんの生まれ変わりなのか?」 東雲 「はじめまして。しののめと申します。 丘の梺のお屋敷にダルトン様と先月から住み始めてます。 前担当の松島様の生まれ変わりではありません。新人です」 マルシェ 「そうかい。よろしくな。 松嶋さんも結構な年でよ、ひと月前 俺なんかにも挨拶に来たよ」
マルシェ 「松嶋さんはよ、 『マルシェ殿。私もそろそろあちらの世界に行く時が来ましたよ。 もうお世話はこれ限りですが、後任が来ますから心配はしなくて良いですよ』 『まだまだ、元気そうじゃないかよ。なんでそんな事言うんだ』 『私達 ひとり猫族後見人は自分の終わりの時が分かるのですよ。私はもう長くはありません。 ですからね、マルシェ殿にも最後に念を押していこうと思いましてね。 後生だから 草を食べ過ぎるのはやめて下さいね。 胸がムカムカするのは3丁目の◯屋の唐揚げを食べるからですよ。 あれはダメです。油が悪いですからね。 唐揚げを食べるのをやめたら 草をそんなにむさぼることもなくなります』
『それと、冬は公団住宅の空きポストではなくて、ガスショップの裏手に空の犬小屋が有りますから そこで暖をとるようにね。 保護を拒否しているのですから それくらいは聞いてくださいね.....』 あと色々言ってたけどよ、あんまりいっぱい言うんで忘れちまったよ。 俺より先に逝っちまったんだな...。 いい人だった。』 しののめさんと言ったっけ 他の奴らを紹介するからついて来なよ」 to be continued...
東雲 ダルトンと共に日本へ移住。 受け持ち地域のひとり猫族を訪問する。 マルシェ 「おめぇ、新人かい? それとも松嶋さんの生まれ変わりなのか?」 東雲 「はじめまして。しののめと申します。 丘の梺のお屋敷にダルトン様と先月から住み始めてます。 前担当の松島様の生まれ変わりではありません。新人です」 マルシェ 「そうかい。よろしくな。 松嶋さんも結構な年でよ、ひと月前 俺なんかにも挨拶に来たよ」
マルシェ 「松嶋さんはよ、 『マルシェ殿。私もそろそろあちらの世界に行く時が来ましたよ。 もうお世話はこれ限りですが、後任が来ますから心配はしなくて良いですよ』 『まだまだ、元気そうじゃないかよ。なんでそんな事言うんだ』 『私達 ひとり猫族後見人は自分の終わりの時が分かるのですよ。私はもう長くはありません。 ですからね、マルシェ殿にも最後に念を押していこうと思いましてね。 後生だから 草を食べ過ぎるのはやめて下さいね。 胸がムカムカするのは3丁目の◯屋の唐揚げを食べるからですよ。 あれはダメです。油が悪いですからね。 唐揚げを食べるのをやめたら 草をそんなにむさぼることもなくなります』
『それと、冬は公団住宅の空きポストではなくて、ガスショップの裏手に空の犬小屋が有りますから そこで暖をとるようにね。 保護を拒否しているのですから それくらいは聞いてくださいね.....』 あと色々言ってたけどよ、あんまりいっぱい言うんで忘れちまったよ。 俺より先に逝っちまったんだな...。 いい人だった。』 しののめさんと言ったっけ 他の奴らを紹介するからついて来なよ」 to be continued...