■ ベンケイソウ科　 宿根草（耐寒性多年草）冬季落葉種（株元に冬芽が残る） ■ 学　名 : Sedum telephium(Hylotelephium pallescens) 'Touchdown Teak'※最新の分類ではマンネングサ属（セダム）からムラサキベンケイソウ属（ヒロテレフィウム）に再分類された ■ 別　名 : 黒葉(銅葉、カラス葉）ベンケイソウ など ■ 花　期 : 夏〜秋 ■ 草　丈 : 30～50cm前後（生育後・花丈も含む） ■ 株張り : 20～30cm前後（生育後・環境差がある） ■ 耐寒性 : 強い（－15℃～－25℃ ※環境差がある） ■ 耐暑性 : 強い ■ 日　照 : 日向 ■ 原産地 : ヨーロッパ（一部中国東北部〜北海道） ■ お届けの規格　9〜10.5cmポット苗 立性セダムの銅葉品種では決定版ともいえる品種 葉、茎は周年赤みが濃く、光沢が出る 花つき抜群で、花茎が数多く立ち、ドーム状にまとまるので倒れにくい 花も葉も濃い色で、アクセントにおしゃれ 〜担当スタッフのコメント〜 　 花・葉・茎と全てにおいてバランスの取れた新しいセダムです。 ヨーロッパやアメリカで非常に人気の高いベンケイソウの仲間は、海外で育種が進んでおり、数え切れないほどの品種がありますが、本種‘タッチダウンチーク’は海外でも「傑作」の呼び声が高い品種です。当店でも2016年より販売を開始します。 葉色や茎は赤みが強く、乾燥して日当たりが良いほどに色が濃くなります。光沢が出る点も美しさに一役かっています。 暖地や日陰では、真夏に少し色が緑がかりますが、それでも従来種よりも濃い色を保ちます。 晩夏になるとブロッコリーのようなツボミをたくさんつけユニークで、花が開くと鮮やかな赤で、葉色との組み合わせが、お洒落な色彩です。 生育の速さ、丈夫さも優れています。 生育速度が早いのですが、コンパクトな改良種のため、伸びすぎて倒れるようなことも少なく、日当たり良い乾燥地ほど、よりコンパクトに、しっかりとしたマウンドを形成します。 耐寒性の強いガーデン向きの多肉植物として、庭のアクセントに、また乾燥に極めて強いので、他の花が育たないような場所にもお試しください。 ↑早春の葉色　透明感のあるブロンズ色 ↑春の葉色　徐々に赤みが濃く変化します 〜セダムについて〜 寒さに強い多肉植物です。 当店で扱う品種は寒冷地でも戸外で越冬可能で、暑さにも強く、暖地でも栽培は容易です。特に乾燥に強いので他の草花が育ちにくい場所にも有効で、斜面などの砂地、乾燥地や屋根、ベランダ、乾き易いハンギング、コンテナなど、アイデア次第で様々に活躍します。 ヒートアイランド現象対策として屋上緑化にローメンテナンスで育て易く、近年益々注目を集める植物でもあります。 おしゃれでかわいいフォルムで欧米でも人気が高く寄せ植えやガーデンのアクセントとして頻繁に使用されています。品種改良も盛んで次々と新しい品種が発表されています。 お届けする苗について（当店は寒冷地です） 通年、栽培管理を行いながら販売しておりますので、お届けの季節により苗の状態は様々です。おおよそ下記のとおりですのでご参照ください 春〜夏 芽吹き〜開花前〜開花中または花後剪定済み ※伸びる時期は葉や茎が取れたり折れたりしやすい 　ですが、丈夫な性質ですぐ脇芽や地際から芽が出ます 　植え付け等には問題ございませんので、 　予めご了承ください 　生長が早いので切り戻しながら育てています 　短く剪定後の苗でお届けの場合があります 　また、春の芽はとても小さいです 秋〜冬 開花中または花後剪定済み〜落葉の途中 冬〜春 低温管理していますので こちら寒冷地では冬〜早春は地上部落葉中です ↑苗の様子　秋頃　販売スタート時期につき、若めです （株が充実すると葉色がとても濃くなります） ↑苗の様子　晩秋頃 ↑苗の様子　春頃 ※季節により姿は大きく変化しますので参考程度にご覧下さい 基本的な管理 日 　照 寒冷地 日向 暖　 地 日向 耐乾性 強　い 向きます 耐湿性 やや弱い 本来の色は出ず、腐りやすい 剪 　定 冬の落葉後に根元の土表面から冬芽が顔を出します これを残して枯れ枝を切り戻して掃除しておきます 肥 　料 不要 （徒長するので、なるべく与えない） 増 　殖 株分け 挿し木 消 　毒 葉を食害する害虫が付きやすいので冬以外、2〜3ヶ月に一度 オルトラン粒剤を少量撒いておくと効果的です