ムーミンパパが時計のガラスを割って飛び出した!
ムーミンの壁掛けクロック「ムーミンパパの大脱出」は、
原作コミック『MOOMIN : THE COMPLETE TOVE JANSSON COMIC STRIP』に収録の
「Moomin on the Riviera」のワンシーンをもとに制作しました。
このお話は、2014年にグザヴィエ・ピカルド監督、ハンナ・へミラ監督により全編手書きの
長編アニメーションとして映画化(邦題:劇場版 ムーミン 南の海で楽しいバカンス)されたので、ご存じの方も多いはず。
ムーミン一家が地中海沿岸のリゾート地リビエラを訪れ、ふだんのムーミン谷の暮らしとの違いに翻弄されつつ、絆を深めていく様子が描かれています。
物語の後半では「パパ・ド・ムーミン」こと、ムーミンパパが警察に追われるシーンがあります。
映画では、ムーミンパパの機敏な動きと胸躍る音楽が流れ、スタイリッシュな逃亡劇が繰り広げられています。
今回クロックのモチーフになったのは原作コミックの逃亡シーン。なんと窓を割って逃亡してしまいます。
(窓を突き破って外に飛び出たあとのパパの言葉は「帽子が傷ついていなければいいのだけど…」。なんともムーミンパパらしいですね!)
その窓を割って飛び出た様子を、時計のガラスを突き破ってムーミンパパがこちらの世界に飛び出てきたイメージと重ねました。
トーベ・ヤンソンの天才的なドローイングのタッチもそのままに、ムーミンパパが飛び出すまでの3コマを文字盤に盛り込みました。
淡いサンドベージュに似た色味ですので、インテリアにも合わせやすく仕上がっています。