ありのままシリーズが続きます。 米びつとして使用している瓶です。蓋にはヒビが入っておりますので、とりあえず分裂しない様にガムテープで貼ったまま、長いことこのままでいます。 大して高価な物でもないので買い替えろ!とお思いでしょうが、この瓶は母の従兄のおじさんから譲り受けた品なのです。 彼は金縁眼鏡をかけていて、私と妹はキラリと呼んでいます。 戦後食べ物が少ない中、年長だったキラリ少年はそこら辺で拾った食べられそうな物を集めては瓶に入れ、ある程度集まると独自の方法で加熱したりして、何とかしようと奮闘していたといいます。 実験だな!とキラリは笑っていましたが、苦楽を共にした瓶です。 くれ!と言うのはさすがの私も勇気が要りました。 しかしセンチメンタルな感情など一切無いようで、 こんなもん欲しいのか?変わり者だな、お前〜(笑)と言ってあっさり手放したのです。 なので今は米だけを入れて余生を送ってもらっているという訳です。
ありのままシリーズが続きます。 米びつとして使用している瓶です。蓋にはヒビが入っておりますので、とりあえず分裂しない様にガムテープで貼ったまま、長いことこのままでいます。 大して高価な物でもないので買い替えろ!とお思いでしょうが、この瓶は母の従兄のおじさんから譲り受けた品なのです。 彼は金縁眼鏡をかけていて、私と妹はキラリと呼んでいます。 戦後食べ物が少ない中、年長だったキラリ少年はそこら辺で拾った食べられそうな物を集めては瓶に入れ、ある程度集まると独自の方法で加熱したりして、何とかしようと奮闘していたといいます。 実験だな!とキラリは笑っていましたが、苦楽を共にした瓶です。 くれ!と言うのはさすがの私も勇気が要りました。 しかしセンチメンタルな感情など一切無いようで、 こんなもん欲しいのか?変わり者だな、お前〜(笑)と言ってあっさり手放したのです。 なので今は米だけを入れて余生を送ってもらっているという訳です。