花瓶・フラワーベース
  • 商品説明
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部屋の装飾 Birger Kaipiainen (Finland, 1915-1988)は、パラティッシやスンヌンタイのような量産品をデザインすることは非常に少なく、オブジェや絵皿といった一点物のアートピースを制作し続けていたアーティストです。なかでも壁に掛けて飾るような大皿を数多く残しています。当時も高価な物であり、現在も当然高価な物であり続けていますから、簡単に手が出る物ではありません。そういったアートピースで部屋を飾りましたら素晴らしく立派な空間になるのは勿論ながら、それを実現するのは難しい。だからパラティッシのベースで部屋を飾るというのは、カイピアイネンの装飾で部屋を飾ることができる現実的な方法の一つだと思います。実際にいつも目に入る場所に飾り、いつも眺めながら生活していましたら、部屋が少し立派に見えるように感じ、気づけば僕は過去にカイピアイネンが装飾を施したテーブルランプを頭に浮かべていました。寸胴で背が高く側面にパラティッシのような装飾が手描きされ、陶器製ビーズで装飾されたテーブルに置いて使うような照明です。それ以外にもカイピアイネンは多くのアートピースにパラティッシのような装飾を施しています。だから、パラティッシの装飾というのは食器に限るわけではなく、こういったベースともマッチするのは当然で、そういったアイテムは部屋にあってとてもとても静かに映えるのです。 アラビア150周年アイテム 2023年にアラビアは150周年を迎え、その記念アイテムとして生産された3つのパラティッシブラック。絶対に再生産されない物ではありませんが、あまり作られることのない3アイテムですから、パラティッシブラック愛用者の皆さまはどうぞ見逃すことなかれ。ベース18cmはパラティッシ発売当時の1970年代にラインナップされていたアイテムではなく、近年に追加された新アイテムなのですが、長らく生産の続く他パラティッシアイテム群の中にあって違和感なく、とてもうまく馴染んでいます。バックスタンプもアラビア150周年の特別版、裏返した姿は何より立派に見えます。こちらも再入荷の予定はありません。 パラティッシ染め パラティッシは、パーティーに映えるようカイピアイネンがデザインした食器群、そもそもプレートやボウルはどれもオーバル型でしたし、チュリーンやジャー、ピッチャーといった特殊なアイテムも揃えられていてバリエーションも豊富です。そんなパラティッシを中心にして組み立てた食卓は、形状も様々異なり、食器ごとに高低差も生まれ、そこを大柄なパラティッシ装飾が全面を埋め尽くすものですから、特別立派に目に映ります。特にパラティッシのブラックは長らくスコープが大事に思い続けている食器群ですから、ここに不定期生産アイテムではありますが、ベース18cmが登場したのは本当に嬉しかったのです。食器だけでなく、食卓を飾る花器もパラティッシ柄で染めるのですから、そのパラティッシの食卓らしい立派な雰囲気がより一層増してしまうのは当然です。生ける植物も花に限ることなく、パラティッシの延長線上のように考えて葉や実を飾りましても素敵です。またパラティッシ柄のベースはかなり存在感がありますから、生ける植物が地味でも絵になり、葉だけでも良いぐらいですから、とにかく気軽に適当に生けてみてください。余っていた植物を”とりあえず”このベースにいれておきましたら、それがなんだかいい感じに見えました。 スペック 材質 磁器 寸法 約W130×D110×H180mm / 840g / 1625ml(満水) 生産 Made in Thailand 購入前に確認ください ・ 小さな黒点やピンホールは良品としています。

【5月7日以降5月9日までに発送】アラビア / パラティッシ ベース18cm ブラック [Arabia / Paratiisi]

¥ 14,300 (参考価格)