faunさんの部屋
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汁椀 羽反り 布貼り 根来塗り 和食器 木製 お椀 漆器 400cc
小林漆器ホーロー洗面ボウル¥1,700
どんぶり 丼 食器 木製 漆塗り 根来 赤 天然木 漆器 500ml 丼ぶり 大椀 かつ丼 豚汁 具だくさん味噌汁 お椀 汁椀 茶碗 茶わん
ボウル・鉢・どんぶり¥2,000
持たない暮らしと片付けの作法 日経ホームマガジン
日経BP¥998
コメント13
faun
お気に入りの器は、根来塗の布張の器です。キッカケは、モノをなるべく持たない暮らしにしようと思っていた時に、参考にしていたドミニック・ローホーさんの所持品が、雑誌おとなのOFF「持たない暮らしと片付けの作法」に紹介されていて、その表紙に重ねられる漆塗りの木の器に布が張ってあるのをみたからです。ドミニックさんの器は輪島塗りだそうですが、この布張りの器が気になって気になって。そんなある日、大阪の四天王寺の骨董市に出かけた時、和歌山の根来塗の器を販売されている業者さんも出店されてらして、そこで初めて布張りの器に出会い、由来や使い方の説明を受けて、これは使ってみたいと思いました。元々根来塗は、13世紀末〜16世紀に紀州の根来寺で用いるお膳、お椀、お皿、お盆などの食器を僧たちが自ら作ったものだそうで、今では全国に拡がった技法らしいです。シンプルで機能的で、朱漆がはげて所々に中塗の漆が現れるところにも趣があり、口や箸があたる部分に麻布等を張って強度を持たせ、実用的に長く持たせる為だったとか。沢山のものを持たない厳しい修行僧の知恵といいますか、質素な中にも用の美を感じて、使う度に凛とした気持ち良さを感じます。

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