!こちらはデンマーク、ワーナー社のシューメーカーチェアではございませんのでご了承ください!
※こちらはNo.59の販売ページです。
およそ15世紀のデンマークで、半円形の板に3本脚をつけたスツールが農場での乳搾り作業に使われていました。凹凸のある地面でもガタつくことのない3本脚は作業に適した構造で、その後17世紀になると靴職人達がより長時間の作業に耐えられるように座面をお尻の形に削って使うようになりました。MILKER's chairのモチーフになっているのはそうしたスツールです
もっとも注意を払ったのが座面の曲面形状。人の体に合わせた正確な曲面を個体差なく実現するため、3Dデータを基にしたコンピューター制御の切削機を使用。仕上げに人の手で丁寧に研磨しています。
素材はヨーロピアンビーチ(ブナ)材を使用。ヨーロッパ 産のビーチ材は木目が詰まっているのできめ細かな感触と高い堅牢性があり、北欧家具の定番となっている素材です。
座面に無垢材ではなく集成材を採用することで、反りや割れのリスクを減らしコストを抑えました。
脚はヨーロピアンビーチの無垢材を使用しており、計算された角度と精密な加工で体重をしっかり支えます。3本脚は4本脚と違い全ての脚が必ず接地するので、ガタつきが物理的に起こらないという利点があります。
高さが59cmのこのタイプは、少し高めのテーブルやカウンターにちょうどよい立ち座りのしやすいサイズ。貫(ぬき)の部分がフットレストになるので小柄な方でも問題なくお使いいただけます。