コメント23
paradise_view
猫と窓のお話。「星になった子猫達」去年の今頃新築したら猫部屋作って可愛い子猫を飼おう。それを目標にしていた私は、お家の引き渡しの日に前から目をつけてたソマリの男の子を近所のペットショップにお迎えに行きました。白くて甘えん坊の彼はジョジョから露伴(ロハン)と名付けました。普段仕事で家に居ないので、寂しいかと同じお店で見かけた同じブリーダーさんの茶色いお姉ちゃんも1週間後にお迎え、徐倫(ジョリーン)と名前を付けました。お父さんが同じ姉弟はとても仲良くいつもお気に入りの窓辺に座って遊んでいました。お迎えして2ヶ月も経たずに食欲がなくなった露伴を動物病院に連れて行くと、思いもよらず難病FIPの可能性が高いとこの事、今治療法は無く早ければ数日、長くても数ヶ月で死んでしまう恐ろしい病名を告げられ、更に同じくブリーダーさんで生まれたもう一匹居ます…と言うと「その子も罹ってる可能性が高い」と言われ目の前が真っ暗になりました。まだ生まれて半年も経って無いのに…こんなに可愛いのに。。私は毎朝神社に通って「今日はまだ連れて行かないで」とお祈りしました。しばらくしてやはり徐倫も発病し、彼女はそれから2週間で短い一生を終えました。先に発病した露伴は、頑張って半年生きてくれましたが、やはり一歳のお誕生日を迎える事もなくお星様になってしまいました。あれから半年ほど経ちますが、可愛かった姉弟の写真を見ると涙が出ます。今は新しい猫を大阪のブリーダーさんからお迎えし、毎日慌ただしくも優しい時間を過ごせてますが、この窓辺を見ると一年前に居た二匹の事を思い出します。今度生まれて来る時は、元気な身体で幸せになって欲しい。そしてウチに来てくれた数ヶ月、あの子達の一生で一番素敵な時間であったなら良かったと思いたいです。

この写真を見た人へのおすすめの写真