オーストラリアに自生している常緑高木です。 自生地は乾燥地域なので、乾燥に耐えるために幹の根元に水分を貯めて育ちます。 根元がぷっくりと膨らんだ個性的な樹形が、ブラキキトンの特徴です。 ユニークな樹形をしていますが、とても丈夫で育てやすく、おしゃれな観葉植物として注目されています。 ルぺストリスの葉は細長く、スタイリッシュな印象を与えます。 幹の曲がり方が一つひとつ違うことも魅力です。
学名:Brachychiton rupestris 英名:Queensland bottle tree タイプ:アオギリ科ブラキキトン属 別名:ブラキキトン、ツボノキ 原産地:オーストラリア 耐寒性:やや弱い(5度以上) 耐暑性:強い 耐陰性:あり 日照:日向
【育て方】 日当たり置き場所 屋外 春~秋にかけて屋外で管理することができますが、夏の直射日光を当ててしまうと、刺激が強すぎて葉焼けを起こしてしまうので、30%~50%の遮光をしてください。 遮光率はそれぞれの環境に合わせて調整してください。 気温が高ければ高いほど葉焼けは起きやすくなるので、40℃を超える場合は日陰に移すことをおすすめします。 屋内 耐陰性があるので、屋内でも大丈夫です。 しかし、日光がよく当たった方が健康な株になるので、なるべく日光が当たる場所に置いてください。 室内だからと言って直射日光を当ててしまうと葉焼けを起こしてしまうので、レースのカーテン越し程度の日光を当てて下さい。
水やり 気温が低くなると休眠するので季節や気温(室温)によって水やりのタイミングを変える必要があります。 気温が高いとき 主に春~秋の生長期では土の表面が乾燥したらたっぷりと水を与えるようにします。 気温が低いとき 気温が低くなってくると生長が緩慢になってきます。 そのため、水をあまり必要としなくなるので、水やりの回数を減らします。 具体的には、土が完全に乾燥してから水やりをしてください。 ボトルツリー(ブラキキトン)を乾燥させて樹液の濃度を高めることで耐寒性を上げる事が出来ます。 水やりの回数を減らして葉が落ちてきたりするようならば水やりの回数を増やすなど調整してください。
葉水 葉水は乾燥を防ぐだけでなくハダニやアブラムシなどの害虫を予防する意味もあるので、毎日1回は霧吹きなどでするようにしましょう。 葉にホコリが積もりやすいので、葉水のときに濡らしたティッシュペーパーか、ハンディモップを使って拭いて下さい。
肥料 基本的に肥料は無くても良いのですが、与えた方が生長が早くなります。 冬場の生長が緩慢になるときに肥料を与えてしまうと肥料焼けをする可能性があるので、春~秋の生長期に与えるようにします。 肥料の種類は適切な濃度に希釈した液肥を10日に1回与えるか、緩効性の置き肥を与えてください。 有機肥料ではなく、化成肥料を使うことでコバエの発生を予防することができます。
病害虫 ハダニがつくことがあります。殺虫剤で対応してください。