■ ユリ科(キジカクシ科)宿根草(耐寒性多年草)冬季落葉種 ■ 学 名 : Hosta fluctuans 'Liberty' ■ 起 源 : サガエの交配種 2000年 J.Machen Jr作出 ■ 花 期 : 初夏〜盛夏 ■ 花 色 : 薄紫色 ■ サイズ : 中大型種 ■ 葉 長 : 20~25cm以上(生育後の葉の長さ) ■ 株張り : 80~100cm前後(生育後の最大サイズ) ■ 高 さ : 60~80cm前後(花丈含む高さ) ■ お届けの規格 10.5〜12cmポット苗 サガエの交配種で黄金色の外斑が倍以上に大きく入る四倍体 生育はゆっくり 日本の‘皇帝’と同一種 サガエの系統は斑が生長に応じ徐々に広くなる アメリカホスタ協会の2012年ホスタ オブ ザ イヤーに選定された人気品種 〜担当スタッフのコメント〜 大型のギボウシで斑がとても広く入り、特に春は鮮やかで存在感抜群です。 庭のメインとして使えるほど美しい、まさに銘品です。 日本ではサガエ「皇帝」としてもおなじみです。 本種は選抜種ですから、斑の広さなどに個体差が見られるのが普通ですが、当店ではメリクロン苗を販売しておりますので、葉色が揃っていて安心です。 (サガエもそうですが、この系統は若いうちは斑が細く、株が生育するにつれ斑も広くなってきます) ですが、大きく育っても株の調子が悪かったり、鉢植えで根詰まりしているときなど、斑は細くなり、場合によってはサガエよりも細くなってしまうケースもありますのでご注意ください。 やはり良い環境、良い用土で伸びやかに大きく育てると、その良さが堪能できます。 これほどまでに目立つ品種はそうそうありません。 ◆生育の様子 ↑まぶしいほどの早春の芽吹き ↑葉の展開とともに青みが出てきます ↑春頃 ブルー&ゴールドの鮮やかなコントラスト ↑初夏頃 ↑植栽の様子(初夏頃) ↑群植も美しい(夏頃) 本種は2012年に「AHGA ホスタ・オブ・ザ・イヤー」を受賞した殿堂入りの品種です アメリカ・ホスタ協会(AHGA=アメリカ・ホスタ生産者協会)では、数千種に及ぶギボウシの中から、特に優れた品種を1年に1種だけ選出し「ホスタ・オブ・ザ・イヤー」として表彰し、殿堂入りします。 アメリカ・ホスタ協会はギボウシの生産者や育種家などプロの協会であり、ギボウシ界で最も権威がある協会です。会員による人気投票で選ばれるホスタ・オブ・ザ・イヤーは、育てやすさ、美しさが特に優れていることはもちろん、北米地域で十分に広く販売されていることが条件です。 広く流通することで、しっかりとテストされ、その良さが認識されている品種だけが獲得できる特別な賞ですから、やはり間違いがなく、当店でも特におすすめしています。 基本的な管理 日 照 寒冷地 日向(乾燥地は避ける)~ 明るい半日陰 暖 地 明るい半日陰(午前の日向は可、西日は避ける) 土 壌 肥沃 ■■■■□□ やせ地 ※少し肥沃な土壌を好む 多湿 ■■■■□□ 乾燥地 ※少し湿り気のある土壌 耐乾性 普 通 ある程度耐えますが、乾燥地では生育が遅く、葉色や特徴がよく出ません 耐湿性 やや強い 少し湿り気のある場所に向きます(湿地や過度な多湿は避ける) 剪 定 花後に花茎を切る、傷んだ葉があれば切る(夏~秋)、冬に落葉した枯葉を株元から切る(春の芽吹き前までに) 肥 料 春か秋が適期 (ほぼ不要、生育が思わしくない場合のみ) 増 殖 株分け 消 毒 ほぼ不要(食害虫、葉ダニが出た際は消毒する) お届けする苗について(当店は寒冷地です) 通年、栽培管理を行いながら販売しておりますので、お届けの季節により苗の状態は様々です。おおよそ下記のとおりですのでご参照ください。 春〜夏 春は芽吹き始め(芽吹きは4~5月まで品種により差がある)初夏~盛夏は葉が茂っています 秋〜冬 秋に紅葉し、冬になると葉が枯れ始めて完全に落葉します 冬〜春 落葉中で地上部はありません。根と芽を確認後に発送します 冬季の発送につきまして ギボウシは晩秋、冬、早春は地上部が完全に落葉しているため、根の様子や冬芽を確認してから発送しています。苗の到着時や植え付けの際に根の様子を必ずご確認ください。植物であり、植え付け後の管理にもよりますので、時間の経過したものに対する返品や交換は一切お受けできません。 ※春の芽吹きに対する補償はありませんので予めご了承ください。 ↑苗の様子 早春の芽吹き ↑苗の様子 春頃 ↑苗の様子 サガエ(向かって左)との芽吹き比較 ※季節により姿は大きく変化しますので参考程度にご覧下さい