植物本体サイズ 胞子葉 最長約35cm ※個体差があります。 コルク板サイズ 幅：約15cm前後　縦約30cm程度 ※色みは実際と異なる場合もございますのでご了承ください。 学名 Platycerium(プラティケリウム) 分類 ウラボシ科 (Polypodiaceae) ビカクシダ属 (Platycerium) 原産 オーストラリア・アフリカ・アジア等の温帯雨林や熱帯雨林 特徴 本来は熱帯雨林等の樹幹に着生する植物ですのでこういったコルクの樹皮などに紐で縛り、おしゃれに吊り下げて楽しむことが可能です。 ごく稀に、小さな虫が紛れ込んでいる可能性がありますが、当店では念の為お客様にご安心いただける様、除去剤も使用しております。 上記対応を行っておりますがこちらの商品は植物である特性上、ご了承願います。 生育温度 20℃〜30℃ 耐寒性 最低気温がだいたい15度程度を目安に暖かい室内に入れて管理を行います。 そして気温が低い季節は水やりを控えめにし、温度と湿度に気をつける様にし、カラッカラに乾燥させないように気をつけてください。 日照管理 葉の表面についた星状毛と呼ばれる器官は、強すぎる日光から葉を守るためや水分の余計な蒸散を防ぐためと言われており、故意に除去はしてはいけません。また再生することもない為、新しい葉が生え変わるしか方法がないと言われております。 ビカクシダは比較的、日光が強いところで育てると葉が白くなり、対して日陰で育てると緑の葉を出します。 これは星状毛の特性で、日光を防ぐために星状毛を生やして適応し、逆に日陰では必要ないため、星状毛が少ない葉が出てくる為です。 育て方としては直射日光を避け、よく日に当てると大きく成長します。 水管理 湿度の高い環境を好む為、たっぷりの葉水を与えます。土も同様、乾いたらたっぷりの水を与えてください。 水を十分に吸わせる為に、ジョウロ等の流水の場合はなるべく長時間当てて、よく水を吸わせる様にします。 かける流水が強過ぎると星状毛が取れてしまう為、水やりの際は注意して行います。 受け皿に水を貯めた状態や、たっぷりと水を与えて育てる事で胞子葉の発育を促すことができます。貯水葉はゆっくりと成長していきます。 ビカクシダの特徴として、葉の種類が貯水葉と胞子葉という2種類の葉があります。 貯水葉は水を貯める為にスポンジ状になっており、形状も水を貯めやすい様に、ひっくり返した傘のような形状であったり、球状になって水分を逃さない様にしています。 貯水葉は何枚も重なり合って生えて、より水分を溜め込める様になっていきます。成長し大きな株になるにつれ数十枚の貯水葉を付けていきます。 胞子葉は、成長した株の場合は葉の裏側にも胞子をつける為、繁殖の為の葉となります。 貯水葉は表面の新しい1〜3枚程度を除いて、茶色く枯れていることが多く見られますが、枯れていたとしても本体へ水を供給するスポンジの役割をしている為、基本的には除去しない方が良いと言われています。