記事 ~2024年 4/9~ 販売開始時期につき、苗はやや若め(小さめ)です ※庭植え、植え替え等は可能なサイズです ■ スイカズラ科 耐寒性低木(つる性) 半常緑〜落葉樹 ■ 学 名 : Lonicera periclymenum 'Windward' ■ 別 名 : ツキヌキニントウ スイカズラ キンギンカ ■ 花 期 : 初夏(秋に返り咲き) ■ 樹 高 : 6m前後(剪定により2m前後にもできます) ■ 耐寒性 : 強 ■ 耐暑性 : 強 ■ 日 照 : 日向 ■ 用 途 : アーチ フェンス、ラティス 庭木 生垣 ■ 原産地 : ヨーロッパ(原種の主な自生地) ■ お届けの規格 9cmポット苗(高さ15〜20cm内外) ※季節によりやや落葉中、剪定済みの場合があります セロティナ同様、ペリクリメナムの改良種でよく似るが、ツボミの赤がさらに濃く、咲き進むと黄色が強く出てはっきりしたコントラストになる ツルの伸びが早く、花の香りも良い 花径約4cm、花房径約9cm 〜ロニセラ(ハニーサックル)の仲間〜 花の美しいツル植物です。様々な花色、花型、香りのあるもの、四季咲き種など、バラエティに富んでいます。 耐寒性、耐暑性に優れ、病害虫も少なく、手軽に栽培できる点が特におすすめの理由です。 欧米ではクレマチスと並び、ガーデンに多く植栽されるポピュラーなツル植物ですが、国内での栽培はまだ少ないように思います。日本の気候下で充分に栽培可能な花ですから、今後有望だと思います。 立体的な空間を生かしたガーデニングの花材として、クレマチスに似たような栽培方法が可能です。 鉢植えでアンドン仕立て、切り戻しながら盆栽風も可能ですが、旺盛な性質、つるの伸びやかさを生かして、ダイナミックにアーチやフェンスなどで一面に咲かせてお楽しみ頂きたいと思います。 ↑這わせたり絡ませたり、用途いろいろです ◆栽培方法 植え場所、管理場所は日当たりの良い場所を選びます。耐陰性もあり半日陰でも栽培可能ですが、日向の方が花つきが良く、見事になります。 栽培開始時は伸びたツルをビニールタイなどで固定し誘引を行います。生育するとフェンス、ラティスなど目の細かいものには自然に絡まっていきますが、壁面などに利用する際は固定、誘引が必要になります。 土質は選ばず、肥料もほとんど不要な花ではありますが、植え付け時には培養土、元肥などを使うと安心です。春先、芽吹き頃に少量の肥料を施すと、より伸びやかに、花つきも良くすることができます。 鉢植えの場合、旺盛な性質で根の張りも早いですから1年に1回程度は鉢上げが必要になると思います。秋に剪定と同時に植え替えも行うと良いです。 ◆生育の様子 春の芽吹き後、丈夫なツルがぐんぐん伸び、初夏頃にたくさんの花を咲かせ、見ごたえがあります。その後、秋まで少しずつ繰り返し開花します。 花には芳香があり、とても良い香りが庭に漂います。 ◆剪定方法 とても旺盛ですので花後は剪定をおすすめします。 毎年コンパクトに咲かせたい場合は株元から20〜30cm残して強剪定を行います。 広い場所で伸びやかに育てたい場合でも、花後に半分ほどの長さまで切り戻すと枝が密になり、花つきも良くなります。 放任、無剪定でも大丈夫ですが、株元がさみしくなり徒長した姿になりますから、なるべく一年に一度は剪定を行ってください。 新枝咲き(春に伸びる新しいツルに開花)ですので、秋に伸びすぎた場合は冬にも剪定可能で、春までに姿を整えておきます。 ◆季節による変化 ● 春 → 芽吹き ツルが伸びる ● 初夏 → 開花 花後に剪定可 ● 夏 → ツルがよく伸びる 剪定可 ● 秋 → 返り咲き 剪定可 ● 晩秋 → 黄色に紅葉 剪定可 ● 冬 → 落葉(または常緑)で越冬 剪定可 お届けする苗について(当店は寒冷地です) 通年、栽培管理を行いながら販売しておりますので、お届けの季節により苗の状態は様々です。おおよそ下記のとおりですのでご参照ください 春〜夏 芽吹き〜開花〜実付き 秋〜冬 紅葉中〜落葉の途中(または剪定済み) 冬〜春 落葉中(剪定済み)〜芽吹き※冬などは低温管理により葉がありません ↑苗の様子 夏頃 ※季節により姿は大きく変化しますので参考程度にご覧下さい 基本的な管理 日 照 寒冷地 日向 暖 地 日向 耐乾性 普 通 根が張ればある程度耐えます 耐湿性 普 通 ある程度耐えます 剪 定 秋 肥 料 春か秋 必要に応じて(ほとんど不要) 増 殖 挿し木 消 毒 目立った病害虫はありません