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黒猫🐈⬛ネッコが初めて、私の店で出産した子はきじとら猫。出産が近くなると明らかに何か物申しにきた。なるべく人の手はいれないほうがいいとおもい出産して子育てできるようベッドを作り、店のどこがいいかを一緒に歩き周り決めた。キャッシャーカウンタの背面に作ったラッピングカウンターの下だった。翌朝 このこだけが生まれていたのだけれど、親猫は育てられる子猫のカズをコントロールするそうで。多すぎると思うと食べたりするそうで。このこは男の子で一年もたたぬ早いうち、去勢が可能になる七カ月めごろ、母猫ネッコより独り立ちするよう厳しくされた。ネッコはこのこに店を譲ろうとしたのかあまり姿を見せなくなり、一頭置いて帰るのが辛い時があった。が....保護した雌猫が可哀想なのでこのこを欲しいというしっかりした小学生がやってきた。家族で家を大掃除して迎えにきた。さすが私も辛かったけれど、見送り振り返ると久しぶりにネッコが店のベンチで毛繕いしていた。それからまもなくして 姫という雌猫とこの子がその小学生のこと一緒に寝ている写真がご両親から送られてきてよかったとおもえた。そしてすぐにファルコンとフランシが産まれた。
