自分にとって心地良い「物の量」をキープする方法

自分にとって心地良い「物の量」をキープする方法

整理収納を考えるときに、一番課題になるのは「物の量」。わかってはいるけれど、なかなか思うように管理できずに、いつの間にか増えている……なんてことも多いのではないでしょうか。こちらでは、自分で物の量を決めて、ちゃんと管理していくためのヒントを、RoomClipユーザーさんのお写真と共にご紹介いたします。

まずは適正量を決める

物の量を管理するには、きちんと自分にちょうどいい量を決めなければなりません。この自分にちょうどいい量を「適正量」と言います。まず、それぞれのアイテムを、3ステップで適正量にしていきましょう。

①自分が絶対にないと困る量を把握する

まず、各アイテムに対して、自分が生活していくうえで、絶対になくてはならない量を把握します。Kaoさんのように出しておく服の数をミニマルにしぼることで、広々としたクローゼットも実現でき、一石二鳥です。

②自分にちょうどいい量を決める

絶対必要数がわかったら、次は現実的な自分にちょうどいい量を決めていきます。miii_yさんは断捨離をした上で季節外れの衣類は衣装ケースに入れて、無駄のない整理整頓されたクローゼットになっています。

③各アイテムを自分が決めた量にする

ご家庭にある食器は数や種類が多く、形も千差万別なので収納するには工夫の必要がありますよね。maronさんは必要な食器のみをウッドシェルフに格納し、整然とした魅せる収納が実現できています。

数で管理する

適正量を決めて管理を始めたアイテムですが、日々生活していればその量は増減していきます。ここからは、そんな増減をムリなく、上手に管理していく方法をいくつかご紹介していきます。物の種類によって管理のしやすい方法や、自分がやりやすい方法を見つけて実践してみてくださいね。

個数で管理する

適正量を数値で決めている物ならば、そのまま個数管理するのが、最も簡単な方法です。食品や日用消耗品に適しています。yuka.homeさんの納戸収納は扉を開ければキッチンペーパーや洗剤の残数が見えるように工夫されています。

ハンガーの数で管理する

こちらは洋服に有効な管理方法。あらかじめ、ハンガーの量を適正量の本数にしておき、それ以上ハンガーの数を増やさなければ服も余計に買わずに済みますね。sakanakunさんはIKEAのハンガーを使用してきっちりと収納されていて、空間としての雰囲気もセレクトショップのようで素敵ですね。

置き場で管理する

置き場に仕切りなどを設けて、その個数しか入らないようにしておいたり、細かくそれぞれの物の定位置を決めておけば、余計に生活スペースを使うこともないですね。auroraさんのキッチン引き出し収納はどこに何を入れるかまで決められていて、お片付けも楽しくなりそうです。

入れ物を使って管理する

個数で決めるのが難しい物に対してや、そこまできっちり1つずつの数を決めるのは自分にはムリ!という人には、入れ物を使って管理する方法がおススメです。そこに入ればOKというざっくりなルールなので、個数管理よりも自由度が高く、負担が少なく始められます。だからといって、大きすぎる入れ物はナシですよ!

入れ物からはみ出さなければOK

箱やカゴなどに入ればOKというシンプルなルールですが、その入れ物から中身がはみ出して見えてしまうと、収納が一気にごちゃついて見えてしまいます。Merrydayさんのご自宅ではニトリのインボックスがパントリーにシンデレラフィットしていて、中身もまったく見えないので、見ていて気持ちが良いですね。

袋に入ればOK

こちらは、より自由度が高い袋を使うという方法です。milkさんはペーパーナプキンやコーヒーフィルターを袋に収納しています。袋ならば、形の制約が減るので、ちょっと特殊な形やサイズの物にも対応でき、便利です。紙袋やナイロン製の場合、耐久性はそんなに高くないので、その点に注意は必要です。

ペーパーナプキンやコーヒーフィルターなどを袋で収納♡
milk

フタが閉まるまでOK

フタを使うと、量の限界がわかりやすいですよ。閉まらなくなったら減らすというわかりやすさは、子どもにも伝えやすいので、おもちゃなどの管理に最適です。nobukoさんのDIYおもちゃ箱はフタを閉めれば机にもなり、お子さんも愛着がわくのではないでしょうか。

引き出しが閉まればOK

タンスや衣装ケースなどの引き出しを利用している場合は、その引き出しがスムーズに閉まるかどうかを判断の基準にしても。atominaさんのタンス収納は余白がなく、衣類を最大量収納できています。お子さんも毎日お洋服を選ぶのが楽しくなりそうですね。


いかがでしたか?気を抜けば、物はいとも簡単に増えるものです。こちらでご紹介したヒントをもとに、自分にあった管理方法を見つけて、自分に合った量をキープしていってくださいね。


RoomClipには、インテリア上級者が投稿した「増やさない 収納」のオシャレでリアルなインテリア実例写真がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね!

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