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黒猫ネッコは２度、私の店で出産しました。ブロカントアップルボックスに、ホームセンターでフリースなど買ってきてしこみ、ネッコに店のどこがいいのか決めてもらい、レジカウンターの下で。私は 造園で店を空けることが多かったので友人とコネッコが留守番。お客様がみえるあいだはオンラインで現場から対応。このこも夜中、公園や近所を母猫とウロウロし、近所の人が翌日教えてくれてた。早いうちに、母猫は雄猫には早いうちに、親離れをしいる。見ていて辛かった。私は寝床とご飯、ミルクを提供するに徹していた。自分には母猫のいないショコラとチョコレートが家で待っているから。こねこは甘えたい、母猫はつきはなす。そんなある日、朝店に行くと、少女が店の中をのぞいていた。おねえさんの猫ですか? 私、トラックの下で拾った猫が一匹で可愛そうだから、こねこ、譲ってくださいと。一応、色々伺ってみたら、びっくりするほどしっかりしていたので、お父様お母様の教えですか?とたずねたら、自分で色々調べたと保健所のことやら動物園のことなど知識が豊富。私はこの少女なら母猫もいいというだろうとおもい、お父様お母様も承諾したらねというと、家族そうででこねこをくださいと。家族が猫が大切一家。仔猫を迎えるため大掃除して来たと…私は泣かないと決めていたのに、キャリーケースのなかから力いっぱいなく仔猫の声で泣き崩れた。こんな大事な時に母猫ネッコはというと、親離れするためにか数日姿を見せなかった。のに、仔猫が新しい家族のもとへいった直後振り返ると私の直ぐ後ろに。それからまもなくして、今の白猫2頭が産まれた。このキジトラは虎という名前をもらい、今も姫という雌猫とみうちゃんという女の子と一緒に寝て起きている。
