今回は青花の半八重咲き種'ブルーダブル’です 葉の様子や生育は一重咲きと変わりません ■ キョウチクトウ科 宿根草(耐寒性多年草)冬季半常緑種 ■ 学 名 : Vinca minor ■ 別 名 : ビンカ マイナー(学名)、ツルビンカ、ペリウィンクル など ■ 花 期 : 春〜夏 ■ 草 丈 : ツル性種(草丈:5〜10cm前後) ■ 株張り : 30cm以上(生育後・環境差がある) ■ 耐寒性 : 強い(−15℃〜−25℃ ※環境差がある) ■ 耐暑性 : 強い ■ 日 照 : 日向〜やや半日陰 ■ 原産地 : 南ヨーロッパ(主な自生地) ■ お届けの規格 9〜10.5cmポット苗 葉が小さいタイプのツル日々草 細かい葉が低く茂るのでグランドカバーに向く よく伸びるツルからも根を下ろし、広範囲のカバー、雑草除けに適している 日陰にも耐え、植木の下草にも良い 花は青紫で花期も長い 〜担当スタッフのコメント〜 ツルニチニチソウには葉が大きい「マヨール」と、葉が小さい本種「ミノール」があります どちらも丈夫でよく広がるのでグラウンドカバーに適しています。 葉が大きいマヨールは大柄なので、伸びるスピードも速く、広範囲のカバーや石垣などの高い場所から枝垂れさせる、などの用途に向いています。 葉が小さい本種ミノールは伸びるスピードは上記より遅いですが、葉が小さい分、より密集して、しっかりと地面を覆います。 細かい雑草が生えにくくなるので、雑草除けになりローメンテナンスです。 日向や乾燥にもある程度耐えるので、斜面の土留めなどにも有効です。 日陰にも強く、半日陰の場所のカバーにも。徒長しにくいので綺麗にカバーできます。植木の株元のカバーにも良いです。(木の株元は日陰・痩せ土・乾燥など悪条件なので、使える植物はとても少ないです) 春には青紫の花をたくさん咲かせます。 大葉のマヨールは花茎が立ち上がり、春〜初夏に咲くのですが、本種ミノールは、それよりも早い時期に低い丈でたくさんの花を咲かせます。 メインの花期は春の前半ですが、その後も夏までポツポツと可愛い花が見られます。 暑さ、寒さに強く、極めて丈夫な性質なので、日本全国でグラウンドカバーにご使用いただけます。 ツルのような枝が伸びて広がり、根を降ろすので、時間をかければ、少ない株数でも広い範囲のカバーができてリーズナブルです。 ↑プリムラ(ベリス、ブルガリス)と春の美しいコントラスト ↑日陰に強いので庭木の下草にも お届けする苗について(当店は寒冷地です) 通年、栽培管理を行いながら販売しておりますので、お届けの季節により苗の状態は様々です。おおよそ下記のとおりですのでご参照ください 春〜夏 芽吹き〜葉が展開〜生育中(もしくは剪定済み) 秋〜冬 やや紅葉中〜軽く落葉する 冬〜春 低温管理しておりますので、冬は葉が少なめです ↑苗の様子 冬頃(落葉中・切り戻し中) ↑苗の様子 早春頃 ※季節により姿は大きく変化しますので参考程度にご覧下さい 基本的な管理 日 照 寒冷地 日向〜半日陰 暖 地 日向〜半日陰 耐乾性 普 通 ある程度耐えます 耐湿性 普 通 ある程度耐えます 剪 定 伸びすぎたら短くカットし、葉を充実させる 肥 料 春か秋が適期 (ほぼ不要、生育が思わしくない場合のみ) 増 殖 挿し木 株分け 消 毒 目立った病害虫はありません