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Coney_Island_NY
真夜中に降り出した雨の音で何度も目が覚めてしまいました。そのせいもあって朝から虚ろ虚ろしながらぼーっとしたり、コーヒーを淹れたり、本を読んだりしています。New YorkのマンハッタンからSubwayに乗って一時間ちょっと、かつて世界一と謳われた大歓楽街がありました。夜になると闇を照らすその眩い電飾の灯りはまるで太陽のごとく光り輝いていたそうです。その当時のカメラは暗いものを写すことはできなかったのですが、はっきりと写し出されたConey Island の夜の姿はその灯りが如何に華やかに光り輝いていたのかを示しています。しかしその電飾のせいで幾度となく火災に見舞われ、とうとう大火災によってほとんど焼失し、やがて廃墟同然になってしまいました。僕が初めてのConey Islandに行ったのは友人が木製のジェットコースターに乗ろうと誘ってくれたのがきっかけでした。その頃はまだ解体されずに残されたジェットコースターや建物などが多く遺されたままのとても寂れた街でした。それでも夏になるとかつてほどではないにしろ、多くの人で賑わっていましたが、冬にボードウォークを歩く人は殆どいません。そんなConey Islandがたまらなく大好きでカメラ片手によく行きました。買ったままのConey Island 40 yearsという写真集を眺めていたら、僕の写真とほとんど同じアングルから撮った写真がありました。車椅子に乗った老人、ベビーカーを押す若い夫婦、撮りたかったものも似ている気がします。雨の日曜日、夢見も良くなかったせいか少ししっとりとしたお話でした。良い一日をお過ごし下さい!

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