「ミニマルに、よりコンパクトな収納を考えるコツ」 by satoさん

「ミニマルに、よりコンパクトな収納を考えるコツ」 by satoさん

RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。

今回は、ミニマルな暮らしづくりを通して、透明感のある心地よいインテリアを楽しまれているsatoさんに収納のコツをお伺いしました。収納道具も必要最小限にする、『持たない暮らし』のつくり方をチェックしていきましょう。

今回教えてくれたユーザーさん♪

夫婦と7歳娘、3歳息子の4人家族です。 息子を出産するまで、足の踏み場のない部屋で生活していました。あるとき、掃除ブログを見て『こんなキレイな家で生活している人がいるんだ……!』と衝撃を受け、断捨離開始。今は、働きつつ家事育児に追われる毎日ですが、あのとき断捨離したおかげで、片付けのストレスがない日々を送ることができています。

重視しているのは、ものを減らすこと

satoさん宅のインテリアは、『余分がないから、余白が残る』洗練されたシンプルさが魅力です。ご家族が集まるLDKの収納を見ても、実にミニマル。オープンラックにすっきりとものが収まる様は心地よく、インテリアの一部として日常の道具が溶け込んでいるのが素敵です。収納や整理整頓については、どのようなことにこだわり、工夫をされているのですか?

satoさん

「私は片付けがすごく苦手なので、細かく分けず、大雑把に収納場所を決めるようにしています。 収納BOXもあまり使いません。基本的には片付けることより、ものを減らすことを重視しています。」

なるほど、収納BOXをはじめとする収納道具も、またものに違いありません。本当に必要なのか、もっと違うもの・もっとかさばらないもので収納をよりよくできないかを考えることが、satoさん流の収納づくりのポイントと言えそうですね。そうは言っても、収納BOXは収納づくりの強い味方……。どうしたら、それを省くことができるのかが気になるところではないでしょうか?

ここからは、satoさん宅の3つの場所をピックアップしながら、収納BOXを使わない快適な収納づくりのやり方やメリットを取り上げていきます。シンプルなインテリアを目指している方はもちろん、収納道具を増やしたくない、そこにコストを割かずに収納を見直したいと考えている方も必見のアイデアが満載です。

収納BOXを使わない収納方法3選

その1 キッチンは、仕切り板でスマートに

satoさん

「キッチン用品は、100均の仕切りを使って収納しています。 収納ケースを使うと、どうしてもそれ自体が汚れますので、これで洗う手間も省いています。 家族も取り出しやすく、ひと目で分かるようにしました。」

その2 防災グッズは、専用スペースで一目瞭然

satoさん

「こちらは下駄箱に設けた、防災グッズスペースです。 見ての通り収納ケースは使わず、そのまま置いています。何がどこに・どれだけあるのかが一目瞭然で、取り出すのもワンアクション。いざという時、本当に必要なものだけを選び持ち出すことができると思います。 特に、消火器や懐中電灯のように咄嗟に使うことになるであろうものは、『どこにしまったかな?』と慌てる心配がありません。」

その3 バス周りは、吊り下げ収納&愛用の便利グッズでノーストレス!

satoさん

「バス周りも、ストックや洗剤などものが増えがちな場所ではないでしょうか。衛生面や掃除のしやすさにも配慮し、ここでは吊り下げ収納を積極的に取り入れています。

ちなみに、シャンプー・リンスやボディーソープは、詰め替えパックにホルダーとポンプを付けるだけでよい『詰め替えそのまま』という商品を使っているんです。 以前はボトルに入れ替えていましたが、周りが汚れたり、中を洗う手間が面倒だったりしたので、この商品はものの削減という意味以外でもかなり重宝しています。 我が家の手放せないもののひとつです。」

オススメの収納アイテム

ITEMニトリのパインラック マンクス(2段~4段)
PRICE3695円~5547円(税込)

収納するものに合わせて、高さ調節ができるところがよいです。 掃除機をかけられるように、下に隙間をあけることもできます。我が家では、収納だけではなく、アロマディフューザーを置いたり、時計を置いたりと、見せる収納インテリアとしても大活躍。ナチュラルな雰囲気のお部屋には、特にピッタリな商品だと思います。

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最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました

satoさん

「とにかくものを減らすことです。 私は、断捨離に1年かけました。そんなこともあり、収納というものを考えられるようになったのは、実を言うとつい最近なんです。 100均で大量に収納ケースを買って、本当に後悔した経験もあります。だからこそ、収納を考える前に、『まず不要なものを処分することが大切だ』と、心から言えます。」

ものは、きっともっと減らせる

断捨離からはじまるsatoさんの収納づくり、暮らしづくりは、ミニマルであることを研ぎ澄ませていました。断捨離を通して、持ち物の整理をしても、収納道具については『例外』としてしまうことも多いのではないでしょうか。すっきり整理整頓するために、見た目を統一するために、気が付くと収納道具だけは増えていたりするかもしれません。でも、satoさんはそこで立ち止まります。『重視しているのはものを減らすこと』だから。

そして、それぞれの場所・ものの目的や使い勝手にあった最適な整理整頓を収納道具を増やさずに実現されています。もちろんその分、収納にかかるコストもミニマルにすんでいるはず……。魅力的だと思いませんか?ぜひ、satoさんの不要や余分を見つけ、減らす、ミニマルでコンパクトな収納づくり参考にしてみてください。


satoさんはご紹介した他にもRoomClipに素敵なインテリアを投稿していらっしゃいます。ぜひご覧下さい!

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