我が家は、北欧ビンテージの家具を中心に家全体をコーディネートしています。一つ一つ愛着のある家具を、時間をかけて揃えてきました。今回はリビングセットのビンテージ家具たちを紹介させていただきます。手前の3PソファはFrance&son社製。女性マークデザイナーGrete JalkのModel 118。ソファ生地は別途購入したものを家具リペア屋さんに持ち込み、店長さんと相談しながらクッションと一緒に作り直してもらった思い入れのあるもの。コーヒーテーブルは、France&Sonの前身France&Daverkosen社製。Peter Hvidt & Orla Molgaardのデザイン「FD516」。ずっと欲しくて長い間探していたテーブル。見つけたときはほんとうにうれしくて、一ヶ月以上取りおきをしてもらい、ようやく届いたときは感動と興奮が抑えきれませんでした。綺麗なチークの天板とすらっと伸びた脚部、ラタンのラックに真鍮の金具、どれをとっても完璧なコーヒーテーブルです。窓際の1PソファはKai Kristiansenデザインのペーパーナイフソファ。オットマンは宮崎椅子製作所のペーパーナイフオットマン。これはカイクリスチャンセン公認のオフィシャルな現行品で、良質な家具。数十年後もビンテージ家具として価値を保ったまま愛され続けるはずです。奥角にあるスツールは、Niels.O.MollerデザインのNO.80A。すらっと伸びたチークの脚部に丹念に編み上げられたペーパーコードの座面がお気に入りです。ビンテージ家具は何より、経年による「味」があります。特に良質な木材であるチーク材を中心に作られた北欧のヴィンテージ家具たちは、一生ものお気に入りです。